個人売買で車を購入するのにカードローンの選択肢は正しい?

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このご質問は2016年の8月に頂きましたお問い合わせで、質問者様よりサイトへの掲載をOKという記載をいただきましたのでご紹介させていただきます。
今回は、個人売買で車を購入したいと考えている方からの質問で、一括で支払いたいけど、個人間の為、マイカーローンを組むことが出来ない。

それだったらカードローンを利用して、現金を用意して支払おうと考えられた方からの質問です。
カードローンで購入した場合とマイカーローンでローンを組んだ場合の返済総額の違いなども含めこのページでは解説していきます。



    今回のケースで購入したい車と質問者様について

    今回についての状況や、質問者様の内容などを以下にまとめました。


    名前 横田学(仮名)※以下横田さん
    年齢 43歳
    キャッシング経験 なし(クレジットカードのみ)
    購入したい車両 HONDA(モビリオ)
    購入しようと考えた理由 5人家族で下の子が小学生になり現在の車では手狭になったところで友人伝いで聞いて購入したいと考えた
    購入費用 25万円
    売り手 友人の友人
    支払い方法 一括払い

    横田さんは5人家族で、「HONDAのフィットに乗っていたが手狭になり、買い換えたいけどお金がない、、」という状況の中、25万円で7人乗りの車を売りたい人がいるということを友人伝いに聞くこととなり、購入したいと考えてご相談のお問い合わせを頂きました。


    車をカードローンで購入した場合と、マイカーローンで購入した場合の比較

    まず、消費者金融、銀行のカードローンを利用した場合の返済とマイカーローンを利用して購入した場合の比較を表にまとめました。
    ※全て金利は一般的に決定される金利の平均で計算しています。
    ※以下表は全て36回(3年0ヶ月)で返済した例となります。


    融資金額 消費者金融(18.0%) 銀行(14.5%) マイカーローン(3.0%)
    10万円 3,615円 3,442円 2,908円
    15万円 5,423円 5,163円 4,362円
    20万円 7,230円 6,884円 5,816円
    25万円 9,038円 8,605円 7,270円
    30万円 10,846円 10,326円 8,724円
    40万円 14,461円 13,768円 11,632円
    50万円 18,076円 17,210円 14,541円
    70万円 25,307円 24,095円 20,357円
    80万円 28,922円 27,537円 23,265円
    90万円 32,537円 30,979円 26,173円
    100万円 36,152円 34,421円 29,081円

    毎月の返済金額については、今回25万円の車ということなので、これを見てみると、月に1,800円程度違いが生じます。


    ですが、これを見る限りそこまで差はないですよね。


    では、次に、返済総額についてを差を見ていきます。


    融資金額 消費者金融(18.0%) 銀行(14.5%) マイカーローン(3.0%)
    10万円 130,149円 123,916円 104,692円
    15万円 195,223円 185,873円 157,039円
    20万円 260,297円 247,831円 209,385円
    25万円 325,372円 309,789円 261,731円
    30万円 390,446円 371,747円 314,077円
    40万円 520,594円 495,662円 418,769円
    50万円 650,743円 619,578円 523,462円
    70万円 911,040円 867,409円 732,846円
    80万円 1,041,189円 991,324円 837,539円
    90万円 1,171,338円 1,115,240円 942,231円
    100万円 1,301,486円 1,239,155円 1,046,924円

    イメージとしては、マイカーローンの方が返済総額での金利分1/8程度の比率で安く融資を受けることが出来ます。


    これでも十分問題ない!と判断した場合は、消費者金融や、銀行のカードローンを利用して、車の購入をする事で「損」をするということはありません。


    どうしても、マイカーローンを利用してローンを組みたい場合

    質問者の横田さんは、カードローンでの返済に対し、抵抗がなく、これだけの支払いで3年で完済出来るのなら、この条件でいいとの事で、カードローンで、融資を受けて返済するという形で、融資を受けて購入に至りました。


    ただ、どうしてもマイカーローンで低い金利で個人売買でもローンを組みたい。


    なんか裏ワザとか抜け道とかないのかという事も気になる人もいると思いますので、おすすめ自体は出来ませんが、こういった方法もあるよという、参考までに紹介します。


    個人売買でもマイカーローンを組む方法

    第三者を間に挟む方法

    この方法は、買い手と売り手の他に第三者の車事業を行っている業者、または人をいれて三間で取引を行いといった方法です。


    まずざっくり説明すると、売り手の車を車屋へ購入してもらいます。


    そして車屋で、その購入すべき車の見積もりをもらい、マイカーローンを通し購入するといった流れです。


    方法としてはこのような方法もありますが、車屋を通す分、車検等含む整備費用や手数料等も余計にかかってしまう可能性があります。


    その上、車屋としてはグレーな方法として扱われているため、いきなり知らないところへ話を持ちかけてもまず対応してくれません。


    これは、売り手、車屋にとってメリットが少なく、買い手のみにメリットがある行為であるため、親しい小規模で業者でありいわゆる、街の「よく利用している親しい車屋」しか受け入れてくれるコトはまずなく、大手の中古車販売業者などは門前払いとなります。


