J.Score(ジェイスコア)は借り換えできるの?という疑問ついて解説!
J.Scoreの金利は、銀行カードローン並の年0.8%〜15%となっており、借り換えできるのであれば利用したいと考えている人も多いでしょう。
このページでは、J.Scoreの借り換えについて解説したいと思います。
ジェイスコアの全体的なスペック、金利や審査についても事前に確認しておきたい場合は以下ページを参考にしていただけると幸いです。
J.Score(ジェイスコア)は、借り換え・おまとめでの利用はおすすめできない!
いきなり結論から話してしまいますが、J.Scoreは借り換えでの利用はおすすめできません。
というのも、J.Scoreはプロミスやアコムといった消費者金融と同じく金融庁の認可を受けた「貸金業者」であり、貸金業法で定められる総量規制の対象となるため、年収の1/3を超える融資を受けられないからです。
仮に年収が300万円だとすると、借入可能な金額は100万円までとなります。
もし既に他社で借入しており、金額が年収の1/3近くになっている場合、通常のローンは利用できず「借り換え・おまとめ専用ローン」のみ利用することが可能です。
「借り換え・おまとめ専用ローン」は、複数の借入を1つにまとめることを目的としているので、特例として年収の1/3を超える契約が可能となっています。
現在の契約金利よりも、ほぼ確実にお得な金利で契約ができるため、積極的に有効活用したいローンと言えますが、取り扱っている金融機関が少ない点は注意が必要です。
以下ページで、借り換え・おまとめローンのメリット・デメリットについて詳しく解説しているので、借り換えしたいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
通常のカードローンとして利用するなら、J.Score(ジェイスコア)は間違いなくおすすめ
J.Scoreでの借り換えやおまとめは現実的ではないという話を聞いてがっかりした人もいるかと思いますが、J.Score自体はスペックが非常に高いため通常のローン利用が目的であれば間違いなくおすすめできると断言します。
J.Score(ジェイスコア)は本当にお得?
まず、なぜJ.Scoreがお得なのかというと、銀行並の金利で契約できるということが上げられます。
J.Scoreでは適用される上限金利が年15.0%となっており、これは一般的な消費者金融のカードローンではトップクラスの低金利です。
※金利の年0.8%の引き下げについては、 みずほ銀行、ソフトバンクまたはワイモバイル、およびYahoo! JAPANとの情報連携を行った場合に限り適用いたします。
大手消費者金融は「18.0%」、銀行カードローンは「14%〜15%前後」の金利が適用されている人が最も多いので、このページでは「18.0%」「14.0%」「12.0%」の3つの金利を基準とさせて頂き、それぞれの金利で発生する利息や支払うことになる利息の差を詳しく解説していきます。
まずは、単純に1ヶ月あたり発生する利息の差にどのくらいの差が出るのかを表にまとめました。
1ヶ月あたりの発生利息表
借入する金額 | 契約金利:12.0% | 契約金利:14.0% | 契約金利:18.0% |
---|---|---|---|
10万円 | 980円 | 1,140円 | 1,480円 |
20万円 | 1,970円 | 2,280円 | 2,960円 |
30万円 | 2,950円 | 3,450円 | 4,440円 |
40万円 | 3,940円 | 4,590円 | 5920円 |
50万円 | 4,930円 | 5,700円 | 7,400円 |
60万円 | 5,910円 | 6,900円 | 8,870円 |
70万円 | 6,900円 | 8,050円 | 10,360円 |
80万円 | 7,890円 | 9,200円 | 11,835円 |
90万円 | 8,870円 | 10,350円 | 13,320円 |
100万円 | 9,860円 | 11,500円 | 14,794円 |
※1ヶ月は30日で計算
※小数点以下切り捨てで計算しているので若干の差あり
10万円借入した場合の1ヶ月あたりの利息の差
- 年14.0%の場合:約160円J.Scoreがお得
- 年18.0%の場合:約480円J.Scoreがお得
50万円借入した場合の1ヶ月あたりの利息の差
- 年14.0%の場合:約770円J.Scoreがお得
- 年18.0%の場合:約2,385円J.Scoreがお得
100万円借入した場合の1ヶ月あたりの利息の差
- 年14.0%の場合:約1,640円J.Scoreがお得
- 年18.0%の場合:約4,770円J.Scoreがお得
この表を見てわかるように金利が少し変動すると金利手数料が結構変わりますよね。
AIスコアアップによりさらにお得に契約できる可能性も!
