おまとめローンの中でも低金利でおすすめなローンを、銀行系と消費者金融系それぞれ厳選して紹介!

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「すでに複数のカードローンやキャッシングを利用していて返済が苦しい……。」

「ただでさえ毎月の収入が少ないせいで貯金がほとんどないのに、カードローンの返済で常に金欠状態…。」

こんなはずじゃなかったと誰もが思っているはずです。


こういった状況を改善する為に、「おまとめローン」という選択肢があります。


おまとめローンは、複数の借り入れをひとまとめにして尚且つ低金利化して返済総額を下げることを目的としたローンです。


ゼニエモンの個人的な意見を言うと、すでに現在の時点で返済がしんどい人は、迷わずおまとめローンを利用したほうがいいです。


まずは、多くの人におすすめできるゼニエモンのイチ押しおまとめローンから紹介します。


ゼニエモンのイチ押しカードローンは、じぶん銀行!

じぶん銀行のバナー

じぶん銀行は、通常のカードローンをおまとめ目的で契約することが可能です。


au IDを持っていて100万円以上のおまとめなら、金利が年1.7%〜12.5%となっており、最大800万円までおまとめできます。


また、じぶん銀行は口座開設なしで利用できるので、面倒な手間なしでおまとめ可能です。


au IDはauユーザー以外でもすぐに作れるので、どのおまとめローンにするか迷っている人は、じぶん銀行のカードローンをぜひチェックしてみてくださいね。


実質年率 限度額 審査時間 保証人 口座開設 職場連絡
1.48%〜17.5%(auユーザーは0.5%優遇) 10万円〜800万円 最短即日 なし 不要 あり
遅延利率 申込資格 返済システム 来店必要の有無
年18% 満20歳以上70歳未満 元利定額返済方式 ネット上のみで完了


    おまとめローンは銀行系と消費者金融系で何が違うの?

    まず、おまとめローンを取り合う業者は銀行系や大手消費者金融系がメインで、利用者のほとんどはどちらかのおまとめローンを利用しています。


    銀行系、大手消費者金融系のおまとめローンの違いについて、以下の表で比較してみました。


    比較内容 銀行 消費者金融
    金利 低い やや高い
    申込条件 厳しい カードローンよりは厳しめ
    審査 厳しい カードローンよりは厳しめ
    融資実行までの期間 約3週間程度で融資可能 最短で2日程度で融資可能
    総量規制の対象 対象外 対象外
    返済期間 銀行によって異なる 5年から10年

    このように、どちらも優位となるメリットデメリットがあるのがわかりますよね。


    ただ何度も声を大にして言いますが、おまとめローンの利用で最優先させるべき事は、苦しい返済状況を改善する事です。


    最近では「低金利」という点が注目され、銀行カードローンに興味を持つ人も多いですが、銀行カードローンで借金をまとめようと思っても、審査に落ちる人も多くいます。


    銀行系のおまとめローンが低金利でおすすめと言われても、審査に通過しなきゃ意味がない!


    ということで、一旦大手金融会社が取り扱っているおまとめローンを簡単に比較してみようと思います。


    金利面で見たら銀行系の方が優れていることが多いですが、消費者金融系でも通常のローンの金利と比べて低く借り入れできるため、メリットは十分にありますよ。

    低金利&使いやすい!ゼニエモンが自信をもってオススメするおまとめローン3選

    おまとめローンで重要なのが、とにかく低金利のローンに借り換えすることです。


    当たり前のことですが、ローンは金利が低ければ低いほど借りた額と総返済額の差は少なくなります


    ただここで最も重要なのが、そもそも審査に通らないと低金利のローンを利用できない点です。


    金利年6%などで貸付しているおまとめOKなフリーローンもありますが、このレベルの金利を適用してもらうための条件は本当に厳しいんです。


    当サイトへ頂いた口コミなどを見ても、審査落ちしたんだけど借り換えするならどこがいいんですか?という人をよく見ます。


    そこで、借換えをしたい申込者の状況に合わせて審査してくれる、ゼニエモンおすすめの3社をピックアップしました!


