カードローン、キャッシングの返済方式についてを解説

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カードローンやクレジットカードのキャッシングは、かなり普段の生活で耳に馴染まない難しい用語などが出てきて、
出来れば簡単に説明をしたいと考えていますが、
このページの内容自体は、「徹底的に解説」にフォーカスしているので、
難しいかもしれません。
ただ、難しい用語というだけで構造は至ってシンプルです。
まず、返済方式について、利用規約等に記載のあるもので、業者で記載されているものは、
以下のものがあります。

  • 約定返済
  • サイクル制

や、

  • 残高スライド元利定額返済方式
  • 残高スライド元利定額リボルビング返済方式
  • 元金定率リボルビング方式
  • 元利定額リボルビング方式

この他にも、借入残高スライド元利定額返済方式などと色々と難しそうな言葉が並んでいます。
当サイトで、現役利用者300名にカードローンについてのアンケートをとりましたが、
カードローンやクレジットカードのキャッシングを利用することで
完済までのイメージが付かない事を懸念している人が多く見受けられました。


参考:カードローンの利用者による実態調査を行いました。


これについて、返済方式についてがイマイチよくわからないという人が多いため、
イメージが湧きにくいという人も多く、書いてある事も難しい言葉で並べられているので、
なるべくシンプルに説明していきます。


約定返済とサイクル制について

まず、約定返済とサイクル制ということについての説明をしていきます。
多くの人のイメージとして根底にある事で、

分割払いとは、月々の支払いである

と考えている人も多いと思います。
給料もそうですし、光熱費、家賃の支払、携帯電話の支払い
車のローンなど、分割で支払う、または月締めで支払いのあるものという認識があると思いますが、
カードローンや、キャッシングも同様です。


毎月決められた日が返済期日となる約定返済と、
毎月返済を行い35日以内に次の返済を行う35日のサイクル制の2種類あります。


返済方式について

返済方式は上記で記載したように、複雑な記載となっていますが、
知っておくことは至って少なく、
「元金」「元利」ということだけを知っておくと簡単です。


以下は個別にて解説します。


元金均等返済方式

とりあえず、返済方式で「元金」という言葉の記載があれば、
これは、毎月返済額の内の「元金」に対し、新たな融資を受けない限り、
元金を一律で支払っていく仕組みです。


例えば、10万円の融資を受けた場合で、
18.0%の金利で12回で返済をするとします。


この場合だと、12回で割り算をします。
単純に、

元金 ÷ 返済回数

となり、10万円÷12回の返済回数なので、8,333円です。
これが、毎月返済をしていく元金です。


これに、この元金に対してつく利息をプラスします。
するとこのようになります。
カードローンは現在、この返済方式となっているのは、
ないので、知っておく程度で大丈夫です。



これが元金均等返済方式となります。


元利均等返済方式

こちらは、毎月の利息と元金を含めた返済額そのものを一律とし、
返済金額自体は同じであり、
この中に、元金と金利が含まれているので、返済の内訳で、
金利分がいくら含まれていて、元金充当がいくらなのかという事を理解しにくく、
借金の返済に関してを大枠で見ることが難しいのが難点です。


反面、返済額が同じである分、毎月の支払を管理しやすいというメリットもあります。


これを上記の例でシミュレーションをしました。
以下の図を見てください。



現在、カードローンやキャッシングはこちらの返済方式をほぼ全ての業者を採用しています。
なぜほぼ全てといったのかというと、当サイトで調査をしている業者は全て例外なくこの返済方式を取っているからです。


ここまでを一旦おさらい

これからが本題となり、ここまでは基本となる事項を解説しました。
一旦ここまでをまとめてみました。
カードローン、キャッシングの返済方式は、


毎月1回返済する約定返済型である


毎月の返済額を一律し、元金と金利分を合算し、返済を行う「元利均等返済方式」を採用している


ということまで分かりました。
そこまでを踏まえた上で、以下をお読みください。


残高スライドリボルビングって何?

