まさかのスマホの審査落ち

スマホの分割払いの審査に落ちたのですが、原因ってなんでしょうか?

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5年使っているスマホのOSをアップデートしたら、急に動きが遅くなったんです。


使っていてイライラするうえ、友人からもそろそろ替え時じゃない?と言われたので、最新のスマホに機種変更することにしました。


しかし、2年間の分割払いで契約をしようとしたら、審査に落ちてしまったのです。


今までも携帯電話は2年間の分割払いで購入することが多く、当たり前に分割できると思っていたので、審査があること自体初めて知りました。


審査に落ちた原因は何なのでしょうか?


機種変更をするには、一括払いで購入するしか他に方法はないのでしょうか?


以前は、携帯電話の分割払いに審査はありませんでした。


古い機種なら店舗に持っていくとタダで交換してくれることもあったので、未だに携帯電話の分割払いに審査などないと考えている人も多いのではないでしょうか?


しかし、現在はスマホを分割払いで購入するときも審査を行うように仕組みが変わっています。


後で詳しく解説しますが、審査はスマホの価格が10万円を超えると厳しくなり、近年は10万円を超える機種も多く発売されているため、分割払いの審査に落ちる人が増えているのです。


このページでは、昔と今の分割払いの仕組みの違いや審査に落ちる原因、分割払いの審査に落ちた人がスマホを分割購入する方法について解説していきます。



    携帯・スマホの分割払いで審査落ちが多発している理由について


    スマホの分割払いで審査落ちが多発している理由の一つに、スマホの高額化が挙げられます。


    特にiPhoneはスマホの中でも価格帯が高く、審査が厳しくなる10万円のラインを超えるものも多いため、Androidよりも「分割審査に落ちた」という声が上がることが多いです。


    なんで10万円を超えると厳しくなるの?

    分割払いで商品を購入する場合、割賦販売法に基づいて審査が行われます。


    割賦販売法の中に「過剰与信防止義務」というものがあり、消費者が自身の支払い能力を超えた債務を背負わないよう、審査をする人に消費者の支払可能見込み額を調査する義務が課されています。


    支払可能見込み額は、利用者の年収やクレジット債務の状況、生活維持費をもとに調査されます。


    ただ、過剰与信防止義務の例外として、分割金額が10万円以下の場合は、支払可能見込み額の調査が行われません。


    少額店頭販売品(店頭販売等であって、10万円以下の生活に必要な耐久消費財)

    過剰な債務や延滞等がないこと、過量販売に該当しないこと、指定信用情報機関の情報で確認することで、支払い可能見込み額調査を行わずクレジット契約を締結できる。

    スマホの金額が10万円以下であれば、過去に延滞していないかどうかの審査のみで年収等はチェックされないため、分割審査に落ちる可能性は低いです。


    しかし、スマホの価格が10万円を超えると、延滞の有無の確認に加えて年収等も審査されるため、審査が厳しくなるのです。


    携帯キャリアによって審査基準は違うの?

    「ドコモの審査は落ちたけどauは甘かった」、「ソフトバンクは審査に甘い」など様々な情報がありますが、基本的にはどのキャリアの審査基準もほぼ同じです。

    ただし、そのキャリアの利用年数や支払い状況など各社の社内情報に基づく判断で、キャリアごとに審査結果が違うということもあります。

    最終的に分割OKの判断を下すのは各キャリアなので、社内情報で判断に差が出るのは仕方ないですね。

    過去にどこか1社で滞納をしたことがある人は、滞納先以外のキャリアで申込をした方が審査に通過しやすいのかもしれません。

    スマホの分割審査に落ちてしまった人は、カードローンの利用も検討してみよう


    スマホの分割審査に落ちてしまった、または落ちてしまうかもと不安な方は携帯会社の分割支払いではなくカードローンの利用もおすすめです。


    堅実な業者を選びたいなら、楽天銀行スーパーローンがおすすめ

    楽天銀行スーパーローンのバナー


    カードローンに対して「怖い」「返済が大変そう」などのイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。


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    楽天会員はランクに応じて審査の優遇もあるので、ぜひ利用を検討してみてください!※一部例外あり




    審査が不安な人は、SMBCモビットがおすすめ


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    申込条件は1ケ月以上勤務していて、1度は給与を受け取っていることなので、転職して間もない人でも安心して審査を受けることができます。


