利用していない消費者金融の契約が他のローン審査に影響しますか?

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このページでは、ローンの審査を受ける前に、消費者金融の利用した履歴や契約

いつでも借りれる融資枠を持っている状況などで、いわば、消費者金融の契約は、他のローン審査に悪影響を及ぼすのかという質問をいただきました。

この質問に関して、詳しく解説していきます。


    頂いた質問

    近いうちに、マイカーローンを組もうと思っています。

    1点ほど心配な点があり、以前、消費者金融へ2社カードローンの契約をしており、総額で100万円ほど借りていました。

    現在は、ほぼ返済していて、1社は完済、もう1社は、10万円程度の残債があります。心配なのが、カードローンの契約があったらローンの審査に落ちやすくなると友人から聞きました。

    この場合、ローンの審査を受ける前にカードローンの返済を全て行い両方の解約を行った方がいいのでしょうか?

    また、カードローンの契約が原因で審査に落ちたりとかってあるんでしょうか?

    質問に対しての返答

    ご質問ありがとうございます。
    マイカーローンを組む際に、以前の消費者金融の履歴が関係があるのかどうかという点と、使っていない未使用の枠を持っている状態だろローンの悪影響となるため、消費者金融2社の解約をした方がいいのではないかという事ですが、この質問に関しての疑問点は3つの要素と判断しました。


    • 消費者金融の残債についての審査の影響
    • 使っていない余剰枠があることの審査の影響
    • 消費者金融との契約があることでの審査の影響

    これらに関してをまず、個別に説明していきます。


    消費者金融の残債があることについての審査の影響

    これは、現在の借入状況がどれだけ申込者の返済能力が削られるかという事に対しての影響となります。


    例えば、月の手取り金額が、30万円で、家賃8万円のアパートに住んでいた場合、22万円の中で、光熱費、食費、その他の生活費等の捻出をしていきますが、これはおおよそ給料の手取り分の30%程度で考えられます。これも家族構成によって違いがありますが、大体この程度と考えるのが妥当です。


    つまり、約10万円で家賃含め、合計18万円が固定費用として算出されます。つまり残りの12万円が、月々の支払い能力として計算されます。その中で残り10万円のローンであれば、月の返済は約4,000円〜10,000円である為、マイカーローンを組んだとしても返済能力は十分であると判断されます。


    つまり、消費者金融、クレジットカードのショッピング枠やキャッシング枠でのリボ払いの残債があるという言うことに対し、ローンの審査の因果関係はローン審査にとって致命的な問題ではなく、返済能力が十分であれば特に気にする必要はありません。


    借入先が中小の消費者金融の場合は少し注意

    返済能力が十分であれば気にすることはないのですが、実は消費者金融でも、借入先が大手か中小かで少し異なります。


    大手消費者金融の方が信用があるため、大手から借り入れをしている方が、少し印象がよくなるそうです。なお、ここで消費者金融ではなく闇金から借り入れをしていたら、マイカーローンの利用は厳しいと考えてください。


    使っていない余剰枠があることの審査の影響

    使っていない余剰枠があるという事に対しての審査の影響ですが、これは借りてないけど、いつでも借りられる状況であるということはマイナス要因になりません。


    根拠としては、ローンの審査は、申込者の信用情報を元に審査を行いますが、これは自身でも照会する事が出来ます。


    信用情報については以下のページに詳しく記載しています。


    この信用情報の照会ですが、私たちが自分自身に対して取得出来る情報と、業者側が取得出来る情報は異なり、業者側はローンの残債がいくらあり、何社から借りているのかという情報は取得出来ますが、どの業者から何の契約(ショッピングローン、カードローンなどの違い)かどうかというのは取得出来ません。


    つまり、カードローンで100万円の限度額で、契約していて、10万円借りている状態である場合は、残債10万円というところまで分かりますが、残りの余剰枠が90万円あるという事までは分からないという事です。


    マイカーローンは総量規制にかからない?

