SMBCモビットとアコムをサービスごとに徹底比較!おすすめはどっち?

「有名な消費者金融は?」と質問されて、真っ先にSMBCモビットとアコムの名前を挙げる方は多いでしょう。
日本国内に数ある消費者金融の中でも、特に知名度が高く利用者数も多いのがSMBCモビットとアコムです。
一方でお金を借りたいと考えた時、SMBCモビットとアコムの違いがよく分からず、どっちを利用すべきか迷う方は多いでしょう。
では、実際のところ2社の消費者金融にどのような違いがあるのでしょうか?
本記事では、SMBCモビットとアコムをあらゆる面から徹底比較していきます。
金利や限度額はもちろん審査・在籍確認・バレにくさなども比較していくので、どちらを利用すべきか迷っている方は、このページを読んで決めてくださいね。
SMBCモビットとアコムの金利と借入限度額を比較
まずは、SMBCモビットとアコムの金利と借入限度額を比較しましょう。
SMBCモビット | アコム | |
---|---|---|
金利 | 3.0〜18.0% | 3.0〜18.0% |
利用限度額 | 1万円〜800万円 | 1万円〜800万円 |
金利と借入できる利用限度額を比較してみると、モビットもアコムも全く同じ設定です。
ちなみに、他の消費者金融でも上限金利は年18.0%で設定されているところが大半なので、モビットもアコムも一般的な金利設定だと言えます。
SMBCモビットとアコムの審査と在籍確認について比較
続いては、SMBCモビットとアコムの審査と在籍確認について比較しましょう。
審査通過率を比較
まずは、審査通過率を比較します。
ただし、SMBCモビットは審査通過率を公開していません。
SMBCモビットは、SMBCグループに所属しており、SMBCコンシューマーファイナンスの完全子会社です。
プロミスはそれとは異なり、SMBCコンシューマーファイナンスで展開している「ブランド名」ですが、ここではプロミスの審査通過率を参考にしています。
年月 | SMBCモビット | プロミス | アコム |
---|---|---|---|
2015年3月 | 非公開 | 40.6% | 47.3% |
2016年3月 | 44.4% | 47.9% | |
2017年3月 | 42.4% | 46.8% | |
2018年3月 | 45.6% | 44.8% | |
2019年3月 | 42.9% | 44.0% | |
2020年3月 | 42.3% | 43.6% | |
2021年3月 | 37.5% | 41.2% |
このように審査通過率を比較してみると、若干アコムの方が審査に通る割合は高くなっています。
つまりどうしても審査に通りたいなら、SMBCモビットよりアコムの方が若干審査に通過する可能性は高いというわけです。
とはいっても、審査通過率の差はわずかなので、過度に期待したり心配したりする必要はないでしょう。
審査時間を比較
続いては、SMBCモビットとアコムの審査時間を比較していきます。
アコム:最短30分
SMBCモビット:最短30分(WEB完結の場合2時間程度)
まず、アコムには自動契約機(むじんくん)が全国各地に設置されていて、契約機で全ての手続きを行えます。
申込みから審査完了までは約30分で、そこから契約手続き等でさらに30分ほどかかります。
申し込み内容に問題がなければ、お金を借りられるまで最短で1時間です。
それに対してSMBCモビットは、審査完了までスムーズに進んで約30分なので、最短の時間ならSMBCモビットの方が契約まで早い可能性があります。
とはいっても、どちらも最短30分となっているので、大きな差はないのが実情です。
在籍確認の電話の有無を比較
在籍確認があると、会社の同僚などに消費者金融の利用がバレるのでは?と心配になる人も多いでしょう。
そのため、在籍確認の有無は利用者にとって重要なポイントです。
では、SMBCモビットとアコムの在籍確認はどうなっているのでしょうか?
まず、SMBCモビットにはWEB完結の申込方法があります。
WEB完結なら電話連絡はありません。
※他の申し込み方法の場合、電話による在籍確認あり
それに対してアコムは、勤務先への在籍確認があります。
もちろん、電話番号は非通知で担当者の個人名にて連絡が入ります。
そのため「何かあったの?」と聞かれても「クレジットカードの申込をしたから審査の連絡かも。」「水道の出が悪くて大家さんに連絡した。」と伝えておけば問題はないでしょう。
SMBCモビットでWEB完結申込をした方がバレる心配は低いと言えます。
SMBCモビットとアコムの申し込みやすさ・借り入れやすさを比較
続いては、SMBCモビットとアコムの申し込みのしやすさと借り入れのしやすさを比較していきます。
オンラインで完結できるか?