J.Scoreは従来のカードローンにはなかったAIスコア・レンディングという新しい融資の仕組みを取り入れており、初回契約時でも上限金利以下の金利の適用される可能性が大いにあります。
少しでも低い金利で契約できる可能性を上げるためには、申込み前のAIスコア診断、AIスコアのスコアアップが非常に重要なポイントとなります。
以下ページでAIスコアの概要とスコアアップの方法について、実体験を踏まえながら詳しく解説しているので、こちらも併せて目を通してみてもらうことをオススメします。
大手消費者金融と比べてどのくらいお得になる?
先ほどは段階的に金利を比較しただけですが、今度は毎月の返済額と最終返済額で比較をしています、
30万円の借金を借り換え2年で完済する場合
金利 | 毎月の返済額 | 最終支払利息合計 | 支払利息の差 |
---|---|---|---|
18.0% | 14,977円 | 59,454円 | |
12.0% | 14,122円 | 38,929円 | -20,525円 |
50万円の借金を借り換え3年で完済する場合
金利 | 毎月の返済額 | 最終支払利息合計 | 支払利息の差 |
---|---|---|---|
18.0% | 18,076円 | 150,743円 | |
12.0% | 16,607円 | 97,858円 | -52,885円 |
80万円の借金を借り換え3年で完済する場合
金利 | 毎月の返済額 | 最終支払利息合計 | 支払利息の差 |
---|---|---|---|
18.0% | 28,922円 | 241,189円 | |
12.0% | 26,571円 | 156,572円 | -84,617円 |
100万円の借金を借り換え5年で完済する場合
金利 | 毎月の返済額 | 最終支払利息合計 | 支払利息の差 |
---|---|---|---|
18.0% | 36,152円 | 301,486円 | |
12.0% | 33,214円 | 195,715円 | -105,771円 |
思ったより結構差がありますね…
30万円の借り入れでも2万円ほどの支払利息の差が発生してしまいます。
100万まで利用すると利息は10万円と流石に大きい数字に…
J.Scoreの金利メリットはメチャクチャ大きい!
利息の%だけで見ると18%12%も「たかが5%でしょ」と感じてしまう部分がありますが、実際計算をしてみるとその少しの金利の差で数万円〜数十万円の利息の違いが生まれてしまいます。
そう考えるとやはり借り入れをするのであれば、まずは金利が高くないところを優先的に検討するべきですし、その中でもJ.Scoreはスペック的にかなり優秀な部類と言えるでしょう。
金利が低いというと銀行のカードローンがまず思い浮かびますが、銀行カードローンは口座を作る必要があったり、融資されるまで時間がかかったりなど、利便性の面で少し難があります。
しかし、J.Scoreはスマホから簡単に申し込みをすることができ、平日22時55分までの借入申し込みは即時融資の対応をしてくれるので非常に使い勝手が良いサービスです。(曜日や融資依頼の受付時間によっては即時対応ができない場合もあります。)
また、仮に最初の登録でAIスコアが低かったとしても、多くの質問に回答し、日々の利用状況をJ.Scoreにデータ送信することによって次第にAIスコアが高くなり、借入の上限金額が上がることも珍しくありません。
最初に解説したように他社からの借り換えにはおすすめできませんが、純粋に新しくローンを組みたいと考えていた方にとっては非常にオススメです。
※余談ですがJ.Scoreの下限金利は0.8%となっています。この金利を適応するには高いスコアはもちろんですがソフトバンクまたはワイモバイル、およびYahoo! JAPANとの情報連携を行った場合に限り適用されるのでかなり障壁が高いものとなっているので下限の方への過度な期待はしない方がいいです。
まとめ:J.Scoreはどんな人にオススメ?
J.Scoreは業界トップクラスの金利ということもあり、利息面で負担を増やしたくない方や今後も長く利用していきたいと考えている人にオススメのサービスです。
AIスコアの数値によって自分の借り入れができる金額が変わるというのは今までのカードローンではなかったことですし、審査結果として明確な数値が出てくると「じゃあ上限金額を上げるためにはどうしたら良いのか」という行動に移しやすいというメリットがあります。
システムの概要だけ聞くと「え?何それよくわかんない」と思いますが、蓋を開けたら特に難しいことはなく淡々と質問に解答をしていくだけです。
気になった方はまず自分のスコアを確認してみて、それから実際に借り入れ契約をするか決めるという形でもいいと思います。
AIスコア診断についてもっと詳しく知った上で利用したいという場合には、以下ページを読んでください。
ジェイスコアの審査の仕組み・審査基準と併せてとことん詳しく解説しています。