プロミスおまとめローン
プロミスはカードローンやアプリローンの名称で主に知られていますが、「おまとめローン」といったローンもあります。
どういったものかというと、既に複数社から借入している残債をプロミスだけの一本化にするローンです。
ひとまとめにする事で返済先が1つになるので毎月複数社に返済するストレスから開放される事が魅力。
ただ、最大の魅力はここでありません。
全体の実質年率を下げることによって、月々の返済金額を今よりも少なくし、利息を含めた返済総額も減らす事が出来るんです。
利用者にとって一方的に利益のある貸付を行う事がこのローンの特徴です。
もちろんこのローンは利用者にメリットのある借り換えなので「総量規制対象外」となるので年収の1/3前後の借入をしている人も気にする必要もなし。
ただ、当然悪いところもあります。
このローンは返済専用なので新規の借入が出来ないのでこれまでのように給料日前に1万円だけ借りとこっていうことが出来ません。
借り換えと一緒に新たに10万円ほど融資を受けたいと追加融資も受けることが出来ません。
要は新たに融資を受ける事が出来ない返済専用ローンだということ。
もう今の借金返済したら借りるのはコリゴリだわ!
っていう人が一番相性の良いローンという事になります。
返済プランもしっかり決められているのであと何回で完済出来るのかも分かるので返済意欲も湧きやすいのも嬉しいところ。
今よりも確実に好条件になることが前提条件なので今の返済が苦しい人は今すぐ申し込むべきです。
このカードローンに向いている人
- おまとめしたい金額が300万円以下である人
- カードローン等の融資はもう受けたくないという人
- 5年〜10年以内には完済したい人
- 確実に借金を減らしたいと思っている人
このカードローンに向かない人
- 新たな融資を受けたい人
- カードローンの利用経験がない人
- 実質年率を10%以下で契約できているカードローンがある人
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 保証人 | 総量規制 | 職場連絡 |
---|---|---|---|---|---|
6.3%〜17.8% | 300万円まで | 最短即日 | 無し | 対象外 | 有り |
遅延利率 | 申込資格 | 保証会社 | 来店必要の有無 | ||
20.0% | 年齢20歳〜65歳以下※1 | - | 不要 |
※1 安定した収入のある人に限ります。
以下は、フリーキャッシングの申込みページとなっており、おまとめローンの場合は電話申込みが基本ですが、
フリーキャッシングへ申し込みを行い、完了メール記載のフリーコールへ電話し、おまとめローンの申込みであるという旨を伝える方がスムーズです。
在籍確認はもちろんありますが、プロミスではなく電話担当の方の名前を名乗ってくれます。
必ず本人が対応しなくても「席を外している」など他の人に言ってもらえるだけで確認OKです。在籍確認が取れないと審査落ちする可能性もあります。
※おまとめローンの希望の方は、フリーキャッシング申込後、オペレーターへ相談してください!
プロミスおまとめローンへ申込資格がある人
まず、先に知ってもらいたいこと。
それはこのローンが使える人と使えない人がいるという事です。
プロミスのおまとめローンへの申込資格がある人はこれです。
年齢:満20歳以上70歳以下
属性
※現在仕事をしていて安定した収入がある事が条件となります。
既に借金がないと利用できない!?
プロミスおまとめローン自体は、「貸金業法に基づくおまとめローン」となっているため、
他社の借入金の借換えのみに利用可能です。
当たり前ですが、無借金の人は申込資格がありません。
また、この他社の借入金ですが、これは
カードローン
キャッシング
クレジットカードのショッピング枠での
借入金が該当し
その他のマイカーローンや住宅ローンなどのローンには該当しません。
もう1点ほど重要な事ですが、銀行カードローンで契約している人はおまとめ対象とならないので注意!
ちなみに現在、プロミスとの契約がある人でも他社に借入があるのなら申込出来ます。
アコム、アイフル、SMBCモビットなどの利用や、クレジットカードのキャッシングなどが主な対象です。
銀行カードローンやクレジットカードのショッピングの方は借り換えの対象にはならないので注意!