    じぶん銀行カードローン

    じぶん銀行は申込時点でおまとめか借換えか選べる証拠画像


    じぶん銀行カードローンは、申し込み時に「おまとめ、お借換えの希望について」という項目があり、こちらを選択するとおまとめローンとして利用できます。


    じぶん銀行ではau IDを持っている人を優遇しており、金利を0.1%引き下げることができるので、au IDがある人には特におすすめです。


    また、au IDを持っていて且つ借入上限額が100万円以上の人は、年1.7%〜12.5%の低金利で融資を受ることができます。


    おまとめローンの中でも比較的低金利になりやすいカードローンなので、au IDを持っていない人は新しく作っても良いでしょう。


    もちろん限度額の範囲内なら元金が減った時点で新たに借り入れもできるので、万が一の時は少額の融資を受けたい人にもおすすめです。


    ちなみに、金利の見直し目的なら楽天銀行スーパーローンもおすすめですよ。


    実質年率 限度額 審査時間 保証人 口座開設 職場連絡
    2.1%〜17.4%(auユーザーは最大0.5%優遇) 10万円〜800万円 最短即日 無し 必要 有り
    遅延利率 申込資格 返済システム 来店必要の有無
    年18% 満20歳以上70歳未満 元利定額返済方式 ネット上のみで完了


    静岡銀行フリーローン

    静岡銀行はおまとめできる証拠画像


    静岡銀行フリーローンは、おまとめも可能なフリーローンです。


    静岡銀行の口座を持っていない人でも申し込みができ、契約までオンラインで完結できます。


    また、金利は4.5%・7%・9%・10%・12%・14.5%の6段階に分かれているので、現在の契約金利によっては10%前後で契約できる可能性も


    静岡県・愛知県・神奈川県のいずれかに住んでいなければ利用できない点には注意が必要ですが、信用情報の状態が良い人や、できるだけ低い金利でおまとめしたい人におすすめです。



    実質年率 限度額 審査時間 保証人 口座開設 職場連絡
    4.5%〜14.5% 500万円 最短翌営業日 無し 必要 有り
    遅延利率 申込資格 返済システム 来店必要の有無
    年齢20歳〜70歳未満※ 元利均等毎月返済 ネット上のみで完了

    ※学生は不可になっています。




    福岡銀行フリーローン(ナイスカバー/住まいるローン/住まいるローンワイド)

    福岡銀行は申込時点でおまとめか借換えか選べる証拠画像

    おまとめローンの中には使いみちが限られている商品もありますが、福岡銀行のフリーローンはおまとめはもちろん、引っ越し費用や家電製品などの購入など、様々な用途に利用することができます。


    これは実際契約をしてみると感じると思いますが、使いみちの自由度が高いローンを一つ契約しているとかなり便利です。


    その他に福岡銀行フリーローンでおすすめしたいポイントは下記の3点です。

    • 来店不要でお申込OK
    • 土日でも申込み可能
    • パート・アルバイト・年金受給者の方も申込可能

    WEB経由で申込み完結することもできますし、土日でも申し込みは受け付けているので思い立ったタイミングですぐ申込みが可能です。


    また、福岡銀行フリーローンはパートやアルバイトの方、年金受給者の方でも申込みができます。


    特に年金受給者でも申込みできるフリーローンはなかなか無いので、他のローンと比較しても魅力的な部分です。


    現在、福岡銀行フリーローンは最もお得に借り入れできるカードローンと言えるので、ぜひこの機会に利用してください。


    福岡銀行フリーローンは現在キャンペーンを実施しており、金利が年3.9%〜14.0%に引き下げられています。


    他の銀行系カードローンの平均よりも低いので、低金利で契約できる可能性が高いと言えるでしょう。


    低金利なカードローンを探している人は、ぜひ福岡銀行フリーローンを検討してみてください。

    実質年率 限度額 審査時間 保証人 口座開設 職場連絡
    年3.9%〜14.0% 10万円〜500万円 通常5日〜7日程度※ 無し 必要 有り
    遅延利率 申込資格 返済システム 来店必要の有無
    年14% 満20歳以上69歳以下 元利均等毎月返済 なし

