名古屋銀行「カードローンS」

更新日:

名古屋銀行カードローンSのバナー画像


このカードローンに向いている人

  • 申込から融資実行まで1週間程度は猶予がある人
  • 名古屋銀行の店舗が近くにある人
  • 平日の日中に窓口への来店が可能な人
  • 専業主婦(専業主婦)の人

このカードローンに向かない人

  • 即日融資を希望している人
  • WEB上ですべての手続きを完結させたい人
  • 名古屋銀行を利用していない人
実質年率 限度額 審査時間 保証人 口座開設 職場連絡
2.9%〜14.5% 10〜1,000万円 最短2営業日 なし 不要 あり
遅延利率 申込資格 保証会社 来店必要の有無
14.5% 満20歳以上満69歳未満 (株)セディナ 不要


カードローンSってどんなカードローン?


カードローンSは、愛知県名古屋市に拠点を置く、名古屋銀行の取り扱うカードローン商品です。


カードローンSの他社にはない最大の特徴は、「専業主婦でも借入可能」という点です。
詳しくは後述しますが、専業主婦の人が利用できるカードローンは滅多にありません。


ゼニエモンが、名古屋銀行ローンセンターに電話をして徹底調査した内容を元に、カードローンSについて詳しく解説していきますので、最後まで目を通してもらえると幸いです。


ただ、カードローンSは申込から融資実行までには最短でも3営業日ほどかかります。


とにかく急いでお金が必要、即日で借入したいという人は次の【業者検索】を利用してください。
自身が求める条件に合ったカードローンを簡単に検索することができます。


いくら必要? 選択しない 50万円以下 50万円以上 100万円以上 300万円以上
借入目的 設定しない 趣味娯楽 生活費用 おまとめ 1本化借り換え
金利 設定しない 15%以内 10%以内 7%以内
あなたの状況 設定しない 会社員 派遣社員 アルバイト パート 自営業 専業主婦
カード発行有無 設定しない あったほうがいい 振込だけでいい
よく使うATM
持っている銀行口座

    名古屋銀行カードローンSへの申込資格がある人

    カードローンSの申込資格は、以下の4点です。

    • 名古屋銀行の営業エリア内に居住もしくは勤務先がある人
    • 契約時の年齢が満20歳以上〜満69歳以下の人
    • 安定継続した収入がある人
    • 保証会社である株式会社セディナの保証を受けられる人

    属性

    名古屋銀行カードローンSへの申込が可能な属性


    全国からの申込には対応していない

    カードローンSへの申込ができるのは、名古屋銀行の営業エリア内に住んでいる、もしくは、勤め先がある人に限定され、全国からの申込には対応していません。


    名古屋銀行の営業エリア


    このように、営業の中心である、愛知、岐阜、静岡に加え、大阪、東京の5都府県内からのみ申込が可能です。


    名古屋銀行の口座開設は不要

    カードローンSは、ローン専用カードを使って、ATMで借入や返済を行います。
    そのため、名古屋銀行の口座開設は不要です。


    学生・専業主婦・アルバイト・パートの人でも申込可能

    学生はアルバイトなどで定期的な収入があること、専業主婦(夫)は配偶者に安定した収入があることが条件になりますが、カードローンSへの申込は可能です。


    ただし、パート・アルバイト・年金生活者・専業主婦の人が借入できる金額は、50万円が限度となります。


    専業主婦が利用できるカードローンはかなりレア

    2018年1月以降、銀行カードローンは、即日融資の停止、総量規制の取り入れ、自身に収入のない専業主婦への融資の停止などを、自主規制という形で取り入れる動きとなっています。


    そのため、今では専業主婦の申込も可能とされている銀行カードローンは、かなり珍しい存在です。


    ゼニエモンは、名古屋銀行ローンセンターに、本当に専業主婦でも申込できるのか確認を取りました。


    その結果、カードローンSは自身の収入が0円の専業主婦でも申込可能ですし、配偶者、配偶者の勤務先への電話連絡はなし、同意書などの提出も不要とのことでした。


    実際に借入ができるかは、保証会社の審査次第、配偶者に安定した収入があることが申込の条件にはなりますが、カードローンSは妻や夫に内緒で利用することも可能となっています。