    ここで、余剰枠は年収の3分の1以上は借り入れができない総量規制という決まりに引っかかるため、マイナス要因になるのではと思った人がいるかもしれません。


    実は、マイカーローンは総量規制が適用されない除外貸付けになるのです。


    日本貸金業協会では、以下の貸付は総量規制になじまないとして、除外貸付けとしています。

    @不動産購入のための貸付け(いわゆる住宅ローン)
    A自動車購入時の自動車担保貸付け(いわゆる自動車ローン)
    B高額療養費の貸付け
    C有価証券を担保とする貸付け
    D不動産(個人顧客または担保提供者の居宅などを除く)を担保とする貸付け
    E売却予定不動産の売却代金により返済される貸付け
    など

    このため、マイカーローンでは総量規制のことを考慮する必要はないのです。


    消費者金融との契約があることでの審査の影響

    よく、消費者金融の契約がある事で、審査に悪影響が出るという事が言われていますが、契約があったとしても、利用していない場合は審査に影響が出るという事はありません。


    ローンの滞納情報は滞納した月から24ヶ月間残るので、滞納などは審査の大きなマイナスの要因となりますが、契約があっても利用していない場合は、ローン業者側の取得する信用情報は、利用していないローンは取得出来ないため、契約があっても全く問題ありません。


    住宅ローンの審査に消費者金融の契約は響くのか

    マイカーローンは以上のような結論でしたが、住宅ローンでも同じように考えて差し支えありません。


    マイカーローンも住宅ローンも同じ除外貸付けのローンになります。そのため、ローンの種別が変わったからといって難しく考える必要はありません。
    ただし、住宅ローンの方が返済額が大きい可能性はあるため、その点には注意しましょう。


    ローンの審査において、最も重視すべき点

    この状況で最も重視すべき点としては、過去に利用した消費者金融のカードローンで、返済で滞納をしたことがあるのかという点です。滞納自体は、2度滞納した事がある状態で250万円のマイカーローンに通った実例はありますが、3回以上は、かなり厳しい状況になりますので、最後に滞納した月から24ヶ月ほど経過するのを待ち、滞納情報が消えるまで一旦は待ったほうがいいと考えています。


    更に、最も重要視されるのが、マイカーローンとなると、3年、5年、7年、10年の長期のローンとなり、長期になればなるほど当然安定した支払い能力があるのかどうかという事を重視する傾向があります。


    これに対し、重要なのが勤続年数です。勤続年数が長いほどローンは有利であって、1年未満の場合は、審査通過は厳しいと考えておきましょう。マイカーローンの場合は3年以上勤めている場合は、200万円以内のローンである場合は、審査落ちしにくい傾向があるので、仮に審査に落ちた場合は、一度信用情報を取り寄せ、一度確認してみましょう。


    信用情報の開示の方法は以下のページで詳しく説明しています。



    つまり、頂いた質問に対してのゼニエモンの返答としては、出来る事であれば、残りの残債は完済し、1ヶ月後に残債0円と更新されるまで待ち、ローンの審査を受ける事を推奨します。


    ただし、これまで滞納等の履歴がないという事が前提で、現在の仕事を3年以上続けている状態であれば問題はないと考えています。


    また、マイカーローンの申し込みを銀行等へ直接来店する場合は、ローン業者側としてもローンを通したいのが本音です。ですので、どうしたらローン通りますかね?という質問も割と協力的に意見をくれるので、一旦来店の場合は、一度ローンの担当者へ相談してみることもおすすめです。


     

    ご返答下さりありがとうございます。
    おっしゃる通り、言葉にはできませんでしたが、この3つの要素というのが自分の中で疑問に思っていた事です。

    スッキリしました。勤続年数は5年以上努めており、滞納した事はありませんので、おっしゃって頂いたようにいざという時の為として契約はそのままにしておき、残りの残債の完済後にローンの審査を受けてみようと思います。ありがとうございました。




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