    これをご理解した上で、話を続けます。
    この方法を図解してみました。



    正規のルートを通しているので至ってクリーンな方法ではありますが、要は、言い値で売却し車代金に上乗せをせずにマイカーローンから融資を受けた後に、買い手が車屋へローンの振り込まれた金額を渡し、車やが売り手に車の買い取り料金を支払うといった流れです。


    ただ、この場合は、基本的に車屋に何のメリットもないので、売却時の整備費用や、次回の車検の予約、またはオーディオを変えたりなどのカスタムなどの料金を上乗せで見積もり書を出してもらい、車両代を超えるオーバーローンを組むように行われる場合が多いです。


    実際に乗り出し価格は個人売買の場合は、プラス10万円程度になる可能性が高いです。


    ただし、何度も言うようですが、車屋にとっては儲け以上にリスクの方が高い行為であるため、ブラッと寄った車屋で、その旨を伝えても了承されることはまずありません。



    個人売買専門のオートローンを展開している企業もあり

    上記の方法だと間に車やが入り、それとは別にマイカーローンを組む形となるので、やり取りかなり面倒ですし、それぞれが利益をある程度確保したいことを考えると買い手のメリットはどんどん減っていきます。


    これをもっとシンプルに手続きする方法として、個人売買を専門としている仲介業者に頼むというのも選択肢にあります。



    このユーカーネクストはオークションや個人売買を専門に仲介をしてくれる業者で売り手・買い手の間に入って手続き関係を担ってくれます。


    金利も3.9〜7.8%と比較的低く設定されているため、支払いの負担もそこまで増えるわけではなく良心的な設定となっています。


    でも審査があるので要注意

    ユーカーネクストは売り手と買い手の負担が減って金利も安いので個人売買ではおすすめの方法ですが、他のローンと同様に審査が発生するので注意してください。


    ただ、審査自体は仮審査を最短即日で回答してくれるとのことなので、気になった方はまず仮審査を進めてみることをおすすめします。


    見積もり書を持っていたらマイカーローンでお金を借りることは出来るのか?


    次に、業者から別の車を購入すると偽り、見積もり書だけもらっておき、あたかもその車を購入すると見せかけて、見積書を持ってローン会社へ自分で依頼し、ローンを契約します。


    その後、資金を別の車の購入に使うという方法を利用したマイカーローンでローンを組めたりするのか?という事も解説しておきます。


    この場合は、まずマイカーローンにおいて、車の所有権を本人名義なのか、車屋、ローン会社になるのかという条件をクリアする必要があります。


    大手の信販会社でローンを組む場合は、ほとんどのケースでその車の所有権がどうなるのかというところがネックになり、会社規模によっては、信販会社、または車屋が所有権を持つようになり、審査によっては、個人の所有権、または車の価値が低いと判断した場合となります。


    自身に所有権がつかない可能性が高いという点と、ローン契約時に、信販会社が直接車屋へ入金するケースが多いです。


    結果ごまかすことは不可能に近いと考えておいた方が無難です。


    銀行などのマイカーローンの場合は、所有権が自身になる可能性が高く、入金も自分で、行うかなどを選択することも可能となりますが、明らかな規約違反であるため、こういった方法でマイカーローンを組むことは規約上することが出来ません。


    手間もかかるため、この方法を取るならカードローンを利用する方が金利等を除外した上で言うと、クリーンであり健全です。


    強引にマイカーローンを利用する選択肢はないと考えておいて下さい。

    個人売買の車をクレジットカードを利用して購入する


    個人売買でもクレジットカードを利用し購入するといった方法も別にあります。


    最も簡単な方法が、ヤフオクを利用する方法となります。


    出品手数料と落札手数料で、合計6,048円(平成29年現在)ほど必要になりますが、かんたん決済を利用し、クレジットカードで支払いを行うといった方法です。


    後は、クレジットカードで分割払いの回数を設定する。


    もしくはリボ払いで支払っていくといった流れとなります。


    こちらも金利等はカードローンとさほど違いがない上、毎月の支払いの差も完済時に、圧倒的な差が付くわけではないため、さほどカードローンでの購入と差がつくわけではありません。


    このようにクレジットカードでも購入できるという方法があるよということ知っておいてください。

    結論!個人売でカードローンの利用はありかなしか?