    カードローンSを利用するために用意しておく必要がある書類

    カードローンSを利用する上で用意が必要になる書類は

    • 身分を証明するための本人確認書類
    • 年収を証明する為の収入証明書

    これら2点となります。


    契約方法や借入を希望する金額により、それぞれ提出物や提出条件が異なるので、詳しく紹介していきます。


    本人確認書類として認められるもの

    原則、顔写真の記載がある公的な書類のみ、本人確認書類として認められます。


    名古屋銀行カードローンSで本人確認書類として認められるもの
    ※外国籍の人は在留カードが必要
    2020年2月4日以降に発行されたパスポートは現住所欄がないため利用不可


    これらの他には、住基カードなどが本人確認書類として認められています。


    もし顔写真の記載のある書類の用意がどうしても難しい場合には、申込前に電話で相談することで、健康保険証+住民票など2点の書類提出で本人確認を認めてもらうことも可能です。

    また、カードローンSでは、契約の方法が次の3通り用意されており、方法によって必要となる本人確認書類が異なります。

    • WEB契約
    • 郵送契約
    • 窓口への来店契約

    名古屋銀行の店頭窓口へ来店して契約手続きを行う場合、本人確認書類は上記のうち1点の提出で大丈夫です。
    しかし、WEBまたは郵送での契約をする際には、住民票もしくは公共料金の領収書の原本の提出が、併せて必須となります。


    WEB契約であってWEB完結ではない


    「WEB契約」と聞くと、来店なし、郵送なし、インターネット上で契約手続きを完結できるというイメージを持ちます。
    しかし、名古屋銀行カードローンSのWEB契約は、インターネット上で契約手続き自体は出来ても、住民票等の原本の提出のため、郵送でのやり取りが必須となってしまっています。


    申込から借入まですべての手続きをWEB上で完結したいと考えている人には、SMBCモビットやプロミスの利用がおすすめです。


    次のページで、WEB完結の便利な利用方法について徹底解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。


    収入証明書の提出条件

    借入限度額が50万円を超える場合、自身の年収を証明するための書類、「収入証明書」の提出が必要になります。


    名古屋銀行カードローンSで収入証明書として認められるもの


    なお、借入限度額が50万円以下となった場合でも、申込内容や審査の結果次第では、収入証明書の提出を求められる場合があります。


    申込から融資実行までの流れ

    先述したように、カードローンSでは3通りの契約方法が用意されています。


    選択する契約方法によって、申込から融資実行までにかかる時間が大きく異なります。

    • WEB契約
    • 郵送契約
    • 窓口への来店契約

    名古屋銀行ローンプラザに電話で問い合わせて、申込から融資実行までにかかる日数、最も早く借入ができる契約方法など徹底調査しましたので、詳しく解説していきます。


    申込から契約までのおおまかな流れ

    • インターネットから申込
    • 電話による申込内容の確認
    • メール・電話もしくは郵送での審査結果回答
    • 契約手続き・ローンカードでの借入開始
    インターネットから申込

    郵送、FAX、店頭窓口での申込も可能なのですが、申込手続きが最もスムーズに完結できるのがインターネットからの申込で、24時間受付しています。


    なお、カードローンSは即日の審査回答は行っていないため、店頭窓口で申込をした場合、2度の来店が必要となってしまいます。


    審査結果の回答

    申込から審査回答までにかかる時間は、最も早いインターネットからの申込でも最短2営業日となります。


    WEB契約は、メールにて審査回答、郵送契約・来店契約の場合は、電話もしくは郵送での審査回答が行われます。


    契約手続き

    申込から審査結果の回答以降は、どの契約方法を利用するかで、借入を開始するまでにかかる時間が大きく異なります。


    名古屋銀行カードローンSで最速で融資を受ける契約方法


    最も早く借入ができるのは、店頭窓口への来店契約で、申込日から最短3営業日で借入が可能です。


    WEB契約の場合、契約手続き完了までは最短3営業日で可能なのですが、契約手続き後、暗証番号の届出や住民票もしくは公共料金の領収証の原本を郵送にて提出し、確認が取れ次第、ローン専用カードが自宅へと郵送されます。
    そのため、申込から融資実行までには早くとも1週間以上はかかってしまいます。


