カードローンの利用で多重債務にならないための意識と心がけ

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よくニュースで、カードローンやクレジットカードをいくつも利用してしまい、自力では返済出来なくなる事例を見るかと思います。


お金の問題はキリがないもので、問題に対処したからといって、新たな問題が発生するだけであり、根本的な解決をすることは難しいです。


たとえば、クレジットカードや消費者金融などの返済の際、リボ払いのせいで時間がかかり、完済できない問題がありました。


この問題は、最低返済額を返済し続けても、5年以内に完済できるようにという自主規制により対策されました。
(※カードローン等の現金の直接貸付のみ)


また、消費者金融の多重債務問題は、貸金業法を改正し、年収の1/3以上の融資を受けることが出来なくなること(総量規制)で対策されました。


しかし、総量規制で借りられなくなった人が、総量規制の対象とならない銀行カードローンを利用して多重債務になり、終わりがない問題となっています。


ただし、カードローンやキャッシング、クレジットカードは、限度額の範囲内で、好きな時に融資を受けることができる、非常に便利なサービスであることは間違いありません。


実際に、当サイトで現役利用者300名からアンケート調査を行ったところ、カードローンがあってよかったと答えている人が8割以上となっています。


カードローンやキャッシングがあって良かったと思いますか。
良かったと思う 415名 83.0%
なかったらいいと思う 85名 17.0%

ただし、実際に自分が持っている以上のお金を動かせてしまうので、利用者にとっては大きな責任を負うことを忘れてはなりません。


この記事を書いたゼニエモン自身も、10年以上前ですが、身を持って多重債務を経験しました。


このページでは、多重債務になる可能性のある8つの要素と、それに対しての心がけについてをまとめてみました。


現在、借り入れが徐々に増えている人や、これから融資を受けたいという人は、せひお読みください。


    多重債務とは?

    多重債務とは、具体的には、消費者金融や銀行などの貸金契約を、いくつも結んでしまっており、返済が困難な状態を指します。


    以下の項目に当てはまる人は、多重債務である可能性が高いです。

    • 借金で借金を返済している
    • 毎月利息分だけしか返済できていない
    • 貸金契約が4つ以上
    • 毎月返済可能な金額と返済額が同等、もしくは、返済額のほうが多い

    多重債務に陥る人は稀であるということを知っておく

    多重債務には、利用者が利用を始めたら確実に陥るわけではありません。


    滞納する人は、当サイトの調査によれば、以下のような割合になっています。

    これまでに、滞納を経験したことがありますか。
    数日程度滞納したことがある 69名 13.8%
    数週間滞納したことがある 41名 8.2%
    1ヶ月以上滞納したことがある 22名 4.4%
    滞納はしたことがない 368名 73.6%

    最初に借入した金額から現在は増えていますか。減っていますか。
    完済し利用していない 154名 30.8%
    限度額まで借入した 69名 13.8%
    徐々に増えている 69名 13.8%
    徐々に減っている 135名 27.0%
    変わっていない 73名 14.6%