※参考:公式サイト「プロミスおまとめローン商品内容より抜粋」
契約時に用意しておくべき書類
申込資格のある人は契約までに以下の書類を揃えておかなければなりません。
こちらは、契約時に必要なものでとりあえず申込は何も持たなくても問題ありません。
本人確認書類
本人確認書類としては、以下の書類が該当します。
おまとめローンとしての利用に関しては、無人契約機等での店舗での契約することが必須となるため以下の書類の原本を持参し来店しましょう。
提出が必要な収入証明書
収入証明書は、仮審査が完了した時点で本人確認書類の提出と同じタイミングで無人契約機へ持参し提出する形となります。
用意しておくべき書類は以下となります。
では、次にどんな流れで融資を受けるのかを見ていきましょう。
申込から融資を受けるまでの流れ
融資を受けるまでの流れは以下の通りです。
- 申込
- 仮審査
- 来店
- 書類提出
- 契約
- 振込にて入金
- 返済スタート
この流れで注意点がいくつか。
申込方法について
申込方法は3つ。
- いきなり来店する
- 電話で伝える
- インターネットで申込する
まず、いきなり来店というのはNG。
書類忘れや不備があったら自宅に取りに帰るとかめんどくさすぎる。
そして電話申込もNG。
なんでかというと口頭でオペレーターの人に全てを説明するのはめんどくさすぎる。
で、一番おすすめなのがインターネットからの申込と電話申込をハイブリッドに利用した方法。
ちょっと複雑なので図解します。
まず、通常のフリーキャッシングと同様に申込を行い、申込が済むとメールが届きます。
そのメールの中にフリーアドレスの電話番号があるのでそちらへ電話し
おまとめローンを利用したい
と伝えばOK。
やってみたんですが、通常の電話申込よりも遥かに楽な手順で申込を行えたのでこちらで申込するのがおすすめ!
ちなみにプロミスの場合は通常のフリーキャッシングでは審査落ちになってもおまとめローンのとしての貸付は可能である判定があれば向こうから打診もしてくれます。
審査完了後から契約までの流れ
この仮審査ですが、通常のフリーキャッシングの場合は30分もあれば仮審査が終わりますがおまとめローンの場合は大体翌日に審査結果が出ます。
当日中に連絡があれば早いほうです。
で、この仮審査に通れば本審査で落ちるという事はほぼ有り得ません。
通ればそこからの契約は店舗で行う必要があるのでこれらの書類を持参して来店しましょう。
- 本人確認書類の提出(書類)
- 収入証明書の提出(書類)
- 会社へ在籍しているのか在籍確認(電話or書類)
ここで本審査を受け契約をすれば、プロミスから各業者へ返済をしてもらう手続きを行っていきます。
審査に落ちることはある?どんな人が審査落ちするの?
過去にブラックリスト入り、延滞を繰り返している、申し込みの不備、虚偽があった人や、在籍確認の際に「そのようなものは弊社におりません」と言われてしまった場合は高確率で審査に落ちてしまいます。
まじめにコツコツ返済しているが、まったく借金が減らないという人にこそ、このおまとめローンを試して欲しいですね。
土日も申し込みできるの?
プロミスのおまとめローンは、土日でも申し込みをして、審査をしてもらうことはできます。
ただし土日祝日は振込先の銀行がお休みのため、融資を受けることはできません。
余裕を持って申し込みをしましょう。
契約後はおまとめ元の各業者へ連絡し、振込にて完済を行う
よくある勘違いがこれ。
おまとめローンは業者同士が勝手に話し合ってくれるんでしょ?という事。
これは審査通過後におまとめの対象となる各業者へ自分で連絡しなくてはなりません。
完済までの総額の詳細をその場で確認をする形です。
聞いておくことはプロミス側からも説明がありますが
- 各業者の返済口座
- 返済日を指定しそこまでの日割り総額
この2点を聞いてプロミス側に伝えます。
で、プロミスが各業者へ振込で返済をします。
ちなみに振込人名義は、契約者本人の名前で振込をしてくれます。
ちょっと通常のカードローンやキャッシングと違和感を感じる人もいるかもしれません。
基本的に消費者金融の行う「貸金業法に基づくおまとめローン」というものは、
融資を自身で受ける事はありません。
プロミスから各業者へ振込で返済してもらう形です。
わかりにくいと思うのでイメージとして図を用意しました。
このような流れで直接融資を受けずに振込で各社に返済をしてもらうという形になります。
カードをもらっても利用は返済のみ!?