    ※審査状況によって3週間ほどかかる場合もあり


    銀行系おまとめローンと消費者金融系おまとめローンを比較

    銀行のおまとめローンは審査通過が厳しそうな場合、大手消費者金融のおまとめローンがおすすめです。


    審査が甘いとまでは言えませんが、銀行系のおまとめローンよりは利用するためのハードルが低くなっています。


    ただし、審査面で銀行よりもメリットがある分、金利が若干高い点はデメリットです。


    では、実際にどういったおまとめローンがあるのか以下にまとめました。


    業者名 金利(年率) 限度額 審査

    アイフル
    おまとめMAX

    3.0%〜17.5% 800万円

    じぶん銀行

    1.48%〜17.5% 800万円

    プロミス

    6.3%〜17.8% 300万円

    パッと表を見ると、アイフルもじぶん銀行と同じくらい低いので、銀行系だからといって一概に全部が低金利なわけではないことが分かります。


    また、審査面では銀行系よりも消費者金融系の方が柔軟な対応をしてもらいやすいことを考えると、消費者金融系の中でもアイフルは金利・審査両方でバランスが良いです。


    ただ、金利はたかだが数%でも借り入れ金額や期間が長くなると利息が大きく変わります。


    プロミスもおまとめローン自体はありますが、上限金額が低いため利用金額が膨らみそうな方は限度額内に収まらないケースも出てきてしまうでしょう。


    おまとめローンには必ず金利が下がる仕組みがある!

    ちなみに、アイフルのおまとめMAXを見ても金利は3.0%〜17.5%と金利の幅があまりにも開いているので、自分がどれくらいの金利になるのかよく分かりませんよね。


    契約して、以前よりも金利が高くなってしまったらどうしよう…と考えている人も多いと思います。


    しかし、消費者金融のおまとめローンは確実にお得に契約できるのです。


    実は消費者金融の提供するおまとめローンには、貸金業法に基づいた決まりが1つあります。


    総量規制の除外と例外

    総量規制には、「除外」または「例外」となる貸付けがあります
    〜中略〜


    例外

    • 顧客に一方的有利となる借換え
    • 緊急の医療費の貸付け
    • 社会通念上緊急に必要と認められる費用を支払うための資金の貸付け

    以下略〜


    参照URL:総量規制とは| 貸金業法について


    つまり、消費者金融は基本的に年収の1/3までしか借り入れできない総量規制の対象ですが、顧客に一方的有利となるおまとめローンは総量規制の対象になりません。


    つまり、「消費者金融のおまとめローンは、今よりも確実に有利な条件でなければ契約してはならない」ということです。


    借り換えを行う際、必ず現在契約している金利よりも同等もしくは低くしなくてはいけないので、条件が悪化する事はありません。


    当サイトへお寄せ頂いた口コミ等をまとめると、金利は良くて12.0%、あまり良くないと15.0%くらいで契約となるケースが多いようです。


    また、消費者金融は限度額の範囲内であれば自由に借入・返済が出来るイメージを持つ人も多いですが、おまとめローンは新規の融資なし・返済のみのローンとなります。


    返済期間も5年〜12年の間から選べることから、明確に完済までの期間を理解して返済できるので、返済意欲も高く持つことが出来ます。


    借り入れ金額によっても適用金利は変動する!

    おまとめローンの金利は、借り入れする金額によっても金利が変動します。


    これは会社によって設定されている金利が違うので、ちょっとややこしいところです。


    ただし、おまとめ総額が100万円以内であれば、ほとんどの場合上限金利が適用されるので、銀行系なら15%前後、消費者金融系なら18%程度と考えておきましょう。

    消費者金融系で一番おすすめのおまとめローンはどれ?

    銀行系よりも金利面など多少劣る部分もありますが、「少しでも審査通過の可能性があるおまとめローンを利用したい」と考えている方におすすめなのがアイフルです。


    アイフル おまとめMAX(かりかえMAX)

    前年度の年収による申込資格の制限はなし



    「おまとめMAX」と「かりかえMAX」は、アイフルの取り扱うおまとめローンです。


    現在アイフルと契約中の人は「おまとめMAX」、新規契約の人は「かりかえMAX」で契約となりますが、どちらもスペックに変わりはありません。


    申し込み方法は、インターネット、電話、店頭申し込みの3種類がありますが、インターネットであれば24時間いつでも申し込みが可能です。


    インターネットの場合は申し込んだ後、メールに記載してあるフリーダイヤルに電話して、おまとめ目的である旨を伝えるとスムーズに契約できます。


    審査へ通過したという口コミも多く頂くので、消費者金融系のおまとめローンを検討している人はアイフルが最もおすすめです。


    実質年率 限度額 審査時間 保証人 総量規制 職場連絡
    3.0%〜17.5% 1万円〜800万円 2日程度目安 無し 対象外 有り
    遅延利率 申込資格 返済システム 来店必要の有無
    20.0%(実質年率) 満20歳以上の定期的な収入と
    返済能力を有する方でアイフルの基準を満たす方
    元利定額返済方式 ネット上のみで完了