    これら見ると、大半の人は滞納せずに返済をしています。


    長期の滞納は、約4%の人しかいません。また、借り入れ額が減っている人や、完済したりしている人は、6割近くいます。


    つまり、限度額まで借りて滞納をする人は、ごく一部だというのがわかります。


    しかし、限度額まで借りて滞納する人は、多重債務に陥る可能性が、非常に高いです。


    なぜなら、このような人は、これから紹介する8つの要素により正しい判断が出来なくなり、多重債務に陥ってしまうからです。


    以下の多重債務に陥る要素を見てください。


    多重債務に陥る原因となる8の要素

    ゼニエモンのあっという間に200万まで負債が増えてしまった体験を元に、その時の心理状況や、行動などを8の要素としてまとめました。


    人によって原因は違えど、本質的にはさほど相違はないはずです。


    自分のお金と錯覚し始める

    キャッシングにおいて、いきなり高額での融資を求める人は多くありません。


    先ほどのアンケートで、初回融資はどれくらいの金額が必要だったのかを調査したしたところ、回答は以下となりました。

    どのくらいの金額が必要で利用しようと思いましたか。
    1万円〜5万円台 111名 22.2%
    6万円〜10万円台 108名 21.6%
    11万円〜20万円台 55名 11.0%
    21万円〜30万円台 64名 12.8%
    31万円〜40万円台 33名 6.6%
    41万円〜50万円台 33名 6.6%
    51万円〜60万円台 17名 3.4%
    61万円〜70万円台 9名 1.8%
    71万円〜80万円台 7名 1.4%
    81万円〜90万円台 9名 1.8%
    91万円〜100万円台 16名 3.2%
    101万円〜200万円台 15名 3.0%
    201万円〜300万円台 13名 2.6%
    301万円〜400万円台 10名 2.0%
    それ以上 0名 0.0%

    4割以上の人が、30万円以下の融資を希望しています。


    30万円以下で返済ができなくなることは、まずありません。


    つまり、初回の希望する金額での融資を受け、徐々に借入が増えていったということが原因です。


    初めての融資にも関わらず、恐れずに融資を受けるという人は少ないはずです。


    最初は、キチンと返済できるのかどうか、不安を覚える人が大半だと思います。


    実際、ゼニエモン自身も、最初は2万円程度の融資を希望し、10万円の借入枠になりました。


    そして、初めて誰にも相談なしで受ける融資は、今でも覚えていますがかなり不安でした。


    しかし、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」といったもので、返済を数回行うと、思ったよりも楽ということを感じ始めます。


    そして、そこから更に3万円融資を受けても、返済金額は同じで、生活は変わりませんでした。


    これを3回、4回と繰り返していくうちに、あたかも自分の普通預金の銀行口座のキャッシュカードから預金を降ろすかのような感覚にさえ陥ってしまいます。


    安易な事でもお金で解決しようとする

    なんでもカードローンで解決したい人


    自由にお金を利用できる環境を一度味わってしまうと、なかなか元の生活に戻れなくなります。


    お金を自由に動かせる環境であるからこそ、本来やらない行動さえも起こすようになります。


    「それなら金だすからいいでしょ?」
    「面倒だから払うよ。」


    このような、擬似的な金持ちの感覚です。


    もっと探せば、お金のかからないものであったり、本来不要であるお金ですら、お金で解決しようとしてしまう行動をするようになります。


      ゼニエモンが過去に行ったことの一例では

    • ギャンブル(パチンコ・競艇等)は毎日やっていた
    • 我慢したい気持ちはあるが夜の街に度々繰り出した
    • 給料日前に後輩に先輩面をしてお金を貸した
    • 後から返ってくる可能性が高いお金はカードローンから捻出した