プロミスは、通常のフリーキャッシングとおまとめローンの併用が出来ません。
どちらかのみの利用となります。
おまとめローンとしての利用の場合はカードの利用が返済のみ利用可能でATMでの入金のみ可能のカードに。
新たに融資を受ける場合はフリーキャッシングへの切り替えが必要となるのですが、ある程度残債を減らさないとこちらも通る事はないので一旦は返済のみに注力しましょう。
このおまとめローンを選ぶのは正しいの?
プロミスのおまとめローンの申込資格や融資方法はわかりました。
でも、まだ心に不安がありますよね?
ホントにこのおまとめローンを選択するのが正しいのかどうか・・・
もっといいおまとめローンはないのか?
人それぞれ色んな理由があるので一概には言えませんが、こういった理由の人はこのおまとめローンの選択は断言します。
間違っていません。
- 借金を完済したい人
- 完済までのプランをきちんと知っていたい人
- 今よりも好条件で借り換えをしたい人
- 月々の生活がホントに苦しくて改善を考えている人
元々このカードローンの存在意義が、「借金を減らすための手伝いをすること」で作られているものです。
前もって言いますが新たな融資を受けたい人にとってはメリットはまるっきりありません。
本気で完済を目指している人のみ利用価値があるものです。
ただし、既に年収以上の融資を受けてしまっている人や250万円以上の融資を受けている人は、このおまとめローンを使ったところでそこまで劇的に改善されるということはありません。
その理由としてネックになるのが実質年率です。
借入限度額と実質年率について
スペックを見てみると借入限度額は、300万円。
そして契約の実質年率の幅は、6.3%〜17.8%です。
パッと見ると、知っている人は気付いたと思いますが通常のフリーキャッシングの実質年率の幅は、4.5%〜17.8%。
なんで、おまとめローンの方が実質年率が高いの?と思う人も多いと思います。
ただ、ここはあまり気にする必要もなく、他社の貸付条件を確認した上での最終決定となります。
融資を受ける金額によって適応される実質年率がどれくらいになるのかというのは明確には定められていません。
ただし、以下の図を見てください。
必ず、おまとめ元となる業者の最低となる実質年率以下での契約となるため、現状よりも悪化した契約になるということは有り得ません。
実質年率が12.0%より低く契約していた場合は、、
プロミスおまとめローンの平均的なの実質年率は12.0%で決まるケースが多いです。
これを下回る実質年率での契約を既にしているという場合は、
利用者にとって損を被る契約
であるため、おまとめすることは出来ません。
この例で言うと、
C社以外の借入をおまとめすることが出来るので
一本化はできず、契約は2社となります。
おまとめ先は、自身で選ぶ事が出来るので、
おまとめしたいものとそうでないものは自身で決める事が出来ますが、
12.0%より低い実質年率の契約はおまとめすることが出来ない可能性の方が高いので注意!
