大正カードローン
2020年1月に大正銀行は合併して徳島大正銀行になり、
大正カードローンは申し込み出来なくなりました!
このカードローンに向いている人
- 大正銀行の口座をメインバンクとして利用している人
- 融資実行までに最低でも1週間は余裕がある人
- 大正銀行への来店が可能な人
- 30万円以上の借入希望で早期完済をしたい人
このカードローンに向かない人
- 大正銀行との取引がない人
- とにかく急いでお金が必要な人
- カードローンの利用を家族に絶対に内緒にしたい人
- WEB上ですべての手続きを完結させたい人
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 保証人 | 口座開設 | 職場連絡 |
---|---|---|---|---|---|
3.0%〜14.5% | 10万円〜1,000万円 | 最短2営業日 | 無し | 必須 | 有り |
遅延利率 | 申込資格 | 保証会社 | 来店必要の有無 | ||
15.0% | 満20歳以上70歳未満 | SMBCコンシューマーファイナンス(株) | 必須 |
大正銀行は徳島大正銀行となり、カードローンも変更
2020年1月に大正銀行は合併して徳島大正銀行になったため、大正カードローンも消滅しました。
その代わりに、徳島大正銀行のカードローンである「SaSaっとカードローン」を利用できるようになりました。
大正カードローンを利用しようと考えていた方は、ぜひSaSaっとカードローンを見てみてください。
大正カードローンへの申込資格がある人
大正カードローンへの申込条件は以下のように定められています。
- 申込時の年齢満20歳以上70歳未満であること
- 信用事故がなく安定継続した収入があること
- 保証会社SMBCコンシューマーファイナンス(株)の保証が受けられること
- 大正銀行に来店可能な地域に住んでいるもしくは勤務していること
属性
属性による申込の制限
アルバイトをしている学生、配偶者に安定した収入があれば専業主婦の人も申込が可能とされています。
属性による申込の制限は緩やかだと言え、多くの人が大正カードローンへの申込をすることができます。
借入限度額100万円超は、年収200万円以上の勤務者もしくは所得が0ではない自営業者のみが対象といった形で、属性、年収による申込可能金額の制限が設けられています。
営業エリア外からの申込には対応していない
大正カードローンは、大正銀行の営業エリア内に住んでいる人、もしくは勤務先がある人のみが利用することができます。
契約手続きには大正銀行窓口への来店が必須となるため、全国からの申込には対応していません。
大正銀行の口座開設が必須
今現在、大正銀行の口座を持っていない人も申込、審査を受けることはできますが、審査通過後、契約手続きの際には、大正銀行の口座を必ず開設する必要があります。
保証会社から考察する大正カードローンの審査の厳しさについて
カードローンの審査の基準についてはどの業者でも明確にはされてはいないのですが、保証会社の違いからあるていど審査の厳しさを予想するコトができます。
一般的に最も慎重な審査が行われるのは保証会社は銀行子会社、次に信販系、最も審査の通過が期待できるのが消費者金融系となります。
大正カードローンの保証会社はSMBCコンシューマーファイナンス(株)、消費者金融系となるので、銀行カードローンの中では審査通過の期待値は高くなると言えます。
特に、大正銀行の口座で毎月の給与の受け取りをしている、公共料金などの引き落とし先口座として利用している、などといった取引がある場合、これらは審査の際にプラスの判断材料となるので、大正カードローンの審査に対して有利になります。
契約するにあたり用意が必要になる書類
大正カードローンの契約時には以下2点の書類の用意が必要です。
本人確認書類として認められるもの
本人確認書類として提出する書類は、顔写真の記載があることが条件となります。
上記のうちいずれか1点を、来店契約時に提出するのですが、大正銀行の口座を持っていない人は、銀行届出印も必要になるので忘れず持参するよう注意しておく必要があります。
収入証明書の提出条件と認められる書類
収入証明書は借入限度額が50万円を超えた場合に提出を求められることになり、以下のうちいずれか1点を用意する必要があります。
申込内容、審査の結果次第では借入限度額が50万円以下の場合でも、提出を求められる場合があり、その際は仮審査の結果回答時にその旨伝えられるコトとなります。
申込から融資実行までの流れと要する時間について
大正カードローンの申込から融資実行までの流れは次のようになります。
大正カードローン申込から融資実行までのフローチャート
- 申込
- 仮審査結果の回答
- 窓口での契約手続き
- 融資実行
申込方法は以下3通りから選択することができます。
インターネット | 24時間365日受付 |
---|---|
電話 | 9:00〜17:00(土日祝日も受付※12/31〜1/3を除く) |
FAX | 24時間365日受付 |
仮審査結果は最短2営業日で電話にて回答されます。