    簡単にいうと、このような感じです。


    後輩にお金を一時的に貸して、戻ってくれば入金だけすればいいやと考えても、戻ってきたら入金するのが勿体ないと思っていました。


    3回の出金に対し、入金は1回程度の割合になって、出て行くお金の方が大きくなり、債務は膨らんいくようになりました。


    意識として絶対に持っておかなければならないのは、お金を利用する時に、

    本当に利用する必要のあるお金なのか


    キャッシング出来なかったら自分はどう動くか

    ということを一度考えることです。


    ほとんどの場合、それは不要なお金だったということに気付きます。


    どんな形であれ、本当に必要なお金であるのか一度考えるようにしましょう。


    生活スタイルの水準を上げてしまう

    まずいのが、生活スタイルの水準を上げてしまうことです。


    たとえば、月に3万円借りると、自由に利用できるお金が月に3万円増えます。


    人間、生活の水準を高めてしまうことは、とても簡単に行えてしまうものです。また、その高くなった水準は、心地よい環境です。


    しかし、生活水準を上げてしまうと、どうしても月のそのプラスされた3万円がなくなってしまうと、物足りない生活になります。


    そのため、返済をしなければいけないにもかかわらず、限度額まで融資を受け、それを維持しようとします。


    これによって、新たな借入先を探して2社目と契約し、返済に充てながら融資を受けるという、最悪の循環が始まることもあります。


    カードローンは、それありきで生活するものではありません。


    一度融資を受けたら完済を行って、また利用する意識が必要です。


    借金を過小に評価し、実際の借り入れ状況とズレた考えをしてしまう

    利用金額に対し、返済額が低いことで、実際の借り入れ状況と、感覚にズレが生じることがあります。


    10万円ほどの融資でも、現在はほとんどの業者が、最低返済額を4,000円設定しています。


    ゼニエモンが借りていた当時は、さらに低く3,000円程度でした。


    そのため、借金の返済は大したことないな、という気持ちが芽生えてしまいます。


    現在は、10万円借りた時の金利は、金利が最も高くても、月にすると約1,500円(30日換算)です。


    なので、負担を過小に考えてしまい、これが後に生活を圧迫することも想像もできないでしょう。


    しかし、キャッシングは、本来返済しなくてはならない金額よりも、低い金額で返済となっているという自覚を持ちましょう。


    数十万円程度の借り入れだと、すぐに返せると思いがちです。


    なぜなら、毎月自分が使えるお金を、自由に返済に充てられると考えるからです。


    「10万円?いざという時は月に3万ほど返したら3ヶ月くらいで完済できる金だろ。ちょっと我慢すればいいだけやん。楽勝やろ!」というように考えてしまいます。


    しかし、実際に生活してみると、そもそも苦しいからお金を借りたわけであり、月に3万円も返済することは難しいです。


    これは想像以上にキツイということを把握しておきましょう。


    融資を受ける前と同じように過ごしながら、返済するお金を捻出するのは想像以上に難しいことです。


    返済は自分が思う以上にキツイ、最低返済額だけ返済したら5年近くかかるということを意識して、利用するようにしましょう。


    一攫千金を狙いギャンブルで返済したくなる

    借り入れたお金を、ギャンブルに使っている人は、特に要注意です。


    債務が膨らむスピードも早いですが、もっとまずいのが、一攫千金を狙って、勝ったお金で返済しようと考えることです。


    借金の2倍も3倍も勝てれば、返済できると思いますが、大抵は、そこまで勝つことはできず、返済しても焼け石に水なので、返済するのが馬鹿らしいと考えてしまいます。


    また、たとえ大金を手に入れたとしても、借金返済に充てるのがもったいなくなるという感覚になってしまいます。


    そのため、結局どうするかというと、勝った分をそのまま自分の小遣いにしてしまい、最低返済額のみの返済を行ってしまいます。


    ギャンブルで勝ったお金で返済をすることは、現実的でない返済方法です。


    急がば回れというように、着実に返済する方が、はるかに早く返済ができます。


    ギャンブルで返済を狙うことは、とても危険な借り方だと覚えておきましょう。


    返済金額が全て元金に充てられてるような感覚になる

    元金がかなりの額返済できていると思い込んでいる人


    カードローンは利用をして初めて、金利の高さに気付きます。


    早い人でも3ヶ月、普通は6ヶ月〜1年程度で気が付くでしょう。


    業者の提示する最低返済額のみでとりあえず返済しようとする人は、以下のように考えるでしょう。


    4,000円返済したから、3,500円くらい元金が減るだろう。


    しかし、実際はそこまで元金を減らすことができません。


    たとえば、10万円を18%で借りていると想定しましょう。