各実質年率の毎月の利息について
%など実質年率の話ばかりしても低いほうがいいというのは誰でもわかりますが実際にいくらなのか数字を見てみないと理解しにくいと思います。
ここで、適応される可能性が高い実質年率で融資額毎に比較表を作ってみましたので参考にしてください。
各実質年率で1ヶ月(30日)の利息の金額
借入金額 | 15.0% | 14.0% | 12.0% |
---|---|---|---|
50万円 | 6,250円 | 5,833円 | 5,000円 |
100万円 | 12,500円 | 11,667円 | 10,000円 |
150万円 | 18,750円 | 17,500円 | 15,000円 |
200万円 | 25,000円 | 23,333円 | 20,000円 |
250万円 | 31,250円 | 29,167円 | 25,000円 |
※月換算を30日で行った計算となっています。
つまりこれより多く返済していくのが、元金の返済となり借金が減っていく仕組みとなっています。
上記で言いましたが、既に年収以上の融資を受けていたり250万円以上の融資を受けている人におすすめ出来ない理由がこれです。
元金が減れば実質年率も減るんですが、12.0%で一般的には低い実質年率と言われているのに初回25,000円が利息だけで消えるんです。
30,000円の返済をすれば元金が減るのは5,000円。
月に30,000円の返済なら返済回数が180回。
15年かけて返済しなければなりません。そして15年かけると返済総額540万円になります。
無理じゃないですか?アホ臭くてやってられませんよね。まだ債務整理した方がよっぽど早く借金は終わります。
5年間で終わらせようと思えば月に約56,000円。返済総額333万円。
なので、プロミスのおまとめローンを利用するのは200万円がギリギリのラインだと考えています。
そして意識する事は5年程度で完済しなければいくら実質年率が減ったからと言っても返済総額は大きく跳ね上がります。
その返済額についてを今度は見ていきましょう。
月々の返済額シュミレーション
あらかじめプランを決めるので新たな融資を受けられない事を代償に
確実に完済がいつまでなのかわかる
というメリットがあるのが嬉しいところ。
基本的に、プロミスは貸金業者であるため、
完済までは、5年以内という自主規制が設けられていますが、
本人の依頼、又はおまとめローンは
5年〜最長で10年と返済期間が設定されています。
何も打診しないときは、5年返済になっており、毎月の返済額自体は高くストイックな返済にはなるのですが、確実に元金を減らしていくことができます。
実質年率と返済額についてを下記で表にしてみました。
月々の返済の目安になるのでこれを見てイメージしてください。
実質年率ごとの毎月の返済額[5年完済版]
こちらは、5年で完済した場合は、毎月いくらの支払いになるのかという事を算出してみました。
借入金額 | 15.0% | 14.0% | 12.0% |
---|---|---|---|
50万円 | 11,895円 | 11,634円 | 11,122円 |
100万円 | 23,790円 | 23,268円 | 22,244円 |
150万円 | 35,685円 | 34,902円 | 33,367円 |
200万円 | 47,580円 | 46,537円 | 44,489円 |
250万円 | 59,475円 | 58,171円 | 55,611円 |
このような計算となります。
正直、150万円までの融資なら返済額の差額はさほどありませんが
200万円以上となると毎月の返済額で3千円以上の差額になるためかなり大きな差ですよね。
交渉はいくらやってもタダなので契約途中でも少しでも実質年率が低くなるように交渉することも重要です。
実質年率ごとの毎月の返済額[10年完済版]
次に最長の10年返済を行った場合での返済額の比較です。
借入金額 | 15.0% | 14.0% | 12.0% |
---|---|---|---|
50万円 | 8,067円 | 7,763円 | 7,174円 |
100万円 | 16,133円 | 15,527円 | 14,374円 |
150万円 | 24,200円 | 23,290円 | 21,521円 |
200万円 | 32,267円 | 31,053円 | 28,694円 |
250万円 | 40,334円 | 38,817円 | 35,868円 |
5年から10年に延長して、毎月の支払自体は軽減されますが軽減といっても、こうして数字にしてみるとやっぱりまだ高いですね。
いかに低い実質年率の貸付に条件を変更しても、10年もの年月をかけて返済すると考えると実質年率が高すぎるんです。
5年で返せるならメリットはあるけど10年だと利息でかなり損をするという事です。
次にこの5年完済プランと10年完済プランを比較してみます。
返済総額の差額の比較
一見、返済プランが10年の方が楽に感じるという人もいますが、返済総額の差額で納得できるのあれば全然ありです。
まず最も身近な生活を確保する事も重要ですからね。
以下が、返済総額の比較となります。
50万円で15.0%の5年払いと10年払いの返済額シュミレーションと差額
比較項目 | 5年払い | 10年払い |
---|---|---|
毎月の返済額 | 11,895円 | 8,067円 |
返済総額(金額) | 71万3,698円 | 96万8,010円 |
返済総額(%) | 142.7% | 193.6% |
毎月の返済額対比 | 100% | 67.8% |
200万円で12.0%の5年払いと10年払いの返済額シュミレーションと差額
比較項目 | 5年払い | 10年払い |
---|---|---|
毎月の返済額 | 44,489円 | 28,694円 |
返済総額(金額) | 266万9,334円 | 344万3,303円 |
返済総額(%) | 133.4% | 172.1% |
毎月の返済額対比 | 100% | 57.7% |
返済総額にすると大きな差が出てきますよね。
また、5年はきついから10年にすると言っても、毎月の返済額の半分になりません。
つまり、プロミスおまとめローンは、5年払いを前提として考えるべきローンであると考えて利用するもので厳しいようなら7年を検討でどうしても債務整理したくないなら10年を選択するといいでしょう。
ただ、実質年率というものは未来のお金を買うことです。月々の生活を少しでも緩和する事を「実質年率で買う」という考えがあるのでしたら10年の検討も否定しません。
返済方法についての注意点
ちなみに余談ですが、カードローンを利用していた頃ってほとんどの人がコンビニATM出金で返済しているとう現状をご存知ですか?
