アマゾンギフト券の買取や換金、現金化は違法なの?法的な問題とクレジットカードの規約違反について解説

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アマゾンギフト券の買取なら換金率も高くて、すぐに現金が手に入る!なんて話を耳にしたとがある人は多いと思います。

その一方、アマゾンギフト券の買取は違法なのでは…?と不安の声も聞こえてきます。

このページでは、アマゾンギフト券の買取の仕組みや換金率、アマゾンギフト券の買取・現金化は違法なのかについてもゼニエモンが分かりやすく解説していきます!

    アマゾンギフト券の買取をしてもらう事はできるのか?

    最近、アマゾンギフト券の買取を行っている業者は増加しており、不要なギフト券は売ることができます。


    ただし、ギフト券によっては買取ってもらえない場合があります。


    アマゾンギフト券の種類

    ギフト券種類 買取業者対応
    Eメールタイプ
    チャージタイプ ×
    カードタイプ(プリペイド)
    印刷タイプ

    現在、この4タイプのギフト券が主流となっています。


    どれも利用方法は同じですが、タイプによっては業者へ買い取ってもらえない場合もあるので、注意しましょう。


    ただし、ギフトに関してはアカウントへのチャージや手数料等なしで動かせるため、一旦自分のアカウントへチャージして、Eメールタイプを購入すれば買取してもらえます。

    ギフト券買取の換金率はどれくらい?

    ギフト券の買取の換金率は、初回利用なら大体70%〜80%となります。


    何度か利用している、又は他店での買取経験がある人は、MAXで85%〜92%程度での換金となります。


    つまり現金に換金する場合、実際の金額よりも最大で3割減ると考えておくのが無難です。


    また通常の金券と異なり、金券ショップ等では買い取ってもらえないので、専門の買取業者を利用しなくてはなりません。

    アマゾンギフト券買取の仕組み

    「アマゾンギフト券 買取」と検索してみると、買取率90%など高い換金率を提示しているサイトが多く出てきます。


    ただ、こんなに高い換金率で成り立っているのか不思議になりますよね。


    買取業者の仕組みは、お客様からアマゾンギフト券を買取り、アマゾンギフト券を少しでも安く手に入れたい人に、買い取りの値段よりも高く販売しているのです。


    つまり、1万円のアマゾンギフト券を9,000円で買取り、買い取ったアマゾンギフト券を9,500円で売却すると、買取業者に500円の利益が入ります。


    たった500円の利益では少ないようにも思えますが、買取業者は数多くの取引を行うことで大きな利益を得ています。


    その他にも法人企業に売却したり、アマゾンギフト券を利用してアマゾンで購入した商品を転売(せどり)したりと、色々な方法を取っているのです。


    ギフト券の購入から買取までの流れ

    • Amazonギフト券の購入
    • 買取業者へ買取の依頼
    • 買取業者へギフト券情報の送信
    • 現品確認後、指定口座へ送金

    アマゾンギフト券は、基本的にすでに所持しているギフト券の買取を受け付けていません。


    つまり、不要なギフト券は売ることができず、買取業者へ売ることを前提にアマゾンギフト券を買い取ることを意味します。


    アマゾンギフト券の購入にはクレジットカードの利用が必要になるので、これは間接的にクレジットカード利用枠の現金化なのです。


    不要なギフト券の買取はしてもらえないの?

    不要なギフト券の買取も可能ではありますが、一度そのギフト券を自分のアカウントへチャージし、そのチャージしたお金でEメールタイプのギフト券の購入する手順が必要です。


    一方で、上記の手順を踏めば不要なギフト券の買取をすぐに行ってもらう事ができます。手数料も不要です。


    わざわざギフト券をチャージして、購入した商品を転売するなどの手間は一切ありません。


    買取業者へ依頼、送付するだけで現金が手に入るので、取引自体は一見簡単に見えます。 ただ、本人確認のためと言われ、クレジットカードの写真を送ったら不正利用されたなど、買取業者とのトラブルが多数報告されているのも事実です。

    アマゾンギフト券の買取は違法なのか?

    すぐに現金が必要な方には、アマゾンギフト券の買取は便利に見えますが、実際のところアマゾンギフト券の買取は違法なのでしょうか?


    国民生活センターやアマゾン公式ホームページで調べてみると、以下のような記載が見つかりました。


    電子ギフト券の買取サイトについての質問


    アマゾン公式サイトの注意事項


    ほとんどの電子ギフト券は、転売や換金が禁止されているのが現状です。


    つまり、法律ではアマゾンギフト券の買取は禁止されていませんが、アマゾン側は禁止行為としているので、立派な違反行為になります。


    さらに、現金化目的でアマゾンギフト券を買ったことがクレジットカード会社にバレれば、クレジットカード会社の規約違反にもなるのです。


    法律に背いていないからと言って規約違反をしてしまうと、自分だけでなく、身の回りの人も様々なトラブルに巻き込んでしまう可能性もあります。

    アマゾンギフト券買取のリスク


    入金されない
    実際に換金したら、広告の換金率よりも低かった
    クレジットカードが強制解約された
    アマゾンのアカウントやサービス利用の停止・終了
    信用情報に傷がつく

    買取業者との取引に問題が起きても、アマゾンギフト券が更に転売されている事も多いため、取り戻すことは難しくなります。


    さらに、アマゾンギフト券の買取自体が規約違反にあたるので、アマゾンやクレジットカード会社からの協力を得ることもできません。


    違和感がないようにギフト券を分散させて手に入れれば、カード会社にバレる可能性は多少低くなりますが、万が一発覚した時のリスクが高いため決してオススメできません。


    クレジットカードの強制解約は、支払いの延滞よりも重く受け止められるケースもあります。


    新しくクレジットカードやカードローンに申し込んでも、審査に通らない状況になりかねないので、アマゾンギフト券の現金化はしないようにしましょう。

    まとめ

    アマゾンギフト券の買取・換金・現金化は、アマゾンで禁止されており規約違反になります。


    アマゾンギフト券を売って現金が手に入っても、一時的に手元にお金ができただけで、自分の使えるお金が増えているわけではありません。


    さらに、買取業者と取引をすることで大きなリスクを抱えることになります。


    結局アマゾンギフト券を購入したクレジットカードの支払いが必要なので、現金が手に入るからと使いすぎると、逆に負債を増やしてしまう可能性もあります。


    最悪の場合、アマゾンだけでなくクレジットカードまで止められてしまうケースもあるので、アマゾンギフト券の買取を利用するのは危険です。


    クレジットカードが止められてしまうと、信用情報に傷がつきクレジットカードの新規発行やローン契約も難しくなってしまいます。


    お金が必要ならアマゾンギフト券の現金化するのではなく、金利の低い消費者金融やカードローンを利用しましょう。



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