通販の後払いって?コンビニやアプリで手軽に後払いする方法を解説

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通販で後払いをしているゼニエモンの様子

1990年代にパソコンが普及しはじめたころから、ネットの通販は一般的に普及しました。


現在では通販サイトも数多くあり、どこを利用しようかと悩むところですが、セールがお得、ポイントが貯まるなどでサイトを決めている人がほとんどではないでしょうか。


そんな中、セールで欲しかった商品を見つけて今すぐ買いたいけど、今は払えない…といったシチュエーションでは、後払いで購入する手段もあります。


通販ではクレジットカードを使わない人やなるべく現金払いをしたい人には、後払いはピッタリな支払い方法と言えます。ですが、後払いといっても方法はいくつかあります。


一方で、後払いの中には様々な種類があります。


そこで、ここでは通販で後払いする方法について紹介します。


同じ後払いの中でも、特に自分に合っていてお得な支払い方法を見つけてください。

    通販で後払いする方法 その1:バンドルカード

    バンドルカードの画像


    国際ブランドはVISAで、年会費も発行料も無料のプリペイドカードが「バンドルカード」です。


    VISAは海外でも広く対応されているので、海外旅行や通販にも役立ちます。


    アプリを使うことで、ネットショッピング用のバーチャルカードを1分で発行可能です。


    バーチャルカードさえあればすぐにネットショッピングで使えるため、実際の店舗で使うつもりがない人は、バンドルカードがおすすめです。


    加えて、アプリからすぐにバーチャルカードを発行できるため、早く使いたい方にも適しています。


    発行するにあたって、クレジットカードのような審査がない点も大きなメリットでしょう。


    年齢制限もなく、未成年の方でも保護者の同意があれば発行可能です。


    バンドルカードの「ポチっとチャージ」とは?

    • チャージ法で「ポチっとチャージ」を選択
    • 必要な情報を記入して規約に同意
    • SMS認証を行う
    • チャージしたい金額を入力
    • チャージ額と支払期限を確認
    • 残高に反映