    もしも「やっぱりおまとめローンじゃなくてもいいかな」と思った方は…

    ここまで、おまとめローンに関して解説しましたが、自分の状況と照らし合わせると「やっぱりおまとめローンよりも普通のカードローンの方が合っているかもしれない」と思った方もいるはずです。


    その場合、低金利で口座開設不要の定番カードローン「三菱UFJ銀行カードローン バンクイック」を検討してみましょう。


    三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」バナー


    バンクイックは金利が年1.8〜年14.6%と低金利なことに加え、提携コンビニATMが入出金無料で利用できるので、非常に利便性が高いのがポイントです。


    また運転免許証を持っていれば、ネットから申し込んだ後テレビ窓口でカードを受け取ることで、土日祝日も借入ができます。

    ※50万円超の利用限度額をご希望の場合は収入証明書をお持ちください。


    大手銀行ということもありサポートも充実しているため、お得な低金利カードローンを借りたいと考えている方におすすめです。



    おすすめの銀行系おまとめローン12選!

    銀行のイメージ


    銀行のおまとめローンは、通常のカードローンと同様に消費者金融系と比較して低金利ですが、審査はやや厳しい傾向にあります。


    この記事の最初に紹介したじぶん銀行、静岡銀行以外の銀行系おまとめローンも以下にまとめているので、他の銀行も気になる方はぜひチェックしてみてください。


    金利面でのスペックを比較したとき、特に良いスペックの銀行は以下の5社です。


    じぶん銀行カードローン

    じぶん銀行カードローンバナー
    実質年率 限度額 審査時間 保証人 口座開設 職場連絡
    1.48%〜17.5%(auユーザーは0.5%優遇) 10万円〜800万円 最短即日 無し 不要 有り
    遅延利率 申込資格 返済システム 来店必要の有無
    年18% 満20歳以上70歳未満 元利定額返済方式 ネット上のみで完了

    じぶん銀行カードローンは、auユーザーに対して優遇のあるおまとめローンです。


    じぶん銀行はauユーザーが借り換えをすると年0.5%金利を引き下げることができ、さらに100万円までの借り入れは最高金利が年12.5%まで下がります。


    auを利用していなくてもau IDさえ登録すれば金利引き下げの対象になるので、借り換えを検討している人はぜひチェックしてみてください。



    静岡銀行フリーローン

    静岡銀行フリーローンバナー
    実質年率 限度額 審査時間 保証人 口座開設 職場連絡
    4.5%〜14.5% 500万円 最短翌営業日 無し 必要 有り
    遅延利率 申込資格 返済システム 来店必要の有無
    年齢20歳〜70歳未満※ 元利均等毎月返済 ネット上のみで完了

    ※学生は不可になっています。


    静岡銀行フリーローンも、じぶん銀行同様このページの一番上で紹介したフリーローンです。


    静岡銀行フリーローンは、静岡県・愛知県・神奈川県に住んでいなければ利用できない点が残念ですが、非常に使い勝手の良いローンとなっています。


    特に、金利が4.5%・7%・9%・10%・12%・14.5%と分かれているので、場合によっては金利を大幅に下げてもらうことが可能です。


    さらに、消費者金融は5年以内に完済しなければならないので月あたりの返済額が高くなりますが、静岡銀行フリーローンなら最大10年間まで返済を延ばすことができます


    現在、静岡県・愛知県・神奈川県のいずれかにお住まいの方は、ぜひ静岡銀行フリーローンを検討してみてください。



    福岡銀行フリーローン(ナイスカバー/住まいるローン/住まいるローンワイド)

    ナイスカバーのヘッダー画像

     
    実質年率 限度額 審査時間 保証人 口座開設 職場連絡
    年3.9%〜14.0% 10万円〜500万円 通常5日〜7日程度※ 無し 必要 有り
    遅延利率 申込資格 返済システム 来店必要の有無
    年14% 満20歳以上69歳以下 元利均等毎月返済 なし