    また、SMBCモビットはスマホアプリを利用したキャッシングサービスが充実していて、カードレスで借入可能です。


    審査は最短30分で終わり、即日融資も可能なので、スムーズに借入ができます。


    誰にもバレずに今すぐお金を借りたい人は、ぜひSMBCモビットの利用を検討してみてください。


    実質年率 限度額 審査時間 保証人 総量規制 職場連絡
    3.0%〜18.0% 1〜800万円 最短即日 無し 対象 WEB完結で無し
    遅延利率 申込資格 返済システム 来店必要の有無
    年20.0%(実質年率) 年齢20歳〜74歳※2 借入後残高スライド
    元利定額返済方式
    ネット上のみで完了

    ※審査結果によっては希望に添えない場合もあります。

    ※2 収入が年金のみの人は申込不可

    昔と今の分割払いの違いについて


    昔の携帯電話の分割払いの仕組みは、次の画像のとおりでした。


    以前の携帯電話購入の仕組み


    以前は、販売奨励金制度というものがあり、販売店が消費者に携帯電話を販売するとキャリアから報酬として販売奨励金(インセンティブとも呼ばれる)が渡されていました。


    販売店はキャリアからもらう販売奨励金を、端末を割引販売するための原資として使用しており、0円や1円で販売される携帯電話も多数あったのです。


    キャリアは利用者から高額の通信料を徴収することで販売奨励金を捻出していたため、事実上端末料金を含んだ形で通信料金を徴収していたとみることができます。


    つまり、昔の仕組みでは携帯電話を購入すると自動的に分割払いをする仕組みになっており、分割払いの審査は行われていませんでした。


    しかし、2007年総務省の通達により販売奨励金制度が廃止され、分割払いの仕組みが次のように変化しました。


    スマホ分割購入の審査の仕組み


    キャリアが販売店に販売奨励金を渡すことがなくなったので、端末代の大幅な値引きは行われなくなります。


    さらに端末代の高額化も進み、2022年に発売されたiPhone14は最安値で約12万円、ハイエンドモデルで容量の大きいものは20万円を超えるものまででてきました。


    2020年11月16日時点のiPhone11の価格
    ※2022年11月9日 価格.comの情報より


    高額な端末代金を一括で支払えない利用者が分割払いを希望する場合は、キャリアが販売店に立替代金を支払います。


    立替払いをするキャリアは信用情報機関に照会をして、利用者の支払能力を審査します。


    現在は他のローンと同じように、携帯電話の分割払いをする際も審査が必要になったのです。


    スマホの分割払いのローン審査の信用情報について

    スマホの分割払いの審査で必ずチェックされるのは、信用情報に事故歴がないかです。


    信用情報とは、クレジットカードやローンの契約・利用情報のことで、「信用情報機関」というところで保管されています。


    どういうものか想像が付かないという人もいると思うので、ゼニエモンがソフトバンクで分割払いしていた時の信用情報をお見せします。



    初めて見た!という人も多いんじゃないでしょうか?


    特に重要なのが項目Bの入金状況です。


    これは、支払い状況をチェックする項目で、毎月期日までにきちんと支払いをしているかどうかが記録されています。


    ゼニエモンの記録を見てみると、ほとんどが「$」、一つだけ「A」とかかれていますよね?


    この記号の意味は以下の通りです。


    開示結果(インターネット開示)

    記号 意味
    請求通り(もしくは請求額以上)の入金があった
    請求額の一部が入金された
    お客様以外から入金があった
    お客様の事情でお約束の日に入金がなかった(未入金)
    お客様の事情とは無関係の理由で入金がなかった
    入金されていないが、その原因がわからない
    請求もなく入金もなかった(例:クレジットの利用がない場合)
    空欄 クレジット会社等から情報の更新がなかった(例:クレジットの利用がない場合)

