楽天会員は審査に通りやすい?楽天スーパーローンの審査についてを徹底調査!
確かに楽天銀行スーパーローンは、当サイトの調査で全業者の中でもシェア率がトップクラスに高く人気のカードローンで、実際に審査に通ったという口コミやお便りを多く頂いていて、一般的に審査が厳しめとなる銀行カードローンの中では審査に通りやすい傾向にあると言えます。
ただし、誰でもどんな条件でも審査を通過できるというわけではありません。
このページではそんな楽天銀行スーパーローンの審査の基準、内容について徹底解説していきます。
審査に対して不安、疑問がある人にぜひ参考にして頂ければ幸いです。
審査についてのみ特化した解説ページとなるので、楽天銀行スーパーローンの金利や融資までの流れなど全体的なスペックを知っておきたいという人は以下ページをご参照ください。
楽天銀行スーパーローンの審査に通るための最低条件
まずは、以下の楽天銀行スーパーローンの申込資格から、審査に通過するための最低条件を考察していきます。
楽天銀行スーパーローンの申込資格は以下のように定められています。
- 満20歳以上62歳以下の人
- 日本国内に住んでいる人
- 毎月安定した定期収入がある人
- 楽天カード(株)もしくは(株)セディナの保証を受けられる人
銀行カードローンの場合、年収や職業による申込の制限が設けられていて、審査が承認されるのは会社員や公務員のみとされているコトもありますが、楽天銀行スーパーローンでは、派遣社員だから、アルバイトだからといった雇用形態によって審査が非承認となることはありません。
楽天スーパーローンの公式ホームページの質問紹介ページでは以下のような記載が確認できます。
学生ですが楽天スーパーローンの審査に通りますか?
学生の方でも、日本国内に居住する20才から62才までで、お仕事に就かれており毎月安定した定期収入のある方であれば、お申込みいただけます。もちろん、パートまたはアルバイトでお勤めの方もお申込みいただけます。
引用:https://www.rakuten-bank.co.jp/loan/cardloan/screening.htmlより
楽天スーパーローンは学生でもアルバイトなどで毎月安定した収入がある場合には、申込可能、審査の対象となります。
銀行カードローンは審査が厳しそうで審査に通るか不安といった人も多いですが、楽天銀行スーパーローンは普通に仕事をしている人であれば審査に対して過度に心配する必要はないと考えられます。
楽天銀行スーパーローンの審査の仕組みについて
消費者金融の場合は、自社で審査を行いその結果、信用情報、返済能力に問題ないと判断されると審査承認、契約手続きへと進むことになりますが、銀行カードローンでは自行の審査の前に保証会社による審査が行われます。
審査を行う保証会社は各銀行カードローンにより異なり、SMBCコンシューマーファイナンス(株)やアコム(株)といった消費者金融、オリエントコーポレーション(株)やオリックスクレジット(株)といったクレジット会社など様々ですが、楽天銀行スーパーローンでは、楽天カード(株)もしくは(株)セディナが保証会社に指定されています。
保証会社が2社用意されていますが、この場合、2つの保証会社両方の審査を通過しないといけないというコトではありません。
どちらか一方の審査を通過すればOKなので、単純に審査通過には有利になると考えておいて問題ないと言えます。
楽天カードと楽天銀行スーパーローンの審査の基準は同じ?