    それを月4,000円で返済しても、利息だけで約1,500円かかり、元金は2,500円しか減りません。


    翌月は元金が97,500円なので、4,000円返すと利息が1,463円(30日換算)で、2,537円ほどが元金に充てられます。


    これを知らずに返済を繰り返していると、1年が経過しても、元金は最後に融資を受けた金額の7割以上残っていることに気付きます。


    なお、現在、大手消費者金融の平均的な金利は18%で、月の最低返済額はどの業者もほぼ同等です。


    これで覚えておいてもらいたいのが、消費者金融の場合は、借り入れ額37万円を境に、毎月の最低返済額の内訳が、元金より利息の方が高くなることです。


    なので、これ以上の融資受けている人で、最低返済額を返済している人は、かなり元金が減りづらいです。


    自主規制の元、5年以内に返済が終わるように最低返済額が決まっているものの、完済出来るかどうか見えない不安が襲ってきます。


    返済をする際は、最低返済額以上の返済を意識しておきましょう。


    借金のための借金をする

    高くなってしまった毎月の生活水準を維持しようとすると、借金のための借金を負うようになります。


    借金のための借金をするには、新たな業者へ融資を受けるか、今の業者で増枠してもらうことになります。


    もっと最悪なのが、低金利のカードローンへ借り換えて、これから借金生活とは決別しようと高い志を持ったのにも関わらず、元々借りてたカードローンから再度融資を受けることです。


    銀行カードローンで多重債務になりやすいのは、こういった背景があって借り入れをする人が多いからです。


    たとえ、借り換えやおまとめローンという名目で借りても、過去の業者の契約は生きたままになっています。


    ここから解約するしないは、利用者本人の責任に委ねられます。


    多くの人は、解約を義務つけられていなことから、借り換え元となった業者との契約は放置、または、いざという時に借り入れができるように、意図的に契約をそのままにしておきます。


    返済しやすくするために借り換えたにもかかわらず、借金が倍になるという皮肉な結果も、十分起こり得ます。


    ここから悪循環はさらに進んでいき、返済額がふくらみ、借り入れ額や借入先が増えていってしまいます。


    もちろん、借金のための借金は、絶対にやったらダメなことと、本人も理解しています。


    しかし、実際に返済が難しい状況に陥ってしまうと、やってしまう可能性は高いです。


    誰にも相談出来ない悩みである

    クレジットカードは、持つことが社会的なステータスになることもあります。


    「俺、○○のゴールドカード持ってるよ!」と自慢できますし、隠すようなことではありません。


    しかし、カードローンは全く異なり、むしろ逆です。


    「俺、○○のカードローン持っているよ!」といったところで、あいつ金に困っているんだなと思われる程度です。


    仮に、600万円の枠で5%の金利の銀行カードローンを残高なしで持っている場合、いざという時に自由に使えるお金がそれだけあるため、相当経済力があるということになります。


    クレジットカードのゴールドやプラチナカードを持つよりも、難しい契約かもしれません。


    しかし、世間的な認知としては、「金に困っている奴」で、マイナス評価は得てもプラス評価を得ることはありません。


    結果的に、カードローンは、友人はおろか、生活費の補填として家族の協力の元融資を受ける人以外は、家族にも黙って利用している人が多いです。


    当サイトでのアンケート調査でも、誰にも知られずに利用しているという人が3割以上になっています。


    カードローンやキャッシングの利用は、友人や家族も知っていますか。
    家族は知っている 237名 47.4%
    友人は知っている 49名 9.8%
    友人・家族が知っている 52名 10.4%
    友人や家族には知られていない 162名 32.4%

    基本的に債務が大きくなりやすいのは、誰にも知られていない人と、友人は知っているけれど家族に内緒にしている人が多いです。


    誰にも知られていない人は、相談する相手がおらず、途中から金銭的な感覚が薄れてしまった状態、いわば暴走してしまったという人が多いです。


    友人は知っているという場合、大半はその友人も利用しています。


    この場合、傷の慰め合いや、悪友と化しており、赤信号みんなで渡れば怖くないというような謎の安心感を覚え、借金をする感覚がなくなり膨らんでいくことが多いです。


    ゼニエモンの場合も、周りは全員同じような給料でありながら、自分以上に融資を受けていた人ばかりでした。


    そのため、このくらいの人達もなんとかやっているんだから自分は大丈夫と安易に考えてしまいました。


    借金は、人に相談しづらく、打ち明けることに抵抗を感じると思います。


    しかし、打ち明けないと、自分の金銭感覚がおかしくなっていたとしても、誰も注意してくれません。


    借金は必ず解決する方法があるので、返済能力が枯渇する前に、解決する方法を見つけましょう


    多重債務になるとどうなる?

