消費者金融などでキャッシングして、そのまま死んだらどうなるの?

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実践する人は間違いなくいないと思いますが、もしお金を借り入れている間に死んでしまうと、どうなるか知りたいっていう人も多いかと思います。

このページでは、保証人不要となっているキャッシングで借入で返済中の人が、急死してしまった場合一体どうなるのかを解説しています。

また、ゼニエモンが闇金を実際に使ってみた体験談や、元闇金の人にインタビューした記事などもあるので、お時間のある人はぜひそちらもチェックしてください。

    まずは大手消費者金融に問い合わせてみた!

    まずは、消費者金融の人に実際に問い合わせてみた結果をお伝えします。


    死んだら借金の残りは払わんでええの?

    基本的には個別対応となり、必ずこうなる!というようなマニュアルはないみたいです。


    とりあえず、他界したことが分かるまで返済の催促状は届くようです。


    そこから遺族と個別での対応となるので、どうなるのかはケースにより違いがあるという返答でした。


    2つの業者どちらも明確な答えがもらえなかったので、これ以上業者に電話しても埒が明かないと思い、ゼニエモンの知り合いの弁護士から意見を聞きました。


    以下でもっと詳しく説明していきたいと思います!


    民法での相続に関する詳しい解説

    最初にちょっと難しい話をしてしまって申し訳ないのですが、キャッシングで借りたお金があるまま死んだ場合は、その人の財産の相続が問題となります。


    一般的に死者の財産は、遺言によって財産の行方を決めることが出来ますが、急死によりそれができない場合もあります。


    そんな時のために、法定相続という一定の方法に従い、死者の相続を一定の近親者に継承させる制度があります。


    どんな人が相続するの?

    基本的に、法律の規則に従い、故人の財産を継承する資格のある人を法定相続人あるいは相続人と呼びます。


    この相続人は、嫁や旦那といった配偶相続人、子供や親、兄弟といった血族相続人の2種類に分かれます。


    ず死者に婚姻関係にある配偶者がいた場合は、その人が必ず配偶相続人となります。


    ただし、婚姻関係にない内縁の妻・夫や同性パートナーは配偶相続人として認められないので注意しましょう。


    次に血族相続人ですが、血族相続人には順位があり、第一順位⇒自身の子供になります。


    実子はもちろん養子、婚姻中に生まれた子供や、非嫡子など形を問わないので、まだ生まれていない状態でも相続人扱いとなり得るのです。


    第二順位⇒直系尊属で母親や父親、第三順位⇒兄弟となります。


    嫁や旦那がいる場合

    この場合はパートナーが配偶者相続となり、否応なしに相続人となります。


    配偶者が他界していて子供だけいる場合

    血族相続人の第一位である子供がいるので、子供が遺産を相続します。


    嫁や子供がおらず親がいる場合

    この場合は、親が相続人となります。


    嫁や子供、親がおらず兄弟だけの場合

    配偶者や子供、親がおらず、兄弟だけいた場合は、兄弟が相続人となります。


    じゃあ残りの借金も配偶者や親、子供が払わないといけないの?

    仮に相続財産がプラスの財産だけでなく借金などのマイナスの財産もあった場合、相続人になると死者の借金を代わりに返さなければいけません。


    そこで、民法では相続人となるか選択出来るようになっており、これを「相続の承認と放棄」といいます。


    ちょっと難しくなってきましたが、もうちょっとだけ頑張って下さい…。


    相続の承認には2種類ある!

    単純承認

    死者の権利・義務全てを継承する選択です。(民法920条)


    限定承認

    相続によって得たプラス財産を限度に、死者の債務や遺贈を弁済するという留保をして承認することです。


    簡単に言うと、相続財産が1000万円で借金が1500万円あったときは、1000万円を限度として借金を返済し、残りの500万円は払わなくてもよくなるというものです。(民法922条)


    借金を相続したくない場合

    遺産よりも借金の額の方が圧倒的に多い場合や、限定承認であっても借金に関わりたくない場合は、相続を放棄することが出来ます


    相続を放棄した場合、その人は最初から相続人でなかったものとみなされます。


    消費者金融やカードローンの返済が残っているのが分かったときの対処法


    少ない金額であれば支払って完済するのも一つの方法ですが、行政書士に相談して過払い金があるか確認をしてもらうのも1つの方法です。


    この場合は、相続放棄や債権放棄に同意する前に行政書士の人に相談する必要があるので、順番に注意してください。


    相続についての落とし穴

    ここで、相続に関する重要な落とし穴について説明をしたいと思います。


    相続するかどうかは、『自己のための相続があったことを知った時から3ヶ月以内』に決めなければいけません。


    これを、熟慮期間といいます。これは家庭裁判所で伸ばしてもらうコトが出来ます。(民法915条1項)


    この熟慮期間中に限定承認や相続放棄をしなかった場合、自動的に単純承認と見なされ、全てを相続することになります。


    相続放棄の手続きはどうすればいいの?


    相続放棄の手続きを取るためには、家庭裁判所に必要書類を提出しなければいけません。


    相続放棄手続きに必要な書類

    • 亡くなった人の戸籍謄本
    • 亡くなった人の住民票または戸籍の附票
    • 相続放棄をする人の戸籍謄本
    • 相続放棄申述書
    • 収入印紙800円
    • 郵便切手(裁判所により必要な額は異なる)

    また、提出時には印鑑を忘れずに持っていきましょう。


    相続放棄の手続きの流れ


    • 必要書類を揃える
    • 相続放棄の書類を提出する家庭裁判所を確認し、持って行く
    • 相続放棄申述書を記入して、捺印する
    • 書類を全て提出する
    • 家庭裁判所から「照会書」が届くので、記入して返送する
    • 相続放棄が認められれば、相続放棄申述書受理通知書が届く

    照会書を返送してから相続放棄申述書受理通知書が届くまでは、大体1週間から10日程度かかります。


    様々な書類が必要ですし家庭裁判所へ行く手間もあるので、熟慮期間である3ヶ月の間に手続きできるように、早めに手続きを進めましょう。


    ちょっと難しい話になったので、簡単にまとめてみました。

    ちょっと民法や相続についてややこしい話が多かったので、簡単にまとめてみました。


    自分が死んだ時に残っている借金は、その存在を知った日から3ヶ月以内に、配偶者や遺族に相続するかどうか決めてもらいます。


    ただし、その期間は家庭裁判所で伸ばしてもらうことも可能です。


    3ヶ月以上無視した場合は、全て相続するとみなされて、借金はそのまま相続人が引き継ぐこととなります。


    また、現金や土地だけ相続して、借金などは相続しないということはできません。


    相続するのなら、全てを引き継ぐケースの単純承認か、プラスの財産の限度で、借金を返済する限定承認かどちらかになります。


    ただし、単純承認をした後に発覚した借金についても、全て相続する必要があるので注意しましょう。


    また、相続の申請は、地元にある司法書士の所へ依頼すると楽です。


    まとめると結局、借金は子供や配偶者などの相続人に引き継がれるということなんですね。


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