楽天カードは数多くあるクレジットカードの中でも、比較的審査に通りやすく、はじめて持つクレジットカードとして人気があります。
クレジットカードとカードローンの審査の基準が、全く同じということはありませんが、極端にどちらか一方の審査が厳しいということは考えにくく、楽天スーパーローンの審査の基準は銀行カードローンの中では易しい部類に入ると予想することができます。
楽天銀行スーパーローンの審査に落ちてしまう可能性が高い人
申込後、まず最初に行われる保証会社の審査では、
- 申込者の返済能力の高さ
- 他社ローンでの金融事故の有無
主にこの2項目をチェック、申込フォームから得られる申込者の情報をスコア化していきます。
このスコアの算出は、各金融機関が持つカードローン利用者のデータ、業者間で共有するデータを元に行われるのですが、公務員ならプラス30点、年収が200万円だからマイナス10点などと、スコア算出の基準が明らかにされているわけではありません。
ですので、一概にこのケースは審査に通る、これは通らないといった事は言えないのですが、次の項目に当てはまる場合、審査に通ることは難しくなる傾向にあります。
過去6ヶ月以内に楽天スーパーローンの審査に落ちてしまった人は審査の対象外となります。
クレジットカード「楽天カード」の審査落ちてしまったという人は、6ヶ月以内でも審査の対象とはなりますが、審査の通過はかなり難しいと考えておくことを推奨します。
楽天グループではない、他社の審査に落ちてしまっているという人は、楽天銀行スーパーローンの審査通過の可能性は残されています。
「何年以上働いていないと審査に通過できない」といった基準が明らかにされているワケではありませんが、楽天銀行スーパーローンも含め、勤続年数が1年未満の場合、銀行カードローンの審査通過のハードルは高くなる傾向にあります。
次のページで勤続年数がカードローンの審査に与える影響、勤続年数が短くても、審査を通る可能性が高いカードローンについてを詳しく解説していますので、バイトを始めたばかりという人、転職して間もないという人はぜひ参考にしてみてください。
楽天スーパーローンの申込みフォームには、他社からの借入件数や借入額などを確認する項目はありませんが、申込みには以下の項目への同意が必要となり、自身の信用情報については全て審査の際に明らかにされることになります。
第4条(個人信用情報機関の利用等)
1、私は、本申込みに関して、銀行が加盟し利用する個人信用情報機関(個人の支払能力に関する情報の収集および会員に対する当該情報の提供を業とする者)および同機関と提携する個人信用情報機関に私の個人情報(当該各機関の加盟会員によって登録される契約内容、返済状況等の情報のほか、当該各機関によって登録される不渡情報、貸金業協会から登録を依頼された情報、破産等の官報情報等同機関が独自に収集・登録する情報を含みます)が登録されている場合には、銀行がそれを与信取引上の判断(返済能力または転居先の調査をいいます。ただし、銀行法施行規則第13条の6の6により、返済能力に関する情報については返済能力の調査の目的に限ります。以下同じです)のために利用することに同意します。
2、 銀行が本申込みに関して、銀行の加盟する個人信用情報機関を利用した場合、私は、その利用した日および本申込みの内容等が同機関に1年を超えない期間登録され、同機関の加盟会員によって自己の与信取引上の判断のために利用されることに同意します。
引用:https://www.rakuten-bank.co.jp/rules/superloan-privacy.htmlより
マイカーローンや住宅ローン、クレジットカードの利用など、今現在ある他社での借入、ローンについての情報は全てCICやJICCといった信用情報機関に登録されていて、カードローンの審査の際にはどの業者でも必ずこの情報の確認が行われます。
具体的に何社以上借入があると審査に通らないといった基準は直接問合わせても教えてもらうことはできませんが、
- 4社以上のローンの残債がある人
- 過去2年以内に他社ローンの返済の滞納がある人
- 年収の1/3以上もしくはそれに近いキャッシングまたはカードローンの借入がある人
- 過去5年以内に債務整理を行っている人
このような人は楽天スーパーローンの審査通過は非常に難しくなると考えておく必要があります。
どのような信用情報ならカードローンの審査通過が見込めるのか、逆に審査落ちとなるのかを詳しく解説していますので、自身の信用情報に不安がある人は以下ページに進み、参考にしてみてください。
楽天グループのサービスを利用している人は審査通過への期待値が高くなる
楽天銀行スーパーローンでは、楽天会員のランクに応じた審査の優遇を行っています。
楽天会員であればすでに知っているという人もいると思いますが、会員ランクは獲得した楽天スーパーポイントの数によって決定されます。
楽天会員ランクアップの仕組み
ダイヤモンド会員 |
・前月末日からさかのぼって6ヶ月間に合計4,000ポイント以上獲得 |
---|---|
プラチナ会員 |
・前月末日からさかのぼって6ヶ月間に合計2,000ポイント以上獲得 |
ゴールド会員 |
・前月末日からさかのぼって6ヶ月間に合計700ポイント以上獲得 |
シルバー会員 |
・前月末日からさかのぼって6ヶ月間に合計200ポイント以上獲得 |
楽天スーパーポイントは楽天グループと提携のある店舗で買い物することで貯まるもので、そのポイントの獲得数によって楽天会員のランクは変わります。
なぜ会員ランクによって審査が優遇されるの?