まずは、オンラインで完結できるかどうか比較してみましょう。
SMBCモビット | アコム | |
---|---|---|
Web完結申込 | あり | なし |
SMBCモビットには、インターネット上で申込・契約・借入・返済の全てが完結する「WEB完結申込」が用意されています。
SMBCモビットのWEB完結申込なら、職場への電話連絡や書類の郵送がなく、全てWEBで完結することができます。
※他の申し込み方法の場合、電話による在籍確認あり
それに対してアコムには、WEBだけで完結する利用方法はありません。
というのも、アコムはローンカード不要の融資がないのです。
そのため、申し込みはWEBからできても、ローンカードの受け取りで郵送や自動契約機(むじんくん)へ来店が必要になります。
完全にオンラインだけで完結させたいなら、SMBCモビットを選びましょう。
必要書類の種類
続いて、SMBCモビットとアコムの必要書類を見てみましょう。
SMBCモビット | アコム | |
---|---|---|
本人確認書類 | ・運転免許証 ・健康保険証 ・パスポート |
・運転免許証 ・マイナンバーカード ・パスポート ・健康保険証 |
収入証明書 | ・源泉徴収票 ・給与明細書(直近2ヶ月分) ・税額通知書 ・所得証明書 ・確定申告書 |
・源泉徴収票 ・給与明細書(直近2ヶ月分) ・市民税・県民税額決定通知書 ・所得証明書 ・確定申告書・青色申告書・収支内訳書 |
まず、アコムでは必ず収入証明書が必要なわけではありません。
アコムで収入証明書が必要となるのは、以下に該当する方だけです。
- アコムの利用において50万円を超える契約を行う場合
- 他社を含めた借入総額が100万円を超える場合
上記に該当しない方は、原則として本人確認書類だけ用意すればOKです。
また、本人確認書類も1点だけで良いので、提出書類は少なくて済むでしょう。
それに対してSMBCモビットは、収入証明書が必要となる人の条件が明記されていません。
本人確認書類に関しては、アコムと同様に1点だけ用意すればOKです。
ただし、場合によっては本人確認書類が2点必要になる可能性があります。
必要書類に関しては、アコムの方が必要な点数が明確だと言えるでしょう。
申し込み可能時間
SMBCモビットとアコムの申し込み可能時間は、以下の通りです。
SMBCモビット
三井住友銀行ローン契約機の営業時間:9:00〜21:00(営業時間は店舗により異なる)
アコム
自動契約機(むじんくん)の営業時間:9:00〜21:00(年末年始を除く年中無休)
アコムもモビットも、WEBからなら24時間申し込みができます。
一方で21時以降は審査が行われないため、深夜に申し込んでも審査は翌日の朝9時以降になります。
申し込み可能時間に関しては、アコムもSMBCモビットも違いがないという結果になりました。
借り入れ方法の充実度
SMBCモビットとアコムの借り入れ方法は、以下の通りです。
SMBCモビット | アコム | |
---|---|---|
借り入れ方法 | ・ 振込キャッシング ・ AMTキャッシング ・ スマホATM取引 |
・ 振込キャッシング ・ AMTキャッシング |
SMBCモビットではアコムと同じ2つの借り入れ方法に加えて、スマホATM取引という方法が用意されています。
スマホATM取引とは、SMBCモビット公式スマホアプリを利用してセブン銀行ATMから入出金が可能なサービスです。
スマホにアプリをインストールしておけば、自宅にいながら簡単に借り入れができます。
借り入れ方法の充実度に関しては、SMBCモビットの方が優れているという結果になりました。
土日祝日でも借り入れできるのか?
SMBCモビットの土日の借り入れ可能時間は、以下の通りです。
SMBCモビット
借入方法 | 土曜日 | 日曜日 |
---|---|---|
提携ATM | 店舗により異なる | 店舗により異なる 日曜21:00〜翌月曜7:00は全店休止 |
振込キャッシング | 0:30〜23:30 | 4:30〜18:50 翌月曜は9:30〜 |
スマホATM取引 | 0:10〜23:50 | 0:10〜23:50 翌月曜は7:00〜 |
続いて、アコムの土日の借り入れ可能時間は、以下の通りです。
アコム
銀行名 | 曜日 | 時間 |
---|---|---|
楽天銀行 | 月曜〜日曜日・祝日 | 0:10〜23:50 |
ゆうちょ銀行 | 月曜〜金曜・土日祝日 | 0:10〜23:50 |
銀行・信用金庫 | 月曜〜金曜・土日祝日 | 0:10〜23:50 |
このように、SMBCモビットもアコムも土日の借り入れが可能となっています。
ただし、時間によっては即日で受け取れない可能性があります。
SMBCモビットでもアコムでも、借入する際は時間に余裕を持って行うようにしましょう。
SMBCモビットとアコムの無利息サービスを比較
SMBCモビットとアコムの無利息サービスを比較してみましょう。
SMBCモビット | アコム | |
---|---|---|
無利息期間 | なし | あり |
アコムは、初めて利用する方を対象に「30日間金利0円サービス」を提供しています。
30日間は金利0円で利用できるので、無利息期間中に完済すれば金利0円でOKというわけです。
無利息期間が終了すると、通常の金利が適用されます。
それに対して、SMBCモビットには無利息期間はないため、借入した日から通常金利が適用されます。
SMBCモビットには、申し込みから契約までWEB上で行うことができる「WEB完結申込」があるので、無利息期間が無くても手軽に繰り返し利用したいという方には向いているでしょう。
SMBCモビットとアコムのバレにくさを比較
消費者金融を利用する際、気になるのが家族や同僚にバレないかどうかでしょう。
もしバレるとすると、電話による在籍確認と郵送物の受け取りが原因になると考えられます。
では、SMBCモビットとアコムは利用がバレる可能性があるのでしょうか?解説していきます。
カードレスに対応してる?