    郵送契約の場合、さらにもう1週間程度は要し、借入までには2〜3週間程度かかります。


    最短3営業日であって最短3日ではない


    3日ではなく3営業日ですので、土日祝日、銀行休業日は審査回答、契約手続きともに不可となり、その分融資実行までにかかる日数は伸びてしまいます。


    カードローンSで少しでも早く借入をするには、平日の日中に銀行窓口へ行く必要があり、会社勤めの人にはややハードルが高めとなっています。


    できるだけ早く借入をしたいと考えている人は、銀行カードローンではなく、大手消費者金融の利用をおすすめします。


    次のページをぜひ参考にしてみてください。


    借入を急ぐ人に銀行カードローンではなく大手消費者金融をおすすめする理由については

    時間がない!とにかく急いで借入をしたいという人は

    家族や職場に内緒で借入できる?在籍確認と自宅への郵送物について

    カードローンの利用を勤務先の同僚や上司に絶対知られたくない、同居の妻や夫、親など家族には内緒で借入をしたい、このように考えている人は、借入先を選ぶ際に次の2点に注意が必要です。

    • 勤務先への「在籍確認」のための電話連絡の有無
    • ローンカードや利用明細書など自宅への郵送物の有無

    名古屋銀行ローンプラザに電話で問い合わせて、この2点について徹底調査しましたので、詳しく解説していきます。


    在籍確認により勤務先にカードローンの利用がばれるリスクは低め

    カードローンSの在籍確認は、原則、勤め先への電話連絡により行われることになり、次のように電話はかけられます。


    名古屋銀行カードローンSの在籍確認の電話内容について


    このように、審査担当者の個人名で電話はかけられますし、電話の際に、カードローンの在籍確認のための電話です、などと伝えられることはありません。


    また、本人が不在でも、上のような返答をしてもらえれば、それで在籍確認は完了となるので、ほとんどの人が難なくクリアできます。


    ただ、普段自分宛に電話がかかってくることがないから、どんな内容であれ怪しまれそう、妙に勘の鋭い同僚がいてなんだか不安、という人も少なからずいると思います。


    そこで、勤務先への電話連絡以外の方法で、在籍確認を行ってもらえないか問い合わせてみました。
    しかし、結果としては、審査を行うのは保証会社の株式会社セディナとなるので答えることはできない、原則、勤務先への電話連絡は必須とのことでした。


    絶対に会社に電話をかけて欲しくないという人は、次の表を参考にしてみてください。


    書類で在籍確認をクリアできるカードローンの一覧で、本当にOKなのか実際に検証もしてみました。


    書類提出で在籍確認をクリアできるカードローン一覧

    業者名 書類での在籍確認 当サイト実績
    SMBCモビット 〇 書類にて在籍確認が出来た
    アコム 〇 書類にて在籍確認が出来た
    アイフル 〇 書類にて在籍確認が出来た
    三井住友銀行 △※審査次第で書類提出可 〇 書類にて在籍確認が出来た

    現在アコムは原則、在籍確認なしです。審査状況に応じて書類提出や電話連絡が必要になる場合もあります。


    会社名と申込者の氏名が同時に確認できる書類を提出することで、在籍確認をクリアできます。


    提出書類は各カードローンにより異なり、

    • 会社発行の健康保険証
    • 社員証
    • 給与明細書
    • 源泉徴収票

    これらの書類が在籍確認に必要な書類となることが多いです。


    店頭契約の利用で自宅への郵送物がなくなり家族にばれるリスクを低く抑えられる

    審査通過後の契約手続きを、店頭窓口へ来店して行う場合、その場でローンカードや契約書類を受け取ることができ、自宅への郵送物なしで利用を開始できます。


    なお、カードローンSは、取引の明細は発行されず、確認したいときにはフリーダイヤル(0120-758-336)へ電話をかけて確認することになります。そのため、利用明細書が自宅へ郵送されることがなく、カードローンの利用が家族になれるリスクをかなり低く抑えられます。

    bankstage(名古屋銀行のインターネットバンク)を契約している人は、WEB上でも取引明細を確認できます。


    名古屋銀行カードローンSを自宅への郵送物なしで利用する方法


    ただし、来店不要のWEB契約または郵送契約を利用する際は、ローンカードや契約書類が必ず自宅へと郵送されます。


    仕事が忙しく、銀行の窓口が営業している平日の日中に時間が作れない、でも、家族には絶対に内緒でカードローンを利用したいと考えている人は、次のページをぜひ読んでみてください。