    ※審査状況によって3週間ほどかかる場合もあり


    福岡銀行フリーローンは、スペックがかなり良いフリーローンです。


    使用用途が自由なので、おまとめローン以外での用途でも利用することができ、返済を続けて余剰が出た場合は借り入れもできます。


    ただし、口座が必須なので福岡銀行の口座を持っていない人は、申し込みと同時に口座開設も行う必要がある点には注意が必要です。


    福岡銀行フリーローンは現在キャンペーンを実施しており、金利が年3.9%〜14.0%に引き下げられています。


    他の銀行系カードローンの平均よりも低いので、低金利で契約できる可能性が高いと言えるでしょう。


    低金利なカードローンを探している人は、ぜひ福岡銀行フリーローンを検討してみてください。


    横浜銀行カードローン

    横浜銀行カードローン
    実質年率 限度額 審査時間 保証人 口座解説 職場連絡
    年1.5〜14.6%(変動金利) 10万円〜1,000万円(10万円単位) - 無し 必要 有り※
    遅延利率 申込資格 返済システム 来店必要の有無
    年率18.0% 20歳〜69歳 残高スライド方式 ネット上のみで完了

    横浜銀行はおまとめローンを取り扱っていませんが、カードローンは使用用途が自由なので、借り換えやおまとめ目的での利用も認められています。


    横浜銀行のカードローンの金利は年1.5〜14.6%(変動金利)となっているので、おまとめすれば返済の負担はかなり軽減されるでしょう。


    また来店の必要がなく、横浜銀行の口座がない状態でも申し込み可能なので、思い立った時にすぐ申し込みができるのも魅力です。

    ※契約までにご作成ください。



    おまとめローンとして利用できる銀行系フリーローンを紹介!

    上記で紹介したおすすめの銀行カードローン5つ以外で、おまとめローンとして利用できる銀行系ローンを更に6つ紹介いたします。


    他のおまとめローンにもそれぞれの魅力があるので、こちらも申し込みをする際の検討材料として比較をしてみてください。


    りそな銀行

    実質年率 限度額 審査時間 保証人 口座解説 職場連絡
    6.0%〜14.0% 10〜500万円 翌日以降 無し 必要 有り
    遅延利率 申込資格 返済システム 来店必要の有無
    14.0% 満20歳以上、満66歳未満の方 毎月元利均等返済方式 24時間365日WEB申込

    りそな銀行はおまとめ専用ローンはありませんが、フリーローンはおまとめ目的で利用できます。


    おまとめを目的とした専用の商品はございませんが、他社借入の返済を目的としてお申込みいただくことができます。

    りそな銀行公式HPより

    申込はアルバイトやパートの方でもOKなので、基本的に何かしらの形で働いていれば問題なく申込資格はクリアです。


    銀行系ということもあり元々金利は低いですが、りそな銀行のフリーローンは住宅ローンを利用すると金利が年0.5%引き下げられます。


    既にりそな銀行の住宅ローンを利用している方や、これから住宅ローンをどこかで契約する予定という方はりそな銀行でまとめるとお得です。



    スルガ銀行

    実質年率 限度額 審査時間 保証人 口座開設 職場連絡
    3.9%〜14.9% 最高800万円 仮審査最短当日 無し 不要 有り
    遅延損害金 申込資格 保証会社 来店必要の有無
    19.5% 20〜70歳以下 スルガキャピタル株式会社
    株式会社オリエントコーポレーション
    ダイレクトワン株式会社
    ネット上のみで完了

    スルガ銀行は静岡が本店ですが、全国対応しているので住んでいる地域に限らず申込が可能です。


    スルガ銀行ではおまとめ専用ローンはありませんが、その代わり用途自由のカードローンを利用しておまとめすることができます。


    申込は70歳まで可能なので、通常のカードローンよりも高齢者が利用しやすい条件なのが魅力でしょう。


    また、スルガ銀行カードローンの契約時、ローンカードにVISA機能を付けるかどうかや、がん保障を付帯させるかどうかを選択可能です。


    スルガ銀行カードローンのサービスについては下の記事で詳しく解説しているので、気になった人はぜひチェックしてください。



    イオン銀行

    実質年率 限度額 審査時間 保証人 口座解説 職場連絡
    3.8%〜13.5% 10〜700万円 - 無し 必要 有り
    遅延利率 申込資格 保証会社 来店必要の有無
    14.6% 20歳〜60歳 オリックス・クレジット ネット上のみで完了

    イオン銀行には「イオン銀行カードローン」と「フリーローン(イオンアシストプラン)」の2種類がありますが、借り換えやおまとめローンとして利用できるのは後者のフリーローン(イオンアシストプラス)です。


    このフリーローンは、用途が完全自由なのでおまとめローンとして使っても問題ありません。


    上限金額が比較的大きいのに低金利で、8年以内に完済すれば良いので非常に魅力的にな商品です。


    ただし利用には必ずイオン銀行口座が必要である点と、借り入れ額が一括で口座に振り込まれる形となるため、追加で借り入れをしたい場合は都度審査が必要になる点に注意しましょう。


    イオン銀行のおまとめローンについては、以下でより詳しく解説をしています!



