ソーシャルレンディングとは?

ソーシャルレンディングとは?個人向けの融資を受ける事ってあるの??

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ソーシャルレンディングって個人や投資家の人からお金を集めてそれを貸すって仕組みなのをネットニュースで見ました。


これって僕にも貸してくれたりするもんなんですか?


カードローンとかよりも金利とか安かったりしたらこっちの方から借りれるものなら借りたいって思ってるんですが・・。


いいご質問ありがとうございます。


このソーシャルレンディングって私もネットニュースで見て新しい融資の形っていう風に言われていたので気になって色々と調べたんです。


その中で個人向けの融資っていうのは基本的に海外の話で、日本は個人向けの融資っていうものは2016年頃までは存在しましたが2019年の今はどこも取り扱いを停止し撤退しています。


現時点で個人という立場で利用できるのは借り手側ではなく貸し手側の方だけって考えた方が無難です。


という事でこのページでは、ソーシャルレンディングってどんなものなのか?っていうことをまずはざっくりと解説していきます。


そして以前の個人向け融資として受けることが出来たソーシャルレンディングってどういうものだったのかを説明します。


最後に、個人向け融資を行っているソーシャルレンディングではないですが低金利で融資を受けれるとっておきの似たような仕組みのローンも紹介するので是非興味のある人は是非読んでください。


ソーシャルレンディングってそもそも何?

まずソーシャルレンディングについてですが、これの意味そのものを理解していないとこれから話す事は全く理解出来ないと思うのでこれの定義についてを説明していきます。


まずWikipediaの記載を見てみましょう。


ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディング(Peer-to-peer lending、Social Lending)とは『ネット上でお金を借りたい人、企業』(borrower:ボロワー)と『ネット上でお金を貸したい人、企業』(lender:レンダー)を結びつける融資仲介サービスである。


引用元:Wikipediaのソーシャルレンディング記載ページより


続けてソーシャルレンディングの業界最大手のSBIソーシャルレンディングの記載を見てみます。


ソーシャルレンディングとは

金融の、最もシンプルなカタチ。


金融とは何でしょうか。


文字通り、
「お金を融通する」ということ、



つまりお金を必要とする人に
お金に余裕がある人が
お金を提供する(貸す・寄付する)


ということです。


引用元:SBIソーシャルレンディング(ソーシャルレンディングとは)より抜粋


といった風に掲載されています。


つまりこれらをわかりやすく図解にするとこうなります。


ソーシャルレンディングの仕組み


要は個人間融資の仲介業者っていうような感じです。


基本的にソーシャルレンディングというものは、資産運用を行いたいという貸し手側が興味を持つことが多く、今回の質問者の方の個人で借りたいからソーシャルレンディングから資金を調達するという発想は稀です。


ソーシャルレンディングの借り手側は企業?個人?

海外のソーシャルレンディングでは個人への貸付も積極的で市場も大きくなっていますが、これに対して日本国内では主に中小企業への融資という形の場合がほぼ全てです。


そして企業への投資というよりは事業単位で投資を行っていくスタイルに限られています。


カードローンのような使い道が自由に行える貸付の取り扱いが出来る融資は2019年の1月調べでゼニエモンが探した限りではありませんでした。


とは言っても、2018年の6月時点ではまだ個人向け融資のソーシャルレンディングを行っている業者が複数いたので、実際にどういったスペックで貸付を行っていたのかを紹介していきます。


個人向け融資は大手消費者金融のカードローンとほぼ同条件

貸し手側の方は割といい利回りで設定される事の多いソーシャルレンディングですが、借り手側の受ける金利はさほどいい条件とは言えません。


以前、「AQUSH」という業者が個人向けの融資を提供していましたが、条件はこんな感じでした。


AQUSHのロゴ


実質年率 限度額 融資時間目安 保証人 総量規制 職場連絡
6.72%〜17.92% 10万円〜300万円 最短4営業日 無し 対象 -
遅延損害金 申込資格 返済システム 来店必要の有無
年14.6% 20歳以上70歳以下 元利均等返済 ネット上のみで完了