最後に知っておくべきことは、この残高リボルビング方式という方式です。
これは、どういうことかというと、
残高に応じて、毎月の返済額をあらかじめ契約時に定められた金額で返済するという方式です。


これが、どういうことかというと、
例えば、
10万円の融資を受けた場合の返済額が4,000円だったら、最低返済額は4,000円となり、
20万円だったら8,000円となるように、


融資を受けている残高に応じて毎月の返済額が決まる形


となります。
これを残高スライド式といいます。


つまりこれをまとめると、

残高スライド元利定額返済方式 = 残高に応じて毎月の返済額が確定し、その返済額を毎月1回返済してく仕組み


となります。
こういった仕組みとなります。
これだけ理解しておけば問題ありません。
ちょっと一例として各業者の返済方式を表にしました。


プロミス 残高スライド元利定額返済方式
アコム 定率リボルビング方式
アイフル 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
SMBCモビット 借入後残高スライド元利定額返済方式
新生銀行 レイク 残高スライド元利定額リボルビング
三井住友銀行 残高スライド定額方式
三菱UFJ銀行 残高スライド式リボルビング方式
オリックス銀行 残高スライド式リボルビング方式
楽天銀行 残高スライド式リボルビング方式

各業者、利用規約の返済方式ではこのような記載がありますが、
全て同じ意味です。
この返済方式というのは正式な名称はなく、このように自由に返済方式ついては
各業者が言っているというだけで本質は全く同じ返済方式です。


各業者で記載は違うが返済方式はどの業者も共通しています


そして、最後にもう一つだけどうしても説明をしておかなければならない事があります。


基本的に、カードローンやキャッシングの返済方式は、残高スライド元利定額返済方式ではありますが、
消費者金融や、信販系の会社のカードローンやキャッシングは、
借金の長期化を防ぐ為、

一度融資を受けた最後の金額から完済まで返済額は一律である


といった返済方式を採用しています。
これは、以前、リボ払いがいつまで経っても残債が減らないという問題に対し、
「日本貸金業協会」が自主規制としてこのような方式を教会員に義務つけています。
その分、毎月の返済額は高くなりますが、確実に残債を減らすコトが出来ます。


一方、銀行(信金、労金等)のカードローンは、
残債が減れば、毎月の返済額も減る仕組みとなっています。
例えば、10万円だと、4,000円。
20万円だと8,000円にしましょう。
これで、消費者金融の場合は、新たに融資を受けない限り、
最後に融資を受けた20万円から返済額は完済まで一律です。


銀行の場合は、残債が、10万円を切った時点で次回の返済額が4,000円に下がります。
これによって、毎月の返済額自体が下がるので、生活自体は楽になりますが、
ローンの完済は消費者金融よりも時間が掛かります。
結果、消費者金融よりも低金利で融資を受けながら、返済総額は消費者金融の方が低くなるという
皮肉な結果になることもあります。
これについては、利用規約にも返済方式として記載されていないので、
注意しましょう。


カードローン・キャッシングの返済方式のまとめ

長くなり、難しい用語もちらほら出てきたので、
このページの言いたいことを出来うる限り簡単にしてみました。


  • 毎月1回返済する形である
  • カードローン・キャッシングは例外なく元利均等返済方式である
  • 残高に応じて毎月の返済金額が決まる
  • 返済方式はどの業者の記載は違うが意味は同じである
  • 消費者金融は、残債が減っても返済金額は変わらないが銀行は下がる
  • 消費者金融は返済金額が多い代わりに返済期間は短いが、銀行は少ない代わりに長くなる

このように理解しておきましょう。
ただ、これを理解しておいても、実際に完済するイメージ自体は湧きますが、
リボ払いについての長期化になることを防ぐ事を記載したページもありますので、
興味のある人は引き続き読んで頂けますと幸いです。


参考:返済が思わぬ長期化に!銀行カードローンの地獄のリボ払いのカラクリに迫る!



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