    池田泉州銀行

    実質年率 限度額 審査時間 保証人 口座解説 職場連絡
    4.375%(変動金利) 最大1,000万円 最短3営業日 無し 必要 有り
    遅延利率 申込資格 保証会社 来店必要の有無
    14.6% 満20歳以上満65歳未満 株式会社池田泉州JCB
    株式会社ジャックス
    不要

    池田泉州銀行の多目的ローンは、おまとめローンとしてはもちろん、冠婚葬祭や医療費、旅費など様々な用途に使える便利なローンです。


    年4.375%と銀行系おまとめローンの中でもかなり金利が低く、さらにプレミアムプランに加入していた場合、金利が年2.875%まで引き下げることができます。


    プレミアムプランへの加入は、池田泉州銀行の営業エリアに自宅があること、借り入れ金額が500万円以内であることが条件となっており、該当する人はぜひ活用すべきでしょう。


    池田泉州銀行の営業エリアは、以下の通りです。

    • 大阪府
    • 京都府
    • 兵庫県
    • 和歌山県
    • 奈良県
    • 滋賀県

    ただし、口座開設が必須なことと、審査結果が届くまで通常1週間程度必要なため急いで借り入れしたい人には向いていない点に注意が必要です。


    しかし、上記の通りスペック自体はかなり良いので、もし申込可能なエリアに住んでいる場合は池田泉州銀行を選択肢に入れることはおすすめです。



    南都銀行

    実質年率 限度額 審査時間 保証人 口座解説 職場連絡
    5.675%〜11.875%(変動金利) 10〜1,000万円 4日程度 無し 必要 有り
    遅延利率 申込資格 保証会社 来店必要の有無
    14.0% 満20歳以上で、完済時の年齢が満70歳以下の方。 南都カードサービス(株)
    オリエントコーポレーション
    ネット上のみで完了

    南都銀行もおまとめローンは提供していませんが、フリーローンをおまとめローンとして利用することが可能です。


    南都銀行のおまとめローンは、最も金利が高い状態でも11.875%と非常に低い金利で利用でき、全体的にスペックが良いのでゼニエモン的にもおすすめできるおまとめローンです。


    さらに、借り換え目的の人は金利を年0.4%引き下げられるので、実質年11.475%という脅威の低金利で借り入れができます。


    ただし、奈良県、大阪府、兵庫県、京都府、和歌山県、三重県に住んでいる人しか利用できない点には注意しましょう。


    申込は全国で対応しているため、まだ猶予がある人は南都銀行のフリーローンをおまとめローンとして利用するのがおすすめです。



    福井銀行

    実質年率 限度額 審査時間 保証人 口座解説 職場連絡
    2.9%〜14.6% 10〜1,000万円 - 無し 必要 有り
    返済方法 申込資格 保証会社 来店必要の有無
    元利均等返済方式 満20歳以上で、最終返済時の年齢が満76歳未満の方 株式会社福井カード
    株式会社オリエントコーポレーション
    エム・ユー信用保証株式会社
    ネット上のみで完了

    福井銀行のフリーローンは76歳未満の方まで申込可能な上、利用限度額も1,000万円までとかなり融通が聞くカードローンです。


    また、利用上限額が300万円以内であれば来店の必要もなく、ネット上で完結できるのも魅力でしょう。


    また、フリーローンネクストという商品もあるのですが、こちらは60歳以上の方から利用できる高齢者向けカードローンで、なんと81歳未満の人まで利用可能です。


    ただ、申込時ではなく最終返済時の年齢が81歳未満ということなので、申し込み時の年齢は75〜78歳あたりまでが現実的なラインでしょう。



    各銀行系おまとめローンの比較

    銀行名 金利(年率) 申し込み条件

    りそな銀行

    6.0%〜14.0%

    年齢:20歳〜66歳未満
    年収:制限なし
    住居:制限なし

    スルガ銀行

    3.9%〜14.9%

    年齢:20〜70歳以下
    年収:制限なし
    住居:制限なし

    イオン銀行
    フリーローン(イオンアシストプラン)