    バンドルカードはプリペイドカードですが、「ポチっとチャージ」を使うことで後払いが可能です。


    チャージ額は、3,000円〜5万円までチャージできます。


    どれくらいの金額をチャージできるかは最初にきちんと表示され、チャージ額は1,000円単位で調整可能です。


    バンドルカードの支払い方法について


    「ポチっとチャージ」でチャージしたお金は、コンビニ・セブン銀行ATM・ネット銀行・銀行ATM(ペイジー)にて支払うことが可能です。


    アプリトップの「支払いへ」ボタンか、ポチっとチャージから「支払い」のタブを選択し、「支払い方法を選ぶ」に進むと支払い方法を選べます。


    @コンビニでの支払い


    ファミリーマートのfamiポートやローソンのLoppiといった端末で申込券を発行するか、レジでバーコードを提示すれば支払いができます。


    コンビニでの支払いに対応しているのは、以下の通りです。

    • ファミリーマート
    • ローソン
    • ミニストップ
    • セイコーマート
    • デイリーヤマザキ

    Aセブン銀行で支払う


    セブンイレブン・百貨店・駅・ショッピングセンター・食品スーパー・ホームセンターなどに設置されている、セブン銀行ATMで支払うこともできます。


    セブン銀行ATMが表示したQRコードを読み取り、現金をセブン銀行ATMに入金します。


    ここで注意しないといけないことは、入金できるお金は硬貨ではなく紙幣という点です。


    硬貨もチャージ額に含まれている場合は、本来の支払額を上回る現金をお札で用意しておかないといけません。


    お札のお釣りはATMから受け取ることができますが、硬貨のお釣りはチャージ残高に入金される形で受け取ることができます。


    硬貨も含めて、お釣りを現金で受け取りたい方は注意しましょう。


    Bネット銀行での支払い


    支払い方法を選ぶ際に、ネット銀行の中から利用したい金融機関を選択します。


    その後選択した金融機関のインターネットバンキングにログインし、払い込みの画面から引落口座を選択すると払込みが可能です。


    なお、払込み先・支払額は自動的に指定されるので、チャージ額以上の支払いは不可能です。


    利用する金融機関によっては支払い完了の反映に時間がかかるケースもあるので、支払いは早めに終わらせましょう。


    Cペイジーでの支払い


    ペイジーの支払いでは、銀行ATMのメニューから「ペイジー」か「各種料金払込」を選択し、「収納機関番号」「お客様番号」「確認番号」を入力します。


    支払内容を確認したら支払いボタンを押し、キャッシュカードか現金で支払うと後払いが完了します。


    ネット銀行での支払いでも同じ注意が必要ですが、後払いとネット銀行や銀行ATM(ペイジー)からのチャージは別物なので、うっかり間違えないように気をつけましょう。


    通販で後払いする方法 その2:メルペイ

    メルペイの画像


    メルカリは、非常に人気の高いフリマサービスです。


    メルペイとは、メルカリアプリを通じて決済できるサービスのことを指します。


    メルペイは、iD決済やメルペイコード決済に対応のお店や、一部のネットショップで利用可能です。


    また、2020年9月以降はd払いが使えるお店でも使えます。


    メルペイはPayPayなどと同じく、非常に高い還元率のサービスなどの特典やキャンペーンを行っています。


    売上金をメルカリ内のショッピングでも使えるので、メルカリで稼いたお金でメルカリの支払いを行う循環ができるのが、メルペイの最大の特徴です。


    キャンペーンによってメルペイポイントを大量に獲得し、1メルペイポイント=1円としてショッピング利用も可能な点は、メルペイの大きなメリットでしょう。


    そして、メルペイには「メルペイスマート払い」という後払いサービスがあります。


    メルペイスマート払いとは


    その月の購入代金を、翌月にまとめて一括払いできるサービスを「メルペイスマート払い」と言います。


    メルペイスマート払いを利用するには、まず決済方法方を「メルペイスマート払い」に設定します。


    その後、メルペイで決済をする翌月1日に利用通知が届くので、精算する方法を選びます。


    支払い方法は定額払いと自動引落し、残高での清算、コンビニ/ATMがあります。


    @定額払い

    定額払いの画像


    いわゆる「リボ払い」と同じ支払い方ができるのが、「定額払い」です。


    購入手続き画面内の支払い方法欄で「定額払い」を選択し、「購入する」を押すと購入手続きが完了します。


    そして支払額を設定し、手数料を乗せて毎月支払います。


    ここで注目すべきは、手数料の金利が年15.0%ということです。


    リボ払いの金利は年18.0%がスタンダードであることを考慮すると、返済額の調整をしやすい「定額払い」は利便性が高いと言えます。


    なお、利用限度額は最大30万円です。


    A「自動引落し」

    • アプリでかんたん本人確認を完了する
    • 支払い用銀行口座を登録
    • 清算方法を設定

    支払日は、毎月11日・16日・26日から選択することができますが、最初は翌月26日が引落日に固定されます。


    なお、支払いに売上金を使って購入したメルペイポイントは支払いに利用できません。


    友達招待やキャンペーンで獲得したメルペイポイントは利用できるので、注意しましょう。


    また、メルペイポイントでは支払額が足りない場合、不足している金額分だけ登録している金融口座から自動的にチャージして支払いをします。


    設定した支払日に引落ができなかった場合、11日→16日→26日の順に支払日がずれていきます。


    26日の引落日にも支払いができなかった場合は、残高で清算かコンビニ・ATMで支払いをしなければいけません。


    また、自動引落しの実行には3日程度かかるケースもあることを覚えておきましょう。


    B「残高での清算」


    • 清算予定画面下部にある「清算の設定」から「清算方法」を選択
    • 清算方法の設定画面で「残高で清算」を選択
    • 「今すぐ清算する」を選択
    • ポイントの利用を希望する場合は「ポイントを使用する」にチェックを入れる