消費者金融では、基本的にローンカードを使って借入と返済をします。
しかし、SMBCモビットではカードレスでの借入・返済に対応しています。
アコムはカードレスで利用できないため、ローンカードの受け取りや利用が必須となっている点は注意しましょう。
郵送物の有無
一般的な消費者金融では、契約後にローンカードと契約書を自宅に郵送します。
しかし、SMBCモビットとアコムは自宅への郵送物なしで利用できます。
まずSMBCモビットは、WEB完結申込ならローンカードなしで借入可能です。
そのため、ローンカードを受け取る必要がありません。
そしてアコムは、アコムが全国各地に設置している自動契約機(むじんくん)に足を運べば、そこでローンカードが受け取れます。
SMBCモビットとアコムなら、郵送物で家族に消費者金融の利用がバレる心配はないと言えるでしょう。
ただ、同じ郵送物なしという環境でも、自動契約機(むじんくん)まで行く必要があるアコムは、少し利用が面倒でしょう。
自宅へ電話がかかってくることはある?
郵送物がなくても自宅に電話がかかってきたら、家族にバレる可能性があります。
では、SMBCモビットとアコムは自宅に電話がかかってくるのでしょうか?
まず、SMBCモビットとアコムでは基本的に自宅に電話がかかってくるケースはありません。
本人確認などで電話がかかってくる場合はあっても、携帯電話の番号にかかってきます。
自宅に電話がかかってくるとしたら、返済が遅れた時や携帯電話への連絡が取れない時などです。
言い換えると、返済事故などを起こさない限り、SMBCモビットやアコムから自宅に電話がかかってくるケースはないと言えます。
もし返済が間に合わない場合は、自分からSMBCモビットやアコムに連絡しておきましょう。
SMBCモビットとアコムの返済のしやすさを比較
ここでは、SMBCモビットとアコムの返済のしやすさを比較していきましょう。
毎月の最低返済額
カードローンには、それぞれ毎月の最低返済額が定められています。
SMBCモビット | アコム | |
---|---|---|
10万円 | 4,000円 | 4,200円 |
20万円 | 8,000円 | 8,400円 |
30万円 | 1万1,000円 | 1万2,600円 |
40万円 | 1万1,000円 | 1万2,000円 |
50万円 | 1万3,000円 | 1万5,000円 |
最低返済額は、SMBCモビットよりもアコムの方が高い傾向にあります。
最低返済額が高いと、月々の負担が大きくなるデメリットがありますが、その分早く返済が終わるメリットもあります。
月あたりどれくらいの金額を返済に充てられるか考えて、自分に合った消費者金融を選ぶと良いでしょう。
手数料無料で利用できるATMの種類と多さ
SMBCモビットとアコムは、手数料無料で返済できるのか確認していきましょう。
まず、SMBCモビットにおける返済時の手数料は以下の通りです。
【SMBCモビット】
返済方法 | 手数料 |
---|---|
提携ATMでの返済 | 基本有料(三井住友銀行ATMのみ無料) |
銀行振込での返済 | 振込手数料は自己負担 |
口座振替での返済 | 無料 |
ポイント返済 | ATM利用で手数料がかかる場合がある |
続いて、アコムにおける返済時の手数料を見てみましょう。
【アコム】
返済方法 | 手数料 |
---|---|
アコムATM | 無料 |
提携ATM | 1万円以下110円 1万円以上220円 |
アコム窓口 | 無料 |
口座振替 | 無料 |
このように、SMBCモビットとアコムの返済方法を見てみると、手数料無料で返済できるのはアコムの方が多いことが分かりました。
24時間、土日でも返済できるか
SMBCモビットとアコムは24時間、土日でも返済は可能なのか見ていきましょう。
まずSMBCモビットは、全国のコンビニなら24時間365日いつでも返済可能です。
【SMBCモビット】
セブン銀行 | ・セブンイレブンに設置されたATM ・全日0:10〜23:50の間で利用可能 ・土日も利用可能 ・24時間のうち20分間利用できない時間帯がある |
---|---|
ローソン銀行 | ・ローソンに設置されたATM ・基本的には365日24時間利用可能 |
続いて、アコムは24時間365日返済ができるのか見てみましょう。