銀行休業日も申込の受付は行われていますが、審査の業務は停止しています。
そのため、仮に金曜日に申込をした場合、審査結果の回答は早くとも、翌週の月曜日以降となってしまいます。
大正カードローンは大手消費者金融やメガバンクなどのようにWEB上で契約手続きを完結させるコトができません。
銀行営業時間となる、平日15時までに大正銀行本支店の窓口へ来店する必要があるため、土日が休みなことが多い会社勤めの人や公務員の人は利用しづらくなってしまいます。
店頭での契約手続きが完了、その場ですぐに借入、ということにはなりません。
借入するためには、ローン専用のカードが必要となるのですが、このカードは郵送での発行となり、手元に届くまでには契約完了日から約1週間程度かかってしまいます。
少しでも早く融資を受けたい場合、契約完了時に希望することで、ローンカード到着前に指定口座へ振込での融資を受けることも可能ですが、融資実行は契約完了日の翌日以降となる可能性が高いとのことでした。
大正カードローンは急いでお金が必要な人には向いていない
保証会社が消費者金融系のSMBCコンシューマーファイナンス(株)ということもあり、仮審査結果の回答では最短2営業日と早いのですが、実際にお金が借りられるようになるまでには、約1週間〜2週間程度はかかると考えておく必要があり、借入を急ぐという人には利用が向いていません。
できるだけ早く借入をしたいと考えている人、特に即日での融資を希望している人は次のページを参考にしてください。
即日融資に対応したカードローンの特集、申込をしたその日のうちに借入を行うポイントを詳しく解説しています。
在籍確認と自宅への郵送物について
カードローンの契約をしたということは、基本的には自分から話さない限り、第三者に知られるコトはありませんが、絶対に誰にもバレずに借入をしたいと考えている人は以下2点には注意をしておく必要があります。
- 勤め先への「在籍確認」のための電話連絡の有無
- カードや契約書類など自宅への郵送物の有無
この2点について徹底調査しました。
在籍確認によりカードローン利用が会社にバレるリスクは低め
大正カードローンでは、勤務先への電話連絡による在籍確認が必須となるのですが、その電話は次のような形でかかってくることになります。
在籍確認は、大正銀行ではなく、保証会社となるSMBCコンシューマーファイナンス(株)が行います。
この電話は審査担当者の個人名でかけられますし、カードローンの在籍確認の為の電話です、などと伝えられることはありません。
本人が不在でもの上のような返答をしてもらえれば、それで在籍確認は完了となるので、ほとんどの人が難なくクリアできますが、大正カードローンでの在籍確認は時間指定は不可、仮審査通過後に自動的に会社へかかってきます。
もし、自分自身が電話に出ることで在籍確認を終わらせたい、できることなら会社への連絡はして欲しくないと考えていた人は以下ページをぜひ参考にしてみてください。
会社への電話連絡ナシで利用可能なカードローンの特集を行っています。
ローンカード・利用明細が郵送され家族バレのリスクは高い
契約手続きを店頭で行うので、契約書類の自宅への郵送はないのですが、その場でローンカードを受け取ることはできず、契約完了日から約1週間〜10日後に自宅へとカードが発送されます。
このローンカードを家族に見られることなく、受け取りが完了できた場合も油断は禁物です。
大正カードローンでは、年に2回ほど、利用明細書が発行され、これは必ず自宅へと郵送されるコトになります。
その他、毎月の返済は大正銀行の口座からの自動引落しのみとなり、通帳をもし見られてしまうともう言い訳のしようはありません。
カードローンは利用方法、業者選びさえ間違えなければ、誰にも知られることなく利用することは可能です。
以下ページで、家族にバレずにカードローンを利用する方法を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
借入方法と利便性について
大正カードローンの振込融資は初回のみ、2回目以降はローンカードを利用したATMでの借入のみとなります。
ローンカードは大正銀行ATMの他に、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、その他信用金庫などの提携ATMで利用することができます。
手数料無料で利用できる他行のATMがあるのはうれしいポイントですが、コンビニATMが無料で利用ができないのはちょっと残念です。
こまめに借入をしたい、どうせなら便利なカードローンを利用したいと考えている人には、大手消費者金融のプロミスがオススメです。
2017年10月から、従来のローンカードを利用した借入、指定口座への振込融資に加え、専用アプリを利用した借入が可能となっています。
専用アプリを使うことで、カードを利用することなく、セブンイレブンに設置されているセブン銀行ATMから24時間365日スマートフォンだけでATM出金を行うことができます。
今後、アプリを利用した借入に対応する銀行カードローンも出てくると考えられますが、今の段階では利便性でプロミスを上回る業者はないと言えます!