    もし多重債務になってしまうと、以下の4つの状態に陥ってしまいます。

    • 返済日を把握しにくく、遅延・延滞しやすくなる
    • 返済の手間・手数料が余計にかかる
    • 金融機関の審査に通らなくなる
    • 精神的に追い詰められる
    返済日を把握しにくく、遅延・延滞しやすくなる

    複数のカードローンを借りていると、それだけ返済日が増えてしまいます。


    返済日が多いと、振込や口座にお金を用意することを忘れてしまう原因になります。


    そうして返済が遅れてしまうと、遅延損害金というペナルティが課されて、返済額が増加してしまいます。


    返済の手間・手数料が余計にかかる

    返済方法によっては、返済をする際に手数料がかかってしまいます。


    返済回数が多いと、その分だけ手数料がかかってしまい、手痛い出費になります。


    金融機関の審査に通らなくなる

    審査に申し込むが、多重債務でローンを利用できない人


    カードローンやクレジットカードの申し込みをする場合、他社からの借り入れがどれだけあるのかを訊かれます 。


    複数のカードローンを利用していると、返済が問題なくても、審査でマイナス評価を受け、場合によっては審査に落ちてしまいます。


    精神的に追い詰められる

    多重債務をしてしまうと、先述したように、月に何度も返済日が来ます。


    そのため、返済に追われるプレッシャーがストレスになってしまい、日々の生活に悪影響を及ぼす可能性があります。


    さらに、返済を滞納してしまうと、督促の電話や手紙が届くため、より精神的に追い詰められてしまいます。


    多重債務になってしまったらどうする?

    もし多重債務になってしまった場合は、以下の3つの方法から対応を検討してください。

    • おまとめローン
    • 家族や弁護士、相談窓口に相談
    • 債務整理
    おまとめローン

    おまとめローンは、複数の借り入れを、新たな借入先1社にまとめて返済できるサービスです。


    複数の借金をまとめることで、返済が一度で済むようになりますし、金利を下げて月々の支払いの負担を減らすことができます。


    おまとめローンの仕組みや、おすすめのおまとめローンは以下のページを参考にしてください。


    家族や弁護士、相談窓口に相談

    多重債務の問題は、一人で解決することは難しいです。


    そのため、一人で解決しようとせず、他の人に相談するという解決方法もあります。


    第三者のアドバイスを受けることで、思わぬ解決方法を教えてくれる可能性があります。


    特に、近年では、無料で相談にのってくれる窓口があります。

    • 全国銀行協会相談室
    • 日本クレジットカウンセリング協会
    • 消費生活センター
    • 金融庁の多重債務相談窓口
    • 自治体の相談窓口
    • 弁護士会・司法書士会
    • 日本司法支援センター(法テラス)

    このように様々な窓口が存在しています。


    自分が相談したいと思う窓口に相談してみましょう。


    債務整理

    おまとめローンや窓口の相談のみで解決できそうにない場合、債務整理が必要になります。


    債務整理には、以下の5つの方法があります。

    • 任意整理
    • 特定調停
    • 個人(民事)再生
    • 自己破産
    • 過払金の清算

    債務整理は自分一人で行うこともできます。


    しかし、法律の知識が必要であり、借り入れ先の業者との交渉を行うこともあるため、弁護士に相談をした方がやりやすいかと思います。


    なお、債務整理を行うと、信用情報機関に事故情報が登録され、5〜10年間は、ローンやクレジットカードの審査にほぼ通らなくなりますので、注意が必要です。


    そのため、債務整理以外の方法で多重債務を解消できるのであれば、そちらの方法を利用しましょう。


    闇金にはどのように対処すればいい?

    もし闇金からお金を借りてしまっている場合は、すぐに弁護士や司法書士などの専門家に相談しましょう。


    闇金の返済を止めたり、過払い分を請求したりすることで、多重債務の問題を解決できる可能性があります。


    闇金は、審査なしなどと言いながら、高額の金利で借り入れをさせて、多額の利息を取ろうとしてきます。


    そのため、闇金は利用しないようにし、もし借り入れをしてしまったら、すぐに弁護士などの専門家に相談しましょう。


    おまとめローンではない消費者金融のカードローンでも借り入れができる!?