    CIC:開示報告書の≪入金状況≫に表示される$やAなどの記号は何ですか?より抜粋


    つまり、1つだけある「A」の記録が遅延したことを示しています。


    これは引き落とし口座に入金するのを忘れていて、後から気づいてすぐに支払ったのですが、遅延の記号はしっかりと付けられました(笑)。


    少しの遅延でも遅延の記号はつけられてしまうので、入金忘れのないよう気を付けてください。



    スマホの分割払いで審査に落ちてしまう原因

    要因1:ローンを何度も滞納したことがある

    クレジットカードやカードローンなどを滞納したことがある人は、信用情報に記録が残っているため、審査に通過しにくいです。


    現在滞納中という人も、審査通過の可能性は限りなく低いので、分割払いの審査に申し込む前に滞納を解消するようにしましょう。


    要因2:携帯電話料金の支払いが滞っている

    携帯電話料金に端末の分割代金を組み込んでいなければ、携帯電話料金の延滞は信用情報には載りません。


    しかし、携帯電話料金の遅延情報が記録される電気通信事業者協会(TCA)テレコムサービス協会(TLESSA)に不払い者情報として記録されるため、携帯電話料金の延滞も分割払いの審査に悪影響を及ぼします。


    TCAやTLESSAに載った不払い者情報は他のキャリアからも確認できるので、A社で滞納し審査に落ちると、B社で申込をしても審査に通らない可能性が高いです。


    短期間かつ一度の遅延で即審査落ちになるというわけではありませんが、何度も支払い遅延をしていると審査落ちの可能性が高くなります。


    過去2年以内に携帯電話料金の支払いを3度以上遅れたことがある人は、審査に落ちる可能性があることを覚えておきましょう。


    要因3:債務整理をした人

    基本的に債務整理をした人は、5〜10年間は分割審査に通らないと思っておきましょう。


    なぜなら、信用情報に債務整理をしたことが記録され、ブラック状態になってしまうためです。


    ただ例外として購入希望の端末代が10万円以下、携帯電話利用料金の延滞をしていない場合は、審査に通ることもあります。


    実際に自己破産の3か月後にスマホの機種変更をし、分割払いの審査に通ったという事例もあります。


    自己破産の2か月後にスマホの分割払い審査に通過した事例

    ここで、実際に過去にあった事例を紹介します。


    2015年5月に自己破産の免責が認められ、その2か月後にスマホの分割払いの審査に通った方が、当サイトにお便りをくれました。


    自己破産を行い2ヶ月後にスマホの機種変更が出来た事例


    このように破産したことはしっかり信用情報に記録されていますが、審査に通過しています。


    審査に通過した要因として、スマホの分割代金を含めた携帯料金は遅延しておらず、スマホの分割代金は完済状態だったことが考えられます。


    要因4:短期解約を繰り返した

    数年前はキャッシュバックキャンペーンが盛んに行われており、新規契約や乗り換えをするとキャッシュバックを受けることが出来ていました。


    数万円単位のキャッシュバックを受けられることもあるため、このキャンペーンに参加したことがある人も多いのではないでしょうか。


    しかし、キャッシュバック目的に乗り換えをしては解約するといった行動を繰り返していると、要注意人物とみなされ審査に通りにくくなります。


    キャリアにとっても短期解約をする人と契約をしてもメリットがないので、当然ですよね。


    分割払いの申し込みをする前に、現在利用中の携帯をしばらく使って信用を取り戻しましょう。


    スマホの分割払い審査で通る年収はいくらくらい?

    スマホの端末代が10万円を超えると、携帯料金やローン等に遅延がないかどうかだけでなく、年収からも返済能力を審査されます。

    しかし、アルバイトやパートの年収では審査に通らないということはありません。

    仮に年収があまり高くなかったとしても、毎月定期収入があって支払い遅延がなく、十分に支払い能力があると判断されれば審査に通過することも可能です。

    また、専業主婦や学生などで収入が極端に少ない人も、配偶者や世帯主に安定した収入があることが分かれば、審査には通過できます。

    収入がほぼ0円で審査に通過する自身がない人は、10万円以下の端末を購入するようにしましょう。

    年収のチェックはされないため、信用情報に傷がなければ審査に通過できる可能性があります。

    スマホの分割購入をするときの審査内容は、端末代が10万円以上か10万円以下かで異なります。


    端末代が10万円以上になると、信用情報の問い合わせだけでなく年収等による返済能力の審査もあるので、審査の難易度は格段に上がります。


    分割払いの審査に落ちてしまった人は、カードローンの利用を検討してみましょう。


    カードローンなら、不足額だけを借り入れることも可能です。


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