毎月の返済方法と最低返済額について
大正カードローンの返済日、返済方法は次のように定められ、自分自身で自由に選択することはできません。
返済方法 | 大正銀行口座からの自動引き落とし |
---|---|
返済日 | 毎月10日(銀行休業日の場合は翌営業日) |
大正銀行の口座を給与受け取り先に指定している人や、預金口座として利用している人であれば問題ないですが、普段利用していない、今回の契約に際して新たに大正銀行の口座を開設したという人は、毎月忘れずに口座へ入金する必要があります。
毎月の返済額は、以下表のようになります。
大正カードローンの毎月の返済額表
契約極度額 | 毎月の返済額 |
---|---|
10万円以下 | 2,000円 |
10万円超30万円以下 | 6,000円 |
30万円超50万円以下 | 10,000円 |
50万円超100万円以下 | 20,000円 |
100万円超200万円以下 | 30,000円 |
200万円超300万円以下 | 40,000円 |
300万円超400万円以下 | 50,000円 |
400万円超500万円以下 | 70,000円 |
500万円超1,000万円以下 | 90,000円 |
大正カードローンは返済額の決定方法が特殊
一般的な銀行カードローンの毎月の返済額は、借入残高ごとに設定されている場合がほとんどです。
仮に借入残高10万円以下で2,000円、20万円で4,000円、30万円で6,000円といった形で返済額の設定がされている銀行カードローンの場合、返済を続けていくコトで、次のように毎月の返済額が変化していきます。
これに対し、大正カードローンの場合は、契約時に決定される借入極度額(借入の枠)に応じて毎月の返済額が決定されることになります。
仮に、借入極度額が50万円となった場合の毎月の返済額は10,000円に設定され、1万円〜50万円の間でいくらの借入をしようとも、この返済額は借入から完済まで一律で変化することはありません。
大正カードローンの最低返済額は2,000円とかなり低い水準ですが、この返済額が適用されるのは借入極度額10万円以下での契約となった場合のみとなるので、他銀行カードローンに比べ毎月の返済額が高くなりやすいと言えます。
毎月の返済額の違いは、最終的に支払う利息に大きな影響を与えることになるので、以下返済シミュレーションを使い詳しく解説していきます。
借入極度額10万円・返済額2,000円の返済シミュレーション
借入金額 | 実質年率 | 返済回数 | 月返済額 | 利息合計 |
---|---|---|---|---|
5万円 | 14.5% | 30回 | 2,000円 | 9,889円 |
10万円 | 14.5% | 78回 | 2,000円 | 54,322円 |
借入極度額30万円・返済額6,000円の返済シミュレーション
借入金額 | 実質年率 | 返済回数 | 月返済額 | 利息合計 |
---|---|---|---|---|
5万円 | 14.5% | 9回 | 6,000円 | 3,023円 |
10万円 | 14.5% | 19回 | 6,000円 | 12,346円 |
20万円 | 14.5% | 43回 | 6,000円 | 57,502円 |
30万円 | 14.5% | 78回 | 6,000円 | 162,965円 |
借入極度額50万円・返済額10,000円の返済シミュレーション
借入金額 | 実質年率 | 返済回数 | 月返済額 | 利息合計 |
---|---|---|---|---|
5万円 | 14.5% | 6回 | 10,000円 | 1,894円 |
10万円 | 14.5% | 11回 | 10,000円 | 7,232円 |
20万円 | 14.5% | 24回 | 10,000円 | 30,319円 |
30万円 | 14.5% | 38回 | 10,000円 | 74,842円 |
50万円 | 14.5% | 78回 | 10,000円 | 271,608円 |
10万円の借入を行った場合に支払うことになる利息を赤文字で強調しています。
同じ金利で同じ金額を借入した場合でも、毎月の返済額の違いで、最終的に支払う利息にはここまで大きな差が出ることになります。
30万円を超える極度額での契約となった場合、返済回数を少なくでき、最終的に支払う利息を低く抑えるコトができますが、反対に、借入極度額が30万円以下となった場合には、返済が長期化しやすく、余分な利息を支払うことになりやすいと言えるので、注意が必要です。