    年3.8%〜13.5%

    年齢:20歳〜60歳未満
    年収:原則、前年度税込年収が200万円以上の方※年金受給者・学生・無職・専業主婦は不可
    住居:日本国内

    池田泉州銀行
    (多目的ローン)

    4.375%(変動)、又は2.875%

    年齢:20歳〜65歳未満
    年収:制限なし
    住居:営業エリアに住んでいる人のみ

    南都銀行
    <ナント>フリーローン

    5.675%〜11.875%

    年齢:20歳〜70歳(完済時)
    年収:制限なし
    住居:営業エリアに住んでいる人のみ

    福井銀行
    フリーローン

    2.9%〜14.6%

    年齢:20歳〜76歳(完済時)
    年収:制限なし
    住居:日本国内


    上記で紹介した銀行の中では、池田泉州銀行の多目的ローンを利用した場合が最も低金利になっています。


    池田泉州銀行の多目的ローンは、営業エリア内に住居(家族所有でもOK)があり、500万円以下の借り換えであれば2.875%という驚異的な低金利で利用することが可能です。


    ただし、審査によってはフリーローンのプランをおすすめされることもあり、その場合金利が年4.5%〜14.5%になる場合もあります。


    条件を満たしていればm確実に2.875%の超低金利で契約出来るわけではないので、過度な期待は持たないほうが良いでしょう。


    また、池田泉州銀行よりも金利はやや高めですが、南都銀行も地域密着型フリーローンを提供しており、おまとめ目的での利用が出来るので南都銀行の営業エリアないに住んでいる場合、こちらもおすすめです。


    イオン銀行のフリーローン(イオンアシストプラン)は総量規制外なので、年収の1/3以上の額も借り入れすることができます。


    ただ、前年度の年収が200万円以上ないと借り入れできないことに加え、金利面でも特別低いということはないのであまり積極的に選ぶ必要はないかなというのが個人的な印象です。


    ちなみに、ここで紹介しているフリーローン・多目的ローンは全体のごく一部で、ゼニエモンが調べていく中でこれは良いと思ったもののみ掲載しています。


    自行の銀行口座を持っている人やマイカーローン・住宅ローンを利用している人に対しては、優遇してくれる銀行も多いので、今利用している銀行が他にあればそちらを検討するのもおすすめです。


    このタイプのローンを一覧で見たい!という人はおまとめ目的として利用できる全国の銀行フリーローン一覧のページを参考にしてください。


    銀行のおまとめローンは審査が厳しい事を知っておこう!

    ここまで、銀行のおまとめローン(として利用できるフリーローン)を紹介しましたが、これらに共通して言えることは審査基準がかなり高いという事です。


    というのも、基本的にローンは借り入れ金額が高くなればなるほど、金利が低くなればなるほど審査が厳しいものになります。


    加えて、その人の返済能力が十分なものでないと融資は受けることが出来ません。


    更に、おまとめローンの場合大口での融資となるので、回収不能になる可能性を少しでも低くする為に、普通のカードローンと比較して滞納や遅延に対する許容回数が少なくなります。


    おまとめローンの利用で最も重要であることは、今よりも好条件のローンに1本化して返済を楽にする事です。


    その為には審査に通らなければ何も始まらないので、すでに何度か遅延や延滞をしてしまって審査に自信がないという人は、大手消費者金融や中小の金融業者が取り扱うおまとめローンを選ぶことがおすすめです。


    おまとめローンが利用可能な中小の金融業者はどこ?

    おまとめローンといえば大手消費者金融や銀行がまず頭に思い浮かびますが、中小の金融業者でもおまとめローンが利用可能なところはあります。


    中央リテール

    中央リテール画像
    実質年率 限度額 審査時間 保証人 総量規制 職場連絡
    年10.95%〜13.0% 1万円〜500万円 最短翌日 無し 対象外 有り
    カード発行 申込資格 簡易審査 来店必要の有無
    あり 満20歳以上で定期的な収入のある人 あり 必要