    自宅への郵送物がない業者の紹介と利用のコツを解説しています。



    金利と借入限度額について

    カードローンSの金利は2.9%〜14.5%、借入限度額は10万円〜1,000万円です。


    次の表の通り、審査の結果で決定される借入限度額ごとに、適用金利が定められています。


    カードローンSの借入限度額ごとの適用金利表

    借入限度額 適用金利
    10万円〜50万円 14.5%
    60万円〜100万円 12.5%
    110万円〜200万円 9.5%
    210万円〜400万円 6.5%
    410万円〜700万円 4.5%
    710万円〜1,000万円 2.9%

    なお、カードローンを利用するにあたり、最初から借入限度額が1,000万円、適用金利が2.9%になることは、まずありません。


    はじめての申込時には、借入の枠は50万円程度、多くとも100万円以内となる場合がほとんどです。
    そのため、カードローンの金利を比較する際には、この範囲内の適用金利を見比べるようにしましょう。


    カードローンSの金利は低い?メガバンクみずほ銀行カードローンの金利と比較してみた!

    大手消費者金融の上限金利は18%、銀行カードローンでは14.5%前後が平均的な水準です。
    そのため、カードローンSの金利は大手消費者金融に比べ3.5%低く、銀行カードローンの中では平均的な金利となっています。


    例えば、みずほ銀行カードローンの限度額と金利は、以下の表のようになっています。


    みずほ銀行カードローンの借入限度額ごとの適用金利表

    借入限度額 適用金利
    10万円以上100万円未満 年14.0%
    100万円以上200万円未満 年12.0%
    200万円以上300万円未満 年9.0%
    300万円以上400万円未満 年7.0%
    400万円以上500万円未満 年6.0%
    500万円以上600万円未満 年5.0%
    600万円以上800万円未満 年4.5%
    800万円 年2.0%

    ※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%〜13.5%です。


    名古屋銀行カードローンSの金利について解説


    みずほ銀行カードローンでは借入限度額100万円未満の場合、金利は一律年14.0%に設定されています。一方、カードローンSでは、借入限度額が60万円を超えた段階で、適用金利は14.5%から12.5%へと2%も引き下げられます。


    借入限度額は、申込審査の結果決定されますが、カードローンSの場合、上限金利が適用されたとしても、銀行カードローンの平均的な水準、もし60万円以上とされた場合、平均より約2%ほど低い金利で借入をすることが可能です。


    このように、カードローンSはできるだけ低い金利で借入をしたいと考えている人に、おすすめできる借入先です。


    借入方法について

    カードローンSでは、

    • ローンカードを利用したATMでの借入
    • bankstage(インターネットバンク)を利用した振込での借入

    この2通りの借入方法が用意されています。


    ローンカードでの借入は、契約完了後に発行されるローン専用のカードを利用して行い、名古屋銀行以外にコンビニATMや、提携銀行ATMが利用可能です。


    名古屋銀行カードローンS利用可能ATMと手数料


    この他にも、愛知銀行、十六銀行、百五銀行などのATMが利用可能です。


    ただし、借入できるATMは多いのですが、名古屋銀行以外のATMは、すべて手数料が発生してしまうことが少し残念なポイントです。


    bankstageを利用するには、カードローン専用口座以外の名古屋銀行の普通預金口座の開設、インターネットバンキングの契約を行う必要があります。


    会員ページにログイン後、手続きをすることで、カードローン専用口座から普通預金口座へと振替にて借入をすることが可能となります。
    なお、その際に手数料は発生しません。


    そのため、名古屋銀行の口座をメインバンクとしてすでに利用している人、もしくは今回のカードローンへの申込を機に、名古屋銀行の口座を開設しようと予定している人には、使い勝手のいいサービスだと言えます。


    返済方法と毎月の最低返済額について

    カードローンSの返済方法は、借入時と同様で、ローンカードを利用したATMでの返済、もしくはインターネットバンクを利用した振替での返済となります。
    名古屋銀行の口座を持っている場合でも、口座からの自動引落しによる返済はできません。


    カードローンSは、返済日ではなく返済期間が定められていて、はじめて借入をした月の翌月から返済がスタート、翌月1日から月末日までが返済期間となります。
    なお、返済額の連絡は、SMS(スマホのメッセージ)か郵送を、契約時に選ぶことができます。


    名古屋銀行カードローンSの返済期間を解説した画像


    仮に50万円の借入をした場合、最低返済額は10,000円となるのですが、1回で返済する必要はなく、上図のように、自身の都合に合わせて何回に分けて返済してもOKです。


    もちろん決められた最低返済額以上の返済をすることも可能で、返済の自由度は高いです。


    ただ、名古屋銀行ATM以外は手数料が発生するので、コンビニATMなどで、何度も返済を行うのは、手数料がかなりもったいないです。


    コンビニATMが無料で使えればとても使い勝手は良かったのですが、残念なポイントです。


    条件を満たすとATMの手数料が無料になる!