仮に50万円の極度額となった場合、10万円の借入時でも返済額が10,000円となるので、できるだけ返済額が低いカードローンを利用したいと考えている人には不向きですが、30万円以上の借入を希望している、早期完済を目指したいと考えている人には、メリットが大きく、利用をオススメすることができます。
大正カードローンとSaSaっとカードローンを比較
2020年1月に大正銀行は合併して徳島銀行になり、大正カードローンは申込ができなくなっています。
そこで、大正カードローンと徳島銀行のSaSaっとカードローンのどちらが便利に利用できるのか比較していきましょう。
大正カードローン | SaSaっとカードローン | |
---|---|---|
金利 | 年3.0%〜14.5% | 年7.5%〜11.5% |
限度額 | 1,000万円 | 500万円 |
申込資格 | 満20歳以上70歳未満 | 満20歳以上65歳以下 |
口座開設 | 必須 | 必須 |
審査時間 | 最短2営業日 | 最短1日 |
最小返済額 | 2,000円 | 5,000円 |
特長 | ・アルバイトやパートをしている学生、専業主婦も申し込み可能 ・セブン銀行ATMから24時間365日スマホから出金可能 |
・アルバイトやパートをしている学生、専業主婦も申し込み可能 ・Web完結で申し込み可能 ・れいんぼ〜ポイントサービスが利用できる |
大正カードローンは、SaSaっとカードローンに比べて金利が年3.0%〜14.5%と最低金利が低く、一見、大正カードローンの方がお得に借入れできるように思いますが、初回借入れ時には最高金利が適用される場合がほとんどなので、金利が年7.5%〜11.5%のSaSaっとカードローンの方が低金利で利用できます。
申込資格は、SaSaっとカードローンは満20歳〜65歳以下であるのに対し、大正カードローンは満20歳〜70歳未満と年齢制限の幅が広いです。
申込資格には「安定継続した収入がある」ことが条件とされていますが、どちらのカードローンもアルバイト・パートをしていれば、学生や主婦の方でも申込できます。
また、申込方法はSaSaっとカードローンはWebで完結することができるので、大正カードローンのように窓口に足を運ぶ必要はありません。
最小返済額については、SaSaっとカードローンは5,000円、大正カードローンは2,000円と大正カードローンの方が低くなっています。
結論として、大正カードローンは最低金額も低く生活に大きな負担をかけることはありませんが、SaSaっとカードローンの方が最高金利も11.5%と低く、Web完結で申込みも簡単にできるので、SaSaっとカードローンの方が便利に利用することができます。
大正カードローンを利用するメリット・デメリットとまとめ
大正カードローンについて詳しく解説してきましたが、最後にこのカードローンを利用するメリットとデメリットを簡単にまとめました。
大正カードローンを利用するメリット
アルバイトをしている学生、配偶者に収入のある専業主婦、年金受給者の方も申込が可能です。
上限金利が14.5%とメガバンクと変わらない水準の金利で借入を行うことができます。
保証会社が消費者金融のSMBCコンシューマーファイナンスとなり、一般的に審査が厳しいとされる銀行カードローンの中では、審査通過への期待値は高くなると考えられます。
返済方法が口座からの自動引き落とし、返済額が契約時に決まり完済まで一定となるので、お金の管理をしやすくなっています。
大正カードローンを利用するデメリット
返済方法が大正銀行口座からの自動引き落としのみとなり、利用するには口座の開設が必須となります。
契約手続きをWEB上で完結できないため、契約のために大正銀行窓口への来店が必須とされています。
申込から融資実行までには約1週間〜2週間程度は見ておく必要があり、即日融資には対応していません。
ローンカードの他に利用明細書が自宅に届くことになるので、家族バレのリスクが高くなっています。
唯一のメリットは大正銀行の口座をメインバンクとして利用している場合、審査通過の期待値が高くなるという点のみです。
大正銀行の口座を今の段階で持っていない、申込から契約までをWEB上で完結させたい、とにかく急いで借入をしたいと考えている、このような人には利用をオススメできません。
地域限定のカードローンではなく、全国からの申込に対応している、メガバンクやネットバンクのカードローンの利用を検討してみることを推奨します。