    消費者金融であれば、おまとめローンを利用せずとも、多重債務の状態で借り入れを行えることがあります。


    ただし、通常の審査よりも審査は厳しくなりますし、年収の3分の1以上の借り入れはできないという、総量規制の影響も受けます。


    審査に関しては、新規の借入先を増やすよりも増額をした方が通りやすいので、増額審査を受けるようにしましょう。


    多重債務にならないようにするにはどうすればいいか?

    多重債務を回避するためには、借り入れをしなければいいだけのことですが、そう簡単にいきません。


    そのため、借りられなくする方法を、物理的な面と心理的な面から紹介します。


    物理的に借りられなくする方法

    借入限度額の減枠をする

    まず、借入限度額の減枠をしてもらう方法があります。


    増枠に関しては審査は必要ですが、減枠については、無審査で行うことができます。


    減枠の手続きは、10分程度で終わります。


    カードローンの減枠を行った事例


    これにより、借り入れがあまりできなくなりますので、お金の使い方を考えざるを得なくなります。


    実際、追加で借り入れをしたいと考えている時は、追加でお金がなくてももどうにかなるという場合が多いです。


    追加で借り入れをしなくても、困ることは意外と少ないです。


    借入枠が減ることで、いざという時にお金を用意すること自体は難しくなります。しかし、お金は、自分の貯蓄の範囲で用意すべきです。


    まず、カードローンやキャッシングの残債をなくすことを最優先させるべきなので、減枠を考えましょう。


    貸付自粛制度を利用する

    自分から借り入れや新たな審査をできなくする制度が、貸付自粛制度です。


    新規ローンや、現在の契約の増枠依頼などに影響し、ローンの審査に通ることがブラックリスト並に難しい状態になります。


    難しい状態と表現したのは、この貸付自粛に法的な効力はないためです。


    業者は、貸付自粛中であっても、審査を必ず落とさなければならないということはありません。


    なお、効力は5年間あり、信用情報に明記されます。


    貸付自粛制度について詳しく知りたい方は、以下のページを参考にしてください。



    多重債務の人を助けたい場合はこの2つの方法が有効!

    多重債務に陥っている人を助けたい場合でも、上述した2つの対処をしてもらうことが有効です。


    しかし、本人が変わろうと自覚している状態でないと、対処が裏目に出る可能性が高いのです。


    そのため、本人が自覚してないにも関わらず、強制的に対処をすることはおすすめしません。


    他人が強制的に対処をしようとしてしまうと、その反動で、いかなる方法を使ってでも、お金を借りようとする場合もあります。


    まず、本人が変わろうと自覚することが大事ですので、無理やり対処しようとせず、話し合ってみましょう。


    多重債務にならないために心がけること

    上述した物理的に融資を受けにくくする方法も、本人が現状を改善したいと考えなければ何の意味もありません。


    以下では、多重債務にならないための心がけを紹介します。


    生活費の捻出のために使わない

    当サイトのアンケート調査では、おおよそ半分の人が、初回融資目的が生活費の補填です。


    主にどういった理由で利用しようと思いましたか。
    生活費を補填する為 225名 45.0%
    娯楽費 122名 24.4%
    医療費 42名 8.4%
    住宅ローンの支払い 31名 6.2%
    他社ローンなどのおまとめ 28名 5.6%
    その他 52名 10.4%