    条件を満たすと、コンビニATMの手数料が、月4回まで、110円優遇されます。


    満たすべき条件は、

    • 住宅ローン・住宅金融支援機構・アパートローンの利用
    • 年金受取+預り資産300万円以上
    • インターネットバンクの契約+預り資産300万円以上

    これら3点の、いずれかになります。


    そのため、こうした点からも、名古屋銀行利用者にとって、メリットの多いサービスだといえます。

    カードローンSの最低返済額は低めに設定されている

    前月末日の借入残高に応じて、翌月の最低返済額は決定されるのですが、借入残高ごとの最低返済額は次のようになります。


    カードローンS借入残高ごとに設定された最低返済額表

    前月末時点の借入残高 最低返済額
    2千円未満 前月末時点の借入残高
    2千円以上10万円以下 2,000円
    10万円超20万円以下 4,000円
    20万円超30万円以下 6,000円
    30万円超40万円以下 8,000円
    40万円超50万円以下 10,000円
    50万円超60万円以下 12,000円
    60万円超70万円以下 14,000円
    70万円超80万円以下 16,000円
    80万円超90万円以下 18,000円
    90万円超100万円以下 20,000円
    100万円超200万円以下 30,000円
    200万円超400万円以下 40,000円
    以降借入残高100万円増すごとに 10,000円ずつ追加
    900万円超1,000万円以下 100,000万円

    借入残高10万円以下の場合、最低返済額は2,000円、20万円なら4,000円となっています。
    他のカードローンと比較すると、毎月の最低返済額が低めに設定されていることが分かります。


    他のカードローンとの最低返済額の比較

    10万円での最低返済額 30万円での最低返済額 50万円での最低返済額
    名古屋銀行カードローンS 2,000円 6,000円 10,000円
    アイフル 4,000円 11,000円 13,000円
    アコム 4,200円 13,000円 15,000円
    SMBCモビット 4,000円 11,000円 13,000円
    プロミス 4,000円 11,000円 13,000円
    レイク 4,000円 12,000円 14,000円
    みずほ銀行カードローン 2,000円 6,000円 10,000円
    三井住友銀行カードローン 2,000円 6,000円 10,000円
    三菱UFJ銀行カードローン※借入利率 年8.1%超の場合 2,000円 6,000円 10,000円
    楽天銀行スーパーローン 2,000円 5,000円 10,000円

    名古屋銀行カードローンSの毎月の返済額について


    毎月の最低返済額が低いカードローンは、余裕をもった返済を行えるので、生活が圧迫されないという大きなメリットがあります。


    一方、完済までにかかる期間が長くなってしまうというデメリットにもなり得るということを知っておかなければいけません。


    金利14.5%で、10万円〜50万円の借入を行った際の返済シミュレーションを使い、詳しく解説していきます。


    カードローンSの返済シミュレーション

    借入金額 実質年率 返済回数 月返済額 利息合計
    10万円 14.5% 76回 2,000円 53,344円
    15万円 14.5% 96回 4,000円 84,372円
    20万円 14.5% 121回 4,000円 142,382円
    30万円 14.5% 158回 6,000円 251,013円
    50万円 14.5% 205回 10,000円 487,020円

    銀行カードローンでは、毎月の借入残高に応じて最低返済額は決定されるので、返済を続け借入残高が減っていくにつれ、毎月の返済額も段々と低くなっていきます。
    例えば、50万円を借入した場合、借入残高が40万円になった段階で、最低返済額は8,000円に下がります。