    結論を言うとなしです。3年で支払いを終えるとしても、50万円なら15万円ほど完済まで金利が付き、毎月の返済額は、18,000円程度になります。


    マイカーローンの場合だと、同条件で、金利は23,462円で、毎月の返済額は、14,541円です。


    支払い期間を圧縮すればするほど、この差はなくなりますが、カードローンで個人売買での車の購入は「損」な取引であると考えてください。


    マイカーローンよりも更に適した購入方法は、分割での支払いを売り手に直接頼み込み、無金利で購入する方法が、最も低コストで車が手に入りますので、どうしても難しいという場合は、全て融資で支払いではなく、現在の貯蓄で払える分だけ払い、残り分をカードローンで補填するという方法を取るようにする事をおすすめします。


    ただし、やはり個人売買でマイカーローンを組むのは面倒な手続きが多いのも事実です。


    手続きをできるだけ減らしたい人であれば、マイカーローンを組むよりもカードローンを利用した方が良いでしょう。


    その場合、銀行系よりも消費者金融系の方が柔軟に審査をしてもらえるのでおすすめです。


    特に、レイクとプロミスであれば初回の借入から無利息期間が適用され、利息の支払いを抑えられるので、上手く活用しましょう。


    レイク

    レイクのバナー画像


    レイクはカードレスで来店せず契約可能、さらに最大180日無利息で利用できるなど利用者にとって様々なメリットがあるカードローンです。


    無利息期間には、借り入れ全額が60日間無利息になるサービスと、借入額のうち5万円までが180日間無利息になるサービスの2種類があり、自由に選ぶことができます。


    ただしどちらも初めてレイクを利用する人で、WEB申し込みをした人のみが利用できるので、店頭申し込みや電話での申し込みは対象外なので注意しましょう。


    できるだけ金利を抑えて借り入れしたい人や、すぐに返済できる目途が立っている人にピッタリのカードローンです。


    実質年率 限度額 審査時間 保証人 総量規制 職場連絡
    4.5〜18.0% 1万円〜500万円 最短15秒※ なし 対象 有り
    遅延利率 申込資格 返済システム 来店必要の有無
    20.0% 年齢が満20歳以上70歳以下の国内に居住する方。
    ご自分のメールアドレスをお持ちの方
    残高スライドリボルビング方式
    元利定額リボルビング方式
    ネット上のみで完了

    ※インターネットなら最短60分融資も可能

    ※21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。



    プロミス

    プロミスのバナー画像


    プロミスは、上限金利が年17.8%となっており、大手消費者金融の中では僅かではありますが確実に低い金利で利用できます。


    契約自体は最短20分ほどで、いつでも融資を受けられる状態にすることが可能です。


    プロミスは30日間の無利息期間を設けており、初回融資を受けた日からカウントされるため、実際に必要な日に融資を受けることで無利息期間のメリットを最大限に享受することが可能です。


    そのため、短期融資を希望する人は、低金利で利用できるでしょう。


    実質年率 限度額 審査時間 保証人 総量規制 職場連絡
    4.5%〜17.8% 1〜500万円 最短20分※ 無し 対象 有り
    遅延利率 申込資格 返済システム 来店必要の有無
    20.0%(実質年率) 18歳〜74歳 残高スライド元利定額返済方式 Web完結も可能

    ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

    ※30日間無利息の利用はメールアドレスの登録とweb明細利用の登録が必要となります。

    ※お申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。

    ※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。

    ※収入が年金のみの方はお申込いただけません。

    最後に注意点等も含めて伝えておきたい事は、カードローンは、銀行カードローンではなく、消費者金融の方を選ぶようにしてください。

    もちろん低金利の方がいいのは間違いありませんが、返済システムの違いが問題で、銀行カードローンの場合は毎月の最低返済額が残高によって下がる仕組みとなっています。

    これによってローンが長期になる可能性が高くなります※参考ページ

    30万円までの売買ならさほど差はつかないというのと、返済回数を銀行側へ依存し、口座引落で返済してしまうと、最低返済額のみしか返済されません。

    こうなると必然的に返済期間が長くなり、結果消費者金融よりも返済総額が増えるという事も可能性的には高いので、こちらの方をしっかりと検討し利用するようにしてください。



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