プロミスのおまとめローンもATMから入金して返済もできますがこれはおすすめしません。
必ず銀行の「口座振替」での返済をするようにしましょう。
このコンビニのATMの利用って既にご存知と思いますが、手数料が掛かります。
- 1万円以下は、108円
- 1万円を超える場合は216円
掛かります。おまとめローンは返済額も月に1万円を超えるので常に216円かかるの必然です。
これ、超うざくないですか?
借金を返すだけなのに216円も取るんかい!って話です。
それにゼニエモンのようなめんどくさがりのパターンですが、一回他の銀行から216円ほど手数料をかけ出金して216円かけて返済するという432円も掛かるやり方。
おまとめローンは基本、借金の為の借金なのでいちいち返済日とか金額とか手間とかかけたくないですよね?
だからそれをしなくて済む口座振替で返済しようという話です。
利用は、三井住友銀行とジャパンネット銀行のみ対応しているので、持っていない人は契約後に新たに作っておきましょう。
おまとめローンの契約違反って何?
おまとめローンで他社の借金が無くなりプロミス一本になったからといって、延滞などの契約違反行為はもちろんNG。
ブラックリスト入りをしたり、一括返済を求められる可能性もあるので何もいいことありません。
無事におまとめローンの審査に通ったなら、もう追加融資のことなど考えずとにかく返済するのみです。
完済したらプロミスとの契約も自動的に解約、とはならない
無事におまとめローンの返済が終了したら、プロミスとの契約は自動的に解約されるものと思いがちですが、そうではありません。
おまとめローンでの返済は終了したとしても契約自体は解約の申込をしない限りずっと継続されます。
今後住宅ローンや車のローンを組む際に、消費者金融との契約が続いていることはマイナスイメージになることもあります。
またプロミスで借りられる。。という淡い期待も持ってしまいそうなので、おまとめローンの返済が終了したら、潔く解約してしまった方が良いです。
解約の手続きは2通りあります。
- プロミスコール(0120-24-0365)に電話する。
- お客様サービスプラザ(店頭窓口)に来店する。
個人的にはわざわざ来店するは面倒だと思うので電話での解約がおすすめです。
プロミスおまとめローンのまとめ
話がかなり長くなってしまいましたが、最後にプロミスのおまとめローンを使うことで重要な事をまとめてみました。
まずデメリットの方から。
デメリット
当たり前ですが、新たに1万円だけ融資を!とこれまでのように都合の良い借り方ができず返済だけになります。
追加融資は一切受けられません。
ある程度元金が減れば、また再度契約を切り替え融資ができるのですが、これは数年先の話。
ちなみに、オーバーローンを受けたくて多めに借入金額を書く人も中にはいますがこれは信用情報で全て借入金額を1円単位で審査の時に見るので出来ません。
デメリットですが、完済したい人には追加融資という甘い誘いもないのでメリットかも。
フリーキャッシングとおまとめローンは併用することが出来ません。
つまり、現在プロミスと契約中の人がこのローンに契約を切り替えるとそれ以降の新たな融資を受ける事ができなくなります。
プロミスのおまとめローンは返済専用のローンというのは既に説明した通り。
返済対しては割とストイックな金額を指定してきますが銀行カードローンのような残債に応じて月々の返済額を減らす仕組みを取っているところだと一向に元金が減らないといういわゆる無限リボにならず確実に完済まで近づくというのはある意味メリット。
基本的に、5年完済を目指すローンではありますが、最長で10年のローンにすることも。
ただし、10年ローンにすると返済総額が増えるというデメリットもあることは忘れてはなりません。
ざっくりイメージすると5年払いの場合よりも月々の返済額が45%ほど低くなる代わりに利息総額が倍になるイメージするとわかりやすいかも。
いくら低い実質年率化したと言っても、住宅ローンと比べ物にならないレベルの実質年率を意識しておきましょう。