    このように、メルカリアプリ内の残高で支払いをするのが「残高での清算」です。


    自動引落しと同じく、アプリ内でかんたん本人確認が完了していないと、支払い用の銀行口座を活用できません。


    加えて、売上金で購入したメルペイポイントは清算に活用できず、友達招待やキャンペーンで獲得したメルペイポイントは使える点も同様です。


    ちなみにアプリ内にあるチャージ残高を利用する場合は、「メルペイ残高を使用する」にチェックを入れて利用します。


    Cコンビニ/ATM


    以下のコンビニで、現金かメルペイポイントで支払いができます。

    • ファミリーマート
    • ローソン
    • ミニストップ
    • セイコーマート
    • デイリーヤマザキ

    「コンビニ/ATMで清算する」を選択し、ポイントを清算に利用する場合は「ポイントを使用する」にチェックを入れます。


    それから「お客様番号を発行する」を選択し、選んだコンビニ/ATMで清算をししょう。


    基本は現金の支払いで、iDやクレジットカードでの支払いができないということに注意が必要です。


    通販で後払いする方法 その3:Paidy(ペイディー)

    paidy(ペイディー)の画像


    Paidy(ペイディー)は、後払いに特化したサービスです。


    メールアドレスと電話番号を入力し、SMSに届く4桁の認証番号を入力するだけで買い物が可能になります。


    そして、その月の利用額を翌月10日までにコンビニ・銀行振込・口座振替でまとめて支払いします。


    コンビニ支払いならレジでアプリを見せるだけなので、非常にスピーディに決済が可能です。


    加えて、本人確認をしたら「ペイディプラス」を無料で利用できるようになります。


    この「ペイディプラス」は、銀行振込や口座振替のみ手数料無料の「3回あと払い」や、どこでもペイディなどが可能になるので、積極的に活用しましょう。


    通販で後払いする方法 その4:auかんたん決済

    auかんたん決済の画像


    「auかんたん決済」は、携帯電話料金の支払いと合算する形で後払いできるサービスです。


    支払い方法を選ぶ際に「auかんたん決済」を選択し、暗証番号を入力するだけで利用できます。


    利用限度額は年齢によって変化し、20歳以上の場合は利用限度額10万円となります。


    au IDを持っている方なら、問題なく利用できることでしょう。


    さらに細かい利用条件は以下の通りです。


    利用条件

    ・au契約(au携帯電話、auデータ通信端末)


    ・「auひかり」や「auひかり ちゅら」契約


    ・Smart TV Box、ケーブルプラスSTB、ケーブルプラス電話契約


    ・UQ mobile契約(UQ mobileのスマホ、iPhoneの契約)


    電話で契約申し込みをした場合などはau IDの発行がまだできていないことがあるので、IDがすでに発行されているのかどうかの確認は忘れないようにしましょう。


    ※電話による契約申込の場合など、一部au IDの発行ができずに利用できない場合があります。


    通販で後払いする方法 その5:d払い・docomo払い

    d払いの画像


    auかんたん決済と同じく、docomoでも後払いサービスを利用することができます。


    d払い・ドコモ払いのどちらでも、携帯電話利用料金と合算した支払いが可能です。


    利用限度額は1回線につき50,000円です。


    通販で後払いする方法 その6:ultra pay(ウルトラペイ)

    ultra pay(ウルトラペイ)の画像


    審査なしに発行できるVISAブランドのプリペイドカードが、ultra pay(ウルトラペイ)です。


    ultra payで利用できる後払いサービスは「こんど払い byGMO」と言います。


    バンドルカードと同じように審査は無いと思われるかもしれませんが、利用する上で所定の審査を受けることになるので注意しましょう。


    利用の手順は、以下の通りです。


    • ultra pay カードアプリで「チャージする」をタップ
    • 必要時効を記入
    • 金額を入力
    • 認証コードで本人確認
    • 支払情報を送るメールアドレスを入力
    • チャージ