どうですか?このスペック。


他と比較してみないと分からないかもしれませんが、ゼニエモン的にはうーん、、無しだろ、、ってなる条件です。


なんでうーんってなるのか大手消費者金融のプロミスと比較してみると分かるので見てみましょう。


プロミスのバナー画像


実質年率 限度額 審査時間 保証人 総量規制 職場連絡
4.5%〜17.8% 1〜500万円 最短30分 無し 対象 有り
遅延利率 申込資格 返済システム 来店必要の有無
20.0%(実質年率) 20歳〜69歳 残高スライド元利定額返済方式 Web完結も可能

※30日間無利息の利用はメールアドレスの登録とweb明細利用の登録が必要となります。




スペックは同時どころか、金利条件もプロミスの方が上で機能性も遥かに高いのでやはり餅は餅屋といったところですよね。


ソーシャルレンディングは消費者金融よりも借りやすいのか?

スペックの方は消費者金融の方に軍配が上がりましたが、じゃあ融資の審査の面についてはどうなのでしょうか?


元々、ソーシャルレンディングは企業のスタートアップなど本来であれば銀行に融資してもらいたけど融資を受けれない状況。


いわゆる、キャッシュフローが出来上がっていないベンチャー企業の利用もかなり多いです。


という事は資金調達が銀行から融資を受けるよりも容易なイメージ自体はありますよね。


個人での自由用途での利用もそういったイメージで比較的借りやすいというイメージを持つ人も多いですが実際のところは真逆です。


例として、株式会社エクスチェンジコーポレーションの取り扱っている個人向けローンの申し込み基準についてを例に挙げてみます。


借入の資格

AQUSH個人ローンの借入希望者は、原則として以下の借入資格を満たさなければなりません。

  • 本人確認が取れること
  • 300万以上(目安)の年収があること
  • 20歳以上70歳以下
  • 借入過多でないこと
  • 2年以上の信用履歴があること
  • 過去5年以内に債務不履行していないこと
  • クレジットカードまたはローンの取引実績があること

引用元:https://www.aqush.jp/borrow/loanPersonal
※こちらの個人向け融資は平成30年6月1日に終了しており現在は利用不可。


わかりやすく説明するとこういったイメージです。

  • 前年度の年収が300万円以上ある人
  • 2社以上、消費者金融や銀行カードローンを利用していないこと
  • 他のローンを利用し、2年以上取引実績がある人
  • 5年以内に、債務整理をしていない人
  • 現状、クレジットカードや他のローンを利用中の人

つまり、ローンを多く組んでいる人はダメだけど、ローンの取引実績と現状利用しているクレジットカードがない人は、利用出来ない、また過去5年間に債務整理を行った人もダメですよと言う、かなり厳しい内容になっています。


ソーシャルレンディングの審査難易度の高さについて


ソーシャルレンディングの個人ローンの金利について

次に金利面ですが、金利面に関しては、消費者金融とほぼ同様であり、銀行カードローンと比較すると、金利面では高いという事が難点です。
各業者の平均金利を比較すると、


ソーシャルレンディング 6.0%〜17.9%
消費者金融 4.5%〜18.0%
銀行カードローン 1.9%〜14.5%

平均的な金利を当てはめると、銀行カードローンの金利よりも高くなってしまうため、わざわざ高い審査基準を通過した割に、金利は高くなるっていう残念な結果に。


ソーシャルレンディングはフリーローンのみ

当たり前の話ではあるんですが、ソーシャルレンディングの個人向けの融資は、フリーローンのみ形での融資となります。


これはどういう意味かというと、現在は個人向け融資で最もメジャーなのがカードローンです。これはカードに設定されている限度額の範囲内であるなら、いつでも好きな金額融資を受けれるという極度額設定型ですが、フリーローンの場合は、あらかじめ審査に通った融資金額を全て融資を受ける必要があるので、好きな時に借りれるでなく全額の融資を一度に受ける必要がある通常のショッピングローンなどと同じ仕組みになっています。