まぁ、長い付き合いになることなんだし作ったらええやんで済む話なんですが、ジャパンネット銀行と三井住友銀行のみ口座振替で返済が出来ます。
それ以外の方法だと、カードかアプリを使ってわざわざ毎月ATMを利用するのは面倒極まりない。
おまとめローンでの返済で既に3年以上経過し、そろそろ新規貸付も受けたいな〜と思っている人は知っておいたほうがいいです。
おまとめローンをフリーキャッシングへの契約の切り替えをすれば新たに融資を受けれるようになります。
この際の切り替えを行うと低い実質年率だったおまとめローンから再度、通常の実質年率に切り替わる為残債を含め元の通常の実質年率に戻ります。
おまとめローン利用の間だけ低い実質年率となるので、戻せば残債含め元通り。
やるなら残債は全て完済した上での利用がおすすめ。
逆にもう借りることは考えるなと個人的に言いたい(笑)。
銀行カードローンは、例え18.0%で契約していてもおまとめ出来ません。
利用者にとって一方的に利益となる借り換えが基本なので、低い実質年率だったら問題ないように感じますが、プロミスはこれを行っていません。
銀行から融資を受けている方がまだメリットがある、もしくはその可能性を後で言われるかもしれないから受付はやめておこうと言うのがプロミスの考えのようです。
メリット
今度はメリットの方を紹介していきます。
まず、メリットとしては総量規制の対象外であるということです。
つまり、年収の1/3以上融資を受けれます。
もし仮に、総量規制に該当してしまいどうしても数万円程度新たな融資が難しいという場合はプロミスおまとめローンで他社を完済し完済した業者からまた借りれるという多重債務化する為の第一歩である愚行を行うことも出来てしまいます。
愚行というのは、これをやって借金を倍にしたという人は多いからです。お金がどうしても必要な時は人生において何度もあるかもしれませんが、少額融資で常習化というのは愚行中の愚行なので出来ることならやらないように。
実質年率自体は、下限が6.3%と低く設定されていて、今の現状よりも低い実質年率での融資をほぼ間違いなく行ってもらえます。
大体12.0%程度の実質年率ではあるものの、現在は銀行カードローンでも10.0%以下の契約は難しく大体14.5%程度が平均的なのでそれよりも低い実質年率で契約出来るのが嬉しいところ。
5年返済だとまずまずの条件ですがそれでも10年返済だと返済総額がかなり大きくなる実質年率なので、返済プランと返済総額は事前にしっかりと検討して決めるようにしましょう。
結論を言うと、本気で完済したい人にとってはメリットの大きいローンです。
- 毎月の返済が既に苦しい
- キリのない返済とはおさらばしたい!
- 無借金になりたい!
といった人の為のローンなのでこういった事情の人にはうってつけ。
実質年率も今よりも下がるので返済総額自体も下がることが期待出来ますが、それに甘えて月の返済額を下げることだけを見すぎると結局、完済まで10年かかる上、利息も大きな金額なります。
もう一つは返済だけの契約になるので他のマイカーローンやショッピングローンなどと同じタイプのローンになるイメージです。
唯一違うのは、マイカーローンなら車。ショッピングローンなら購入品などの形に残るもののローンですが、このローンは形に一切残っていないなんとなく使ってしまったお金の支払いをするためのローンです。
長い付き合いになるので途中に返済が厳しい、なんでそもそもこんな金払わんとならんの?というストレスを感じる事もあるとおもいます。
だからこそ、5年できっぱり借金とは一切の縁を切る!とい強い気持ちがある人以外は、最初から債務整理をしておいたほうがいいかもしれません。
ただ、目先の生活を一旦改善して、そういった事は後から考えたいという人でも条件が良くなる事は間違いないので、早めに切り替えておくことをおすすめします。
※おまとめローンの希望の方は、フリーキャッシング申込後、オペレーターへ相談してください!