    ただし、生活費を目的として融資を受けた人は、融資を再度受けることが多いです。


    一時的な融資であるなら問題はありませんが、慢性的に生活費が足りていない場合、生活費をカードローンで借りることはよくありません。


    生活費は毎月絶対に必要になる費用です。


    そうした必ず必要になるお金が足りない場合、借りた分の返済が始まり、さらに生活費不足になるため、当然返せる訳がありません。


    そのため、無駄な出費がないかを見直す、もしくは、生活費補填のための補助金や助成金などが住んでいる自治体にないかを調べることをおすすめします。


    1つ例を挙げてみると、子供の塾や習い事の費用が払えないという場合、大阪市には、塾代助成事業という制度があります。


    自身の収入がそれに該当する範囲であれば、月に1万円の範囲で助成金を受け取ることができます。



    単発での融資目的でないのなら、最初からカードローンやキャッシングで借り入れようと考えるのではなく、自治体の行っている制度についてを相談してみましょう。


    特に、ひとり親家庭の人は、以下のページを参考にしてください。



    借金のための借金をしない

    借金を返済するために借金をすると、借金が膨らむだけなのは、誰でも想像できます。


    しかし、実際に当事者になると、借金のために借金をしたいと思うことがあります。


    なぜなら、誰にも相談できない、人に打ち明けられない、という妙な見栄が邪魔をするからです。


    また、返済のために融資を受けても、一気に借金が増えるわけではないため、大丈夫かもと思ってしまう側面もあります。


    少しずつしか増えないので、今月は出費が多いから仕方ないなど、何かと理由を付け正当化させることで、融資を受け続けてしまいます。


    1度しか借り入れしないことを前提に考える

    完済していない状態でありながら、何度もカードローンを利用してはいけません。


    カードローンの借り入れをしたら、完済するまで新たな融資を受けないように心がけましょう。


    カードローンは、少ない返済金額で大きなお金を動かせるため、魔法のように感じてしまうかもしれません。


    借りた当時はこれくらいのお金なら余裕で返せると思いますが、実際に返済になると、いつまで経っても借金は減りません。


    そんな状態でさらに借り入れをすると、もっと借金は減りづらくなるので、借り入れを複数回行うことはやめましょう。


    口座引き落としとATM返済を必ず行う

    毎月の返済は、口座引き落としでの返済に加え、ATMでの追加返済を心がけるようにしましょう。


    カードローンの多くは、残債に比例し返済額が下がっていく仕組みになっています。


    そのため、いつまでたっても元金が減らないというローンの長期化を招きます。



    カードローンの返済は、最低返済額で返済をすると、完済までどのくらいかかるのかが分かりづらいです。


    そのため、最低返済額で返済するのではなく、完済したい期間を決めて、その期間内で返済するためには。月にいくら支払うのかを計算しましょう。


    なお、返済期間や金額は、以下のページで計算できます。


    計算結果をメモしておき、いつでも確認できるようにしましょう。


    ローン計算機の利用はこちら


    自分を大きく見せたい欲を断ち切る

    カードローンを利用すると、今まで1万円の捻出も難しかったのに、急に、10万円、50万円、100万円と大金を動かせるようになります。


    そのため、それを自分の経済力があるかのように感じて、気持ちが大きくなることがあります。


    金を持っていると人に思われていい気分になり、自分に酔ってしまうことすらあります。


    これは身を持って体験しましたが、自分を偽って高い位置に持っていってしまうと、後から必ずツケが回ってきます。


    そして、金欠状態になった後は、貸した方が悪いと、業者に対して恨みの感情すら湧いてきます。


    これが最悪の借り方であるといえます。


    カードローンで借りたお金で見栄を張る以上に、情けないことはありません。


    見栄を張ることができなくなって、去っていく人はいます。


    しかし、それでも繋がってくれる人とは、より堅牢に繋がることができます。


    • 人にお金を持っていると思われることが心地よい
    • 付き合いがなくなると誘われなくなりそうなのが怖い
    • お金を持っている人と思われて1万、2万を貸してくれと言われる
    • 近いコミュニティ(SNS含む人と付き合いのある場)で見栄を張りたい