    なので、50万円の借入を行い、決められた最低返済額のみの返済を続けた場合、完済までにかかる期間は約17年、48万円もの利息を支払うことになります。


    え?ウソでしょ?って言いたくなるような利息です……


    ただ、これはあくまで決められた最低返済額のみの返済を行った場合の、極端な例です。


    借入残高が減って、最低返済額が引き下げられた時に、
    「今まで毎月1万円返済してたんだから、これまで通り1万円ずつ返済していこう!」
    という感じで、同額の返済を続けられる人であれば、仮に50万円の借入をした場合でも、完済までにかかる期間は約6年、支払う利息は27万円まで抑えることができます。


    毎月返済をする金額や完済までにかかる期間は、支払うことになる利息に大きな影響を与えます。


    返済額が低いカードローンか、高めの設定がされているカードローン、どちらの利用がメリットが大きいかは、利用目的や現在の金銭状況などにより異なります。


    カードローンの返済に不安がある人は、ぜひ次のページを参考にしてみてください。
    返済額の違いが支払う利息に与える影響について詳しく解説、性格や金銭状況による借入先の選び方を紹介しています。

    審査について

    カードローンを利用するには審査に通る必要があり、名古屋銀行カードローンSも例外ではありません。


    審査を通過するためには、安定的かつ継続的な返済ができる、返済能力が必要になります。


    そして、カードローンSの審査業務のほとんどは、保証会社である株式会社セディナが担当しています。
    そのため、セディナが返済能力に問題があると判断すると、審査に落ちてしまうのです。


    ただ、審査では、保証会社による審査だけでなく、名古屋銀行による警視庁データベースへの照会もあります。
    照会では、申込者と暴力団や犯罪組織と関係ないことを調べます。


    この、照会には1日以上かかるため、即日融資は行われないのです。


    審査に落ちてしまう原因

    カードローンSの審査に落ちてしまう原因は、

    • 誤った情報で申し込む
    • 収入が安定していない
    • 他社からの借り入れが多い
    • 複数の業者に同時に申し込む
    • 過去に金融事故を起こしている

    以上の5つの原因があります。


    誤った情報で申し込む

    審査は、申し込みの情報を元に行われます。


    もし、実際と異なる情報で申し込みをしてしまった場合、虚偽申告と思われて、審査に落ちてしまう可能性が高いです。


    収入が安定していない

    収入が安定していて返済能力が高いことが、審査では重要です。


    年収や勤務期間、雇用形態などが、審査をする際の材料になります。


    年収はもちろんですが、勤務期間が長いことも、同程度に重要視されます。なぜなら、勤務期間が短いと、たとえ大企業に勤めていても、離職のリスクがあると判断されるからです。


    他社からの借り入れが多い

    他社からの借り入れが多いと、審査に落ちやすくなってしまいます。


    特に3〜4社程度の借り入れがある場合、多重債務に陥っており、お金に困っていると思われて、審査に落ちる可能性が高いです。


    また、年収に対して借り入れが多い(3分の1以上)場合も、審査に落ちやすいです。


    複数の業者に同時に申し込む

    短い期間で、多くの業者に申し込みをすると、審査に落ちてしまいます。


    とてもお金に困っているのではと思われてしまい、返済能力があまりないと考えられるからです。


    1ヵ月で3〜4件程度の申し込みは、危ないと考えてください。


    過去に金融事故を起こしている

    金融事故を起こしたことがあり、信用情報に傷がついていると、審査に落ちやすくなります。


    信用情報は、信用取引に関する利用履歴のことで、クレジットカードやローンの利用履歴、借入れ・返済情報などが記録されています。


    長期の延滞や強制解約、債務整理などをすると、信用情報にその情報が残り、審査に落ちてしまいます。


    なお、このような情報は5年ほど残ることになります。


    名古屋銀行の他のローン

    名古屋銀行には、カードローンS以外にも、カードローンを始めとしてローンが存在します。


    新ミニマム

    新ミニマムは、カードローンです。


    限度額は200万円、金利は年10.5%で、名古屋銀行に月5万以上の振込があると3.0%、住宅ローンや住宅金融支援機構、アパートローンを利用していると、5.0%の金利優遇があります。


    このように、名古屋銀行を利用している人にとって、非常に便利なカードローンです。


    しかし、前年度の年収が200万円以上、現住所に1年以上居住、勤務先に1年以上勤務などの条件があり、パートやアルバイト、専業主婦(夫)、学生は利用することができません。