【アコム】
アコムATM | ・全国各地に設置されたアコム専用のATM ・24時間ご利用可能(一部除く) |
---|---|
セブン銀行 | ・セブンイレブンに設置されたATM ・全日0:10〜23:50の間で利用可能 ・土日も利用可能 ・24時間のうち20分間利用できない時間帯がある |
ローソン銀行 | ・ローソンに設置されたATM ・基本的には365日24時間利用可能 |
このように、SMBCモビットでもアコムでも24時間365日返済する方法があります。
また、どちらもインターネット返済が可能なので、ネット返済を利用すれば自宅にいながらいつでも返済ができます。
返済方法の多さ
SMBCモビットとアコムの返済方法は、次の通りです。
SMBCモビット | アコム |
---|---|
提携ATM | アコムのATM・提携ATM |
銀行振込み | 銀行振込み |
インターネット返済 | インターネット返済 |
口座振替 | 口座振替 |
ポイント返済 | 店頭窓口 |
このように、SMBCモビットとアコムでは提携ATM・銀行振込み・インターネット返済・口座振替の返済に対応しています。
唯一違うのは、SMBCモビットのポイント返済とアコムの店頭窓口の返済です。
まず、SMBCモビットのポイント返済とは、Tポイントを使った返済方法になります。
そもそもSMBCモビットでは、Tポイントが貯まる・使える独自サービスを提供しているので、貯まったTポイントを返済に充てられるのです。
次に、アコムは店頭窓口ではスタッフの方と対面して返済できます。
対面なら、今後の返済計画を相談することも可能です。
このようにSMBCモビットとアコムは、どちらも返済方法が充実しています。
自分のライフスタイルに合わせた返済計画が立てられるのは、非常に魅力的でしょう。
SMBCモビットとアコムに向いている人
続いては、SMBCモビットに向いている人とアコムに向いている人の特徴を紹介します。
SMBCモビットに向いている人
SMBCモビットの方が向いている人は。次の通りです。
- 誰にも知られずに借入したい人
- Tポイントを貯めたい人 or 利用している人
まず、SMBCモビットのWEB完結申込なら、申し込みから契約までオンラインで完結できます。
また、WEB完結申込なら勤務先への電話による連絡がなく、自宅への郵送物もありません。
※他の申し込み方法の場合、電話による在籍確認あり
これなら、家族や職場の人にバレる心配なくローンを利用可能です。
また、返済するほどTポイントが貯まり、さらに貯まったTポイントを返済に充てられるのも、SMBCモビットならではの魅力です。
貯まる | 返済額のうち利息分200円 ⇒ 1ポイント付与 |
---|---|
使う | 1ポイント=1円相当 |
このように、SMBCモビットは他人に消費者金融の利用を知られたくない人や、Tポイントを貯めている人におすすめと言えます。
アコムに向いている人
アコムに向いている人は、次の通りです。
- 短期間で返済する人
- 初めてアコムを利用する人
アコムには、契約日の翌日から30日間は利息が無料になるサービスが用意されています。
そのため、短期間で完済できれば利息をかなり少なく抑えることが可能です。
ただし、このサービスが利用できるのは、初めてアコムと契約した方だけです。
短期間で返済する予定でも、以前にアコムを使った経験がある方は向いているとは言えません。
初めてアコムを利用する方で、短期間で返済する予定ならアコムがおすすめでしょう。
まとめ
今回は、SMBCモビットとアコムを比較しながら、それぞれの特徴を見てきました。
SMBCモビットもアコムも、どちらも魅力的なカードローンです。
それぞれに異なる特徴があったため、どちら方が優れているとは一概に言えませんでした。
家族や職場の同僚に知られずに利用したいならSMBCモビットがおすすめで、短期間で返済する予定ならアコムがおすすめと言えます。
もちろん他に気になるポイントがあるなら、目的やライフスタイルに合ったカードローンを選びましょう。
大切なのはどちらを利用するかよりも、どのような計画で利用するか明確にすることです。
SMBCモビットを利用するにしてもアコムを利用するにしても、必ず返済の計画を立ててから申し込むようにしてください。