    「こんど払い byGMO」を利用する際、手数料がかかる点には注意が必要です。


    手数料を差し引いた金額がチャージされるので、手数料を見越して少し多めにチャージするようにしましょう。


    また、1ヶ月あたりの支払額が5万円以上なら660円(税込)、5万円未満なら660円(税込)のシステム手数料がかかります。

    通販で後払いを選ぶメリット・デメリット

    通販で後払いするメリット・デメリットの様子


    通販のショッピングで使える後払いのサービスをいくつか紹介しました。


    後払いのメリットとデメリットを紹介します。


    メリット

    お金がないときにも使える

    通販では、非常に大きなセールを予告なしに行うことがあります。


    通常なら数十万円もするような商品を数万円で購入できることもあり、そのタイミングを逃す手はありません。


    後払いなら、その時にはお金がなかったとしても、支払期日までにお金を用意できれば問題ありません。


    到着を確認できる

    通販には、場合によってさまざまな危険があります。


    例えば、ネットで買い物をして支払いが終わっていても、商品が届かないこともあります。


    しかし、商品の到着を待ってから支払いができる後払いなら、最悪の場合はお金を支払う必要なく、商品が届かない場合も問題ありません。


    手数料無料

    お金がない場合の対処法として、カードローンやキャッシングが挙げられますが、どちらも金利が発生するデメリットがあります。


    一方で、通販の後払いサービスなら金利が発生しないサービスが多くあります。


    そのため、お金がないときの手段として、非常に有効な手段です。


    デメリット

    必要以上に使いすぎる

    通販の後払いサービスは、その時点の支払いを先延ばしにするものです。


    そのため、どんどん買いものをしてしまうと、後で支払いができなくなる可能性があります。


    与信枠がある

    通販の後払いは、仕組みとしてはクレジットカードと同じです。


    そのため、利用者一人ひとりに「これくらいの支払いはできるだろう」という与信枠が設定されます。


    場合によっては、後払いをしたいけど、与信枠が利用したい金額に利用限度額が届かない可能性もあります。

    後払いの仕組み

    通販の後払いの仕組みを解説している様子


    それでは、後払いがどのようなシステムで行われるのか把握しましょう。


    原則としてはクレジットカードと同じ仕組みで、利用者がネットショップで後払いサービスで決済をすると、決済代行企業が代わりにお店に支払いをします。


    そして後日、利用者が決済代行企業に対して金額の支払いをします。


    これが後払いの仕組みとなっています。


    決済代行企業がどれくらいの金額を利用者の代わりに支払うかは、基本的に与信審査で決まります。


    後払いにも与信審査がある!

    通販の後払いには与信枠があり、与信審査によって後払いが可能になることがわかりました。


    その与信審査はどのような基準で行われるのか、診査に落ちる理由や審査に通るコツも含めて解説します。


    1.与信審査基準

    後払い決済を可能にさせるには、購入者がきちんと支払えると、企業が判断する必要があります。


    与信審査では、購入者に支払いの滞納がないか、年収に対して限度額が高すぎないかチェックをします。


    他には、登録した住所や電話番号に不備がないかどうかも、審査を通るかどうかの基準になります。


    2.与信審査に落ちる理由

    ローンの借入やリボ払いの支払い残高があり、後払いでの購入を希望している場合、この人はきちんと支払いができない可能性があると判断されます。


    また、入力された住所や連絡先、メールアドレスに不備があった場合は、与信審査に落ちてしまう可能性が高いです。


    3.与信審査に通るコツ

    与信審査に通る可能性を高めるには、ローンなどの未払金が絶対にないようにし、ある場合は払い終わってから申込を行うようにしましょう。


    また、登録している住所・電話番号・メールアドレスに間違いがないように確認しましょう。


    大手通販サイトが対応している後払いは?


    Amazon paydy・バンドルカード・d払い
    楽天市場 後払い決済サービスあり・バンドルカード・ultrapay・paydy
    ヤフーショッピング 後払い.com・バンドルカード・ultrapay・auかんたん決済・ドコモ払い
    ZOZOTOWN ツケ払い・バンドルカード・ultrapay
    Qoo10(キューテン) paydy・auかんたん決済・バンドルカード・ultrapay
    Shoplist paydy・メルペイ・バンドルカード・ultrapay
    @COSMESHOPPING d払い・バンドルカード・ultrapay

    通販の後払いは利便性に優れているが、使いすぎにはくれぐれも注意!

    通販の後払いの使いすぎに気を付けている図


    通販の後払いはクレジットカードと同じく、与信によって業者が先に支払いを行い、後から業者に支払いを行う仕組みです。


    中には与信審査が不要なものもあり、バンドルカードは審査の対象にならない非常に貴重なサービスです。


    なお、auかんたん決済のようなスマホのキャリア決済も与信審査の対象になるので注意しましょう。


    通販の後払いは、今手持ちがない場合やクレジットカードの入力を避けたい場合に、非常に役に立ちます。


    ただ、支払いができなくなる可能性があるので、クレジットカードと同じく使いすぎには気をつけるようにしましょう。


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