    このような心理状況になった時点で、もう融資を受けてはなりません。


    返済能力を超えてしまうより前に、しっかりと返済をしましょう。


    毎回、恐怖心をもって利用する

    初めて融資を受けた瞬間は、踏み出してはいけない一歩を踏み出した気になり、とても恐怖を感じる人が多いと思います。


    カードローンは以前と比べ、規制が大変厳しいものとなりました。


    自宅へ取り立てに来たり、ひっきりなしの電話が来たりなどの厳しい催促は、行わていません。


    かつては、自宅まで催促に来ることも多く、ドラマなどで怖そうな借金取りの姿を何度も放送することで、「サラ金(消費者金融)」の利用は、怖いことなんだという先入観が植えつけられていました。


    しかし、現在は、銀行が個人向け融資でカードローンという言葉を作り、カード発行型の個人向け融資のことをカードローンと呼ぶようになりました。


    そのため、2018年の物ではありますが、アンケート調査では、カードローンの利用に抵抗がなく、利用に恐怖心を感じないという人が圧倒的に多いです。


    カードローンを初めて申し込みをするときに怖い印象はありましたか?
    なかった 384名76.8%
    あった 116名23.2%

    それほど抵抗感がなくなってきていますし、利用者自体も増加しており、身近なものとなっています。


    しかし、結局は、街金・サラ金・消費者金融・キャッシングと、やっていることは同じです。


    カードローンは、借金です。そのため、必ず返済をしなくてはなりません。


    そのため、たとえ少額であっても、カードローンの利用に恐怖の気持ちを忘れてはなりません。


    このページのまとめ

    最後にこのページで伝えたいことをまとめてみました。


    多重債務の問題は、今に始まったものではなく、ずっと昔から存在しています。


    対策しても、別の形で問題になる、ある意味、永遠のテーマです。


    ただ、カードローンの商品性は、昔より良いものになっています。


    ゼニエモンが借りていた頃には、15分おきに取り立ての電話がかかったり、真夜中に電話があったり、自宅へ取り立てに来たり、ひどいものでした。


    それでいて、今よりも圧倒的に高金利でありながら、審査を受ければ通ったり、すぐ増枠してくれたりと、今から考えるとすごい話だと思いますが、当時はそれが当たり前でした。


    中には、生命保険の支払いを担保に、融資を行った事例もありました。


    同じように、現在問題になっているカードローンでの多重債務も、10年後には、あの頃は凄かったという印象になるのだと思います。


    なぜかというと、さらに昔には、もっと高金利で貸付を行っており、1960年代の頃から「団地金融」や「勤人信用貸」という呼ばれていた、今の消費者金融の元となる業者がありました。


    つまり、形を変えながらも多重債務の問題は、消えることがなく、どの時代にも返済能力を超えた借金に対し悩みを抱える人は、存在していたということです。


    では、なぜサービス向上で借りる人に有利になり続けているのに、この問題が解決しないかというと、借りる側が正しい判断で利用できる環境ではないからです。


    このページで紹介した内容は、学校で教えてくれません。


    そのため、ローンの仕組みや危険性を何も知らずに、利用してしまう人が一定数います。


    カードローンの利用の始まりは、「となりの芝は青い」、「赤信号みんなで渡れば怖くない」と、他人と比較したり、ローンが身近と感じてしまったりしらところから始まるものです。


    テレビでいかにもセレブな生活ぶりや、今の生活の遥か上をいく衣食住の特集など見るたびに、いかに自分の生活が不憫で貧相なものであるのか、という感覚になってしまうことがあると思います。


    しかし、自分と同じような生活をしている人がほとんどであるということを自覚した時点で、本来借りなくてよかったと気付くことが多いです。


    再度いいますが、カードローンは、自由に使えるお金を「現金」という形で借りれる商品で、非常に便利です。


    しかし、将来自分が手にするお金を一時的に前借りし、返済までの分割払いの期間に、金利というお金を払うものです。


    すなわち、カードローンの本質は、時間をお金で買うものです。


    ベタな終わり方ではありますが、この意味を把握した上で、借金と同額のお金を貯めるために、どれだけの時間が掛かるかということを意識すると、きっと借りる気はなくなると思います。


    持っているお金が増えるわけではないということを自覚して、利用するようにしましょう。


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