アイフルの金利の解説と他社との比較

アイフルの金利はどれくらい？

50万円以内の契約の金利比較表

※1 三菱UFJ銀行の金利：年1.8％〜14.6％

※2 みずほ銀行は住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5％引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%〜13.5%です。

アイフルの金利は、4.5％〜18.0％で、大手消費者金融の中では、平均的な金利であり、銀行カードローンより約3.0％ほど高めの金利です。

唯一、J.Scoreが消費者金融でありながらアイフルより6.0％も金利が低くなっています。このJ.Scoreは、カードローンとしてはトップクラスの低金利です。

アイフルの金利は、銀行カードローンやJ.Scoreよりも高めではありますが、10万円の借入に対して発生する月々の利息の差額は、300円程度なので、50万円以下の融資希望であるならさほどシビアに気にしすぎるほどではありません。

しかし、50万円を超える融資を受けると差額が月々1,250円(3.0％差)〜1,667円(4.0％)程度の差額が発生する為、50万円を超える融資を希望する人は銀行カードローンの方をおすすめします。

初回契約時は、18.0％の金利が適応される

アイフルだけではなく、大手消費者金融の場合は基本的に初回契約時は、上限金利での契約となります。

ただし、これは、100万円を超える限度額の契約や、おまとめローンとしての利用ではなく、あくまで新規契約であり、50万円以下の契約金額による金利としてイメージしておきましょう。

アイフルの毎月の利息について

上記で、基本的に金利は、新規申し込みによる金利は18.0％と説明しました。
この金利を言われたところで、どのくらいの利息が付くのかいまいちイメージしにくいと思います。

以下の表で、18.0％による金利の1日当たりの利息と、1ヶ月(30日換算)の利息をまとめてみました。

※1ヶ月は30日として換算しています。
※端数を切り捨ているので、多少の誤差があります。

目安としては、10万円に対して1ヶ月で掛かる利息は1,500円というイメージをしておくとわかりやすいので指標としておきましょう。

人それぞれですが、毎月自由に使えるお金が3万円以下の人は30万円を超える金額の融資を受けると返済が厳しくなるので、この金利で借りてもどうにでもなるというのは10万円を上限として考えましょう。

アイフルは利用年数に応じて金利の引き下げがある事も

アイフルの場合は、利用年数に応じて金利の引き下げを行ってもらえる事があります。

これは、アイフルに直接電話を行い交渉するか、利用年数を長く利用しており、かつ滞納がなかった場合は途上与信によって引き下げを行ってくれる場合もあります。

ゼニエモンの場合ですが、2010年に契約を行い、必要な時に3万円程度の融資を受けては完済するといった利用を行っていました。
その際に滞納はしていません。

2013年の時点で、金利が17.0％と1.0％ほど引き下げを行ってもらえました。

限度額を上げても金利を下げることができる！

アイフルだけでなく、多くのカードローンは限度額が上がると金利が下がる仕組みになっています。そのため、限度額を上げれば結果的に金利は下がることになります。

限度額を上げるには、増額申請を行うことが必要です。しかし、増額申請は少なくとも半年以上カードローンを利用していなければできないのが一般的です。また、消費者金融のカードローンには、総量規制という年収の3分の1以上の借入はできないという決まりがあるため、年収の3分の1以上の限度額にすることはできません。

このように、限度額を上げることで金利を下げることは、時間がかかる上に、確実な方法ではありません。そのため、金利を下げるためだけに限度額アップを狙うことは、現実的ではないということを理解しておいてください。

金利が下がった際の返済シミュレーション

ここでは、金利が下がったらどれだけ返済額が変わるかを見るために、金利ごとの返済シミュレーションを見たいと思います。

金利ごとの返済シミュレーション(10万円の借入、毎月1万円の返済)

このように、10万円ではさほど金利によって利息の差が出ません。

しかし、50万円ほどになると、少しずつ金利によって利息の差が出てきます。

金利ごとの返済シミュレーション(50万円の借入、最低返済額での返済)

もちろん、100万円になると、金利による支払利息の差はより顕著になります。

金利ごとの返済シミュレーション(100万円の借入、最低返済額での返済)

このように借入額が大きければ大きいほど、金利による返済額の違いも大きくなります。

アイフルは初回契約から30日間は無利息期間が適応される！

アイフルの場合は、初回契約時に限り、契約日より30日間無利息期間が適応されます。
つまりこの間は、借りた金額に対して利息がつくことがありません。

短期借入を希望している人は、銀行カードローンよりも低い金利で融資を受ける事が出来るため、6ヶ月以内の短期での融資を希望する人は、アイフルの方が低金利で融資を受ける事が可能です。

30日の無利息期間は銀行カードローンから受けた融資のどれくらいに相当するのか？

これは、銀行の平均的な金利である14.5％とアイフルの18.0％の融資が1ヶ月無利息であるなら、どれくらいの期間が銀行カードローンの金利と同等のパフォーマンスがあるのかという事をザックリとした表で比較したもので、実際には元金の返済もあるため、もう少し長い期間となるのですが、1ヶ月後に新たに融資を受けない場合は、これだけの期間、銀行から融資を受けているのとほぼ同等となるため、半年以内の短期融資を希望する人はアイフルの金利でも十分低金利の範囲で融資を受ける事が出来ます。

より低金利の｢ファーストプレミアムカードローン｣もおすすめ

上記の金利はすべてアイフルの通常のフリーキャッシングでの金利についてを解説しましたが、アイフルには同様の商品ではありますが、金利が銀行カードローンを遥かに上をいく低金利で融資を受けれるローンがあります。

それが、ファーストプレミアムカードローンというローンです。このローン商品は金利が3.0％〜9.5％までの金利で契約が可能となるため、最高の金利が適応された場合でも、9.5％の金利で利用することが出来ます。

通常のフリーキャッシングと異なる点

通常のフリーキャッシングと異なるのは、利便性こそ同じですが、最低限度額が100万円からとなるため、審査基準が通常よりも高いという事は知っておきましょう。その上で異なるのは下記の点です。

• 現在利用中の人は切り替えが出来ない
• 最低限度額は100万円から
• 前年度の年収が300万円以上ないとならない
• 他社での融資は、極力ない方がいい

アイフルの金利のまとめ

最後にアイフルの金利についてをザックリとまとめます。

※10万円以下の枠はアイフルにはないため上限は18.0％となります。