    カードローンSと新ミニマムの比較を詳しく知りたい方は、以下のページを参考にしてください。


    めいぎんビジネスサポートローン

    めいぎんビジネスサポートローンは、法人や個人事業主向けのカードローンです。


    利用できる人は、法人か個人事業主に限られており、使い道も事業性資金のみです。


    借入限度額は500万円、金利は年14.8%となっています。


    ざ・フリー

    ざ・フリーは、フリーローンです。


    金利が年3.5%〜年13.5%で、借入限度額は1,000万円です。


    カードローンSよりもフリーローンの方がお得なため、繰り返し借り入れをしない場合は、フリーローンの利用をおすすめします。


    また、フリーローンは、おまとめローンとして利用することもできます。
    おまとめローンとして利用する際は、すべてのローンを借り換えできるとはかぎらないということに注意してください。


    プレミアムローン

    プレミアムローンは、住宅ローン利用者限定のローンです。


    プレミアムローンは、使い道が決まった目的プランと、使い道が決まっていない自由プランの2種類があります。
    目的プランの限度額は500万円で金利は年2.6%、自由プランの限度額は300万円で金利は年4.5%となっています。


    利用者は限られますが、非常にお得なローンとなっています。


    その他のローン

    名古屋銀行には、この他にも、マイカーローンやリフォームローン、教育ローン、先進医療ローンなどがあります。


    カードローンSを利用するメリット・デメリットについて

    名古屋銀行カードローンSについて徹底調査、詳しく解説してきましたが、最後にこのカードローンを利用するメリットとデメリットを簡潔にまとめました。


    メリット

    返済の自由度が高い

    返済期間が1ヶ月設けてあり、その期間内であれば何度かに分けて返済する事が可能です。


    自身の都合に合わせて返済を行うことができます。


    専業主婦の人も申込可能

    カードローンSは職業などの属性による申込の条件が緩やかで、アルバイトをしている学生、年金収入のみの人、専業主婦(夫)の人も申込が可能です。


    ただし、専業主婦(夫)の場合、配偶者に安定した収入があることが申込の条件となります。


    デメリット

    即日融資には対応していない

    店頭窓口に来店契約をした場合でも最短3営業日、WEB、郵送での契約方法を選択した場合には、申込から融資実行まで10日〜2週間程度はかかってしまいます。


    WEB上で契約手続きを完結できない

    運転免許証などの本人確認書類は、WEB上でアップロードが可能なのですが、契約時には、住民票もしくは公共料金の領収書の原本を郵送にて提出が必要となります。


    郵送での手続きは手間がかかって面倒というデメリットに加え、融資実行までの時間も余計にかかってしまいます。


    コンビニATMの手数料が有料

    名古屋銀行ATM以外の提携ATMは、返済利用時も手数料が発生してしまいます。


    名古屋銀行の利用がない人が、カードローンの返済のためだけに毎月名古屋銀行ATMまで足を運ぶのは、なかなかの手間になります。


    まとめ

    名古屋銀行カードローンSの金利、借入限度額はメガバンクのカードローンと比較しても引けを取らない水準です。しかし、借入、返済の利便性は決して高いとは言えません。


    このような申込条件が一部営業エリアに限定される地方銀行のカードローンの強みは、口座からの自動引落での返済、該当口座へ給与の振込があることで優遇される金利サービス、自動融資機能などが挙げられるのですが、カードローンSは名古屋銀行の口座を持っている人が特別に享受できるメリットはほぼありません。


    名古屋銀行の口座を利用している人は、名古屋銀行が取り扱うもうひとつのカードローン「新ミニマム」の利用を検討してみることをおすすめします。給与振込、住宅ローンなどの利用で最大5%の金利優遇がされ、超低金利で利用することも可能です。


    口座の開設なしでカードローンの利用をしたいと考えている人には、三井住友銀行やみずほ銀行など、全国からの申込に対応しているメガバンクのカードローンを比較・検討してみることを推奨します。




    口コミを投稿する

    評価

    アイコンを選んでください



    ゼニエモンTOP 低金利おまとめローン 即日融資のローン おすすめ銀行ローン 審査が不安な方 厳選おまとめローン お問い合わせ

    ゼニエモンでは、アフィリエイトプログラムを利用し、下記企業より委託を受け広告収益を得て運営しております。
    アコム株式会社・三井住友銀行・横浜銀行