カードローンとフリーローンの違い


利便性としては、カードローンと違い好きな時にお金を借りれる事なく1発限りの融資なので本当に必要な時に借りれる可能性も低いソーシャルレンディングをわざわざ利用するのも現実的ではありませんよね。


個人ローンは、貸金業者の商品であり信用情報へ記載される

なんとなく商品的に、友人や知人などのお金の貸し借りの延長というイメージがあり、ローンの契約を行ったとしてもそれは、信用情報とは全く関係ないのでは、と思っている人もいると思いますが、ソーシャルレンディングも仕組みは貸金業者からの融資であり、通常のローンと同様に信用情報への記載が行われます。


滞納情報等も他のローンと共有されるので、個人から借りたものという見方をするのはNGです。


まとめ ソーシャルレンディングの個人向けローンは現段階ではそんなメリットはない

元々、投資家と、事業を行う事業主を結びつける役割であるソーシャルレンディングは、現在は全て企業向けのローンである状況です。


中には個人向けのローンを取り扱う業者も出てきましたが、平成30年以降はほとんどどの業者も撤退してるのが現状で


貸し手にも借り手にも双方にメリットが少ないので個人向けの自由用途での利用OKな貸付は今後も始める可能性も高くはないとゼニエモンは考えています。


いわゆる「資産運用でリスクが少ない投資」、「ワクワクする未来が待っていそうなところへの投資」というスタンスで日本のソーシャルレンディングは運営として発展していくものであると予想しているので、


今後もカードローンやキャッシングの代替えとして利用できるというものではありません。


ソーシャルレンディングの個人向けの融資での重要ポイントのまとめ

最後に、ソーシャルレンディングを利用するに当たり、個人でカードローンやキャッシングの様に自由用途でお金を借りたいという借り手側の立場での重要ポイントについてをまとめました。

  • 個人間融資とは異なり、消費者金融からお金を借りるのと同じである
  • 審査基準が厳しく、銀行カードローンよりも審査が厳しい
  • 金利は消費者金融と同程度であり、銀行カードローンよりも高い
  • 通常のローンと同じく信用情報に記載される
  • 限度額の範囲内でなく、一度に全額融資を受けるフリーローンタイプである
  • 貸金業者からの融資と同じであるため総量規制の対象となる

新しいタイプの個人向け融資と注目されているソーシャルレンディングですが、借り手側的には、特にメリットもなく従来のカードローンと比較するとデメリットしかありません。


日本のソーシャルレンディングの主役は企業であり、個人ではないと現状は考えておきましょう。


そして個人向け融資の扱いを行う業者がドンドン撤退していることから今後も発展の見通しはあまり期待出来るものではありません。


餅は餅屋といったようにやはりこういった融資は、金利も機能性もカードローンの優っているのでこちらを利用することをおすすめします。


ソーシャルレンディングの代替えとなるおすすめのローン

こちらはソーシャルレンディングではないものなのですが、近い仕組みを利用したローンでかなり好条件なのでこちらも最後に紹介しておきます。


貸し手と借り手を繋ぐソーシャルレンディングとは違い、人工知能によるAIが借り手側の情報をスコア化し、融資額と金利を判定するといった仕組みです。


図解するとこんな感じです。


AIスコアレンディングの図解


これに関しては投資家と中間業者がおらず、業者自体が貸し手そのものではあるので仕組み上全く異なるものではあるのですが、面白い試みというのが


AIと会話調で会話し、スコアリングをしてもらうことで融資条件が決まる


といったものになります。AIがこの人なら○○万円まで融資出来て金利は○○%でOKという事を判定する仕組みです。


金利や融資限度額などの条件はこちらの方が格段に良いものなので、知っておかないと逆に損です。運営もソフトバンクとみずほ銀行の共同出資で2017年に設立された J.Scoreです。


大手運営の安心感もありますし、AIが自分にどれくらいの融資なら出来るのかという事を判定してもらっておくのは無料で出来るものなのでやっておくだけでも損はありません。


現状、ソーシャルレンディングで事業用途でなく使い道自由でお金を借りたいという人であればまずは、こちらのAIスコアレンディングの利用を検討されてみてください。




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