「普通に買い物して、ポイントを獲得するだけでランクが上がり、それで審査が優遇ってなんで?」
「具体的にどんなコトが優遇されるの?」
このように疑問に感じた人も多いのではないかと思います。
審査の基準はどのような手段を使っても知ることはできないので、具体的にどのような優遇がなされるかという点についてはお答えできないのですが、審査が優遇される理由は、審査の判断材料が増えるからだと言えます。
楽天会員ランクがダイヤモンドで、普段からいっぱい楽天グループに貢献してくれているからこの人は審査に通りやすくしてあげよう!といったことではありません、、。苦笑
楽天カードを利用している人が審査に有利になる
申込みフォームに入力されている情報、信用情報機関で開示できる情報に加えて、申込者の状態を詳しく知ることができる場合にのみ審査は優遇され、具体的には楽天カードでの取引情報が重要視されると考えられます。
楽天カードではないクレジットカードの取引の履歴は、返済の滞納があった場合には信用情報機関に記載されるので、カードローンの審査の際にマイナスの情報として楽天銀行は得ることができますが、滞納がない限りどのような利用をしているかは分からないので、信用情報はプラスにもマイナスにも判断されません。
これが楽天カードの取引の履歴であれば、楽天銀行スーパーローンの保証会社、楽天カード(株)は審査の際に申込者の普段の取引情報を確認することができます。
普段からクレジットカードの返済を毎回必ず遅れることなく完了させている場合、「この人は契約をきちんと守れる人なんだ!」といったようにプラスの判断材料を業者側に与えることになり、その分審査が有利になります。
これは楽天銀行スーパーローンに限らずどの銀行カードローンにも言えることなのですが、給与振込先に指定している場合には、それだけ収入の安定性を業者側が確認しやすくなりますし、公共料金や携帯電話の利用料金の引き落とし先としている場合も申込者の信用度を計る上での判断材料が増え、審査に有利になる傾向にあります。
ただ、これらの審査の優遇によって、信用情報機関に金融事故の履歴があるけど審査を通過できるといったことはまずないので、誤解がないよう注意が必要です。
注意:反対に審査に対してマイナスになることもある
普段から楽天カードを利用している、楽天銀行の口座をメインバンクにしている、これらの利用の情報を業者側に提供できることで、審査が有利になると解説してきましたが、利用状況に問題があった場合には反対に審査に悪影響を与えることになります。
特に保証会社となる楽天カードのクレジットの滞納があるような場合、楽天銀行スーパーローンの審査通過はかなり難しくなると考えられます。
楽天カードで返済の遅れがあるから、100%楽天銀行スーパーローンの審査に通らないというわけではないのですが、保証会社が楽天関連でない銀行カードローン、もしくは消費者金融のカードローンの方が審査通過の期待は高く持つことができます。
以下ページで保証会社によるカードローンの選び方を解説、全国の銀行カードローンの保証会社をリストアップしていますのでぜひ参考にしてみてください。
楽天銀行スーパーローンの審査についてのまとめ
楽天銀行スーパーローンの審査について詳しく解説してきましたが、最後に審査を受ける前に押さえておきたいポイントを簡単にまとめました。
保証会社がクレジット会社ということもあり、銀行カードローンの中では審査は易しい部類に入るので、他銀行カードローンの審査に落ちてしまったという人の最後の砦としての候補にも挙げることができます。
ただし、他社借入件数が多い、返済の滞納がある、過去に債務整理の経験がある、このような場合、楽天銀行スーパーローンに限らず、銀行カードローンの審査に通るコトはかなり難しくなってしまいます。
やみくもに申込みを行うのではなく、自身の信用情報を開示、審査通過の可能性の有無を確認してみることを推奨します。
次のページで信用情報開示の方法、確認の仕方を分かりやすく解説していますのでぜひ参考にしてみてください。