    中央リテールはおまとめローン専門の消費者金融で、最大500万円まで利用可能です。


    金利は10.95〜13.0%と比較的低めに設定されているので、多くの人が金利を抑えることができます。


    審査スピードは最短2時間、融資まで最短1日と対応がはやいので、急いでいる方も安心して利用できるおまとめローンでしょう。


    ただし審査基準を問い合わせたところ、現在4社以上から借り入れており、毎月7万円を半年以上支払っている人が対象と回答がありました。


    あくまでも基準ですが、例えば2社から借り入れていて月の支払いは2万程度という方は、審査にかなり通りにくいと予想されるので注意が必要です。


    また、契約するには東京本社への来店が必須となるため、遠方に住んでいる方は契約をする際東京に来る必要があるのはデメリットと言えます。



    フクホー

    フクホー画像
    実質年率 限度額 審査時間 保証人 総量規制 職場連絡
    7.30%〜20.00% 5万円〜200万円 最短即日 無し 対象 有り
    カード発行 申込資格※ 保証会社 来店必要の有無
    無し 20歳〜70歳 - ネット上のみで完了

    フクホーはフリーローンも提供していますが、借換えローンも利用可能です。


    本当のことを言うと、金利が高くて最大の利用金額も低いため、他の業者と比較するとおすすめはできません。


    ただ、過去にブラックリストに記載された人や現在信用情報が傷ついている人も、フクホーなら審査に通る可能性があります。


    5年以内に債務整理をした方や、カードローンの審査に何度か落ちている人は、フクホーに申し込む価値があるでしょう。


    ユーファイナンス

    ユーファイナンス画像
    実質年率 限度額 審査時間 保証人 総量規制 職場連絡
    7.3%〜15% 100万円〜700万円 最短即日 原則不要 対象外 有り
    カード発行 申込資格※ 保証会社 来店必要の有無
    無し 満20歳〜満65歳以下 - ネット・来店

    ユーファイナンスは、借換ローンと不動産ローン専門の金融業者です。


    「専門」と聞くと、もしかして大手と同じかそれよりお得かもと思うかもしれませんが、そんなことはありません。


    申込時に債務整理を勧められたなどの口コミも多数見るので、審査面の甘さは期待しないほうがいいでしょう。


    ただし、ユーファイナンスの金利は7.3%〜15%と一般のカードローンと比較して低金利になっています。


    審査に通れば利息は大きく抑えられるので、まずは相談してみるのもおすすめです。


    アロー

    アロー画像
    実質年率 限度額 審査時間 保証人 口座開設 職場連絡
    15.00%〜19.94% 200万円まで 最短45分 無し 不要 有り
    遅延利率 申込資格 保証会社 来店必要の有無
    19.94% 満20歳以上65歳以下 - 不要

    アローは、愛知県の消費者金融業者です。


    まず金利が高いことと、限度額が200万円までと少額な点がデメリットであり、あまりおすすめはできません。


    他のおまとめローンは全て落ちてここしか申し込むところがない場合、選択肢の一つに入れてもいいかもしれませんが、積極的に選ぶことは避けた方が良いでしょう。


    特に限度額が低いと、借り換えしきれず借り入れ先が分散されたままになる可能性があるので、注意が必要です。



    いつも

    いつもの画像
    実質年率 限度額 審査時間 保証人 口座開設 職場連絡
    4.8%〜18.0% 1万円〜500万円 最短45分 無し 不要 有り
    遅延利率 申込資格 保証会社 来店必要の有無
    20.0% 満20歳以上65歳以下 - 不要

    「いつも」は、申し込みから契約までネット上で完結することができます。


    郵送物も一切ないので、家族や知り合いに内緒でおまとめローンを組みたい人におすすめです。


    ただし、アルバイトやパートの方でも申し込みができますが、専業主婦や年金受給者といった仕事での収益がない人は審査に落ちる可能性が高いです。


    また返済方法は銀行振込の場合、四国銀行・楽天銀行株式会社PayPay銀行のネットバンキングからでなければ返済できず、利便性の悪いところがデメリットとなっています。


    既に、上記のネットバンキングを持っている人にはおすすめできるでしょう。



    中小の消費者金融って利用しても大丈夫なの?

    中小の消費者金融に対してあまり良いイメージを持っていない人もいますが、中小とはいえしっかり金融庁から許可を得て営業をしている真っ当な業者がほとんどです。


    例えば、闇金はこの許可がない状態で業務をしているので、金利が高いからという次元ではなく営業をしている時点でアウトになります。


    中小の消費者金融のメリットとしては、大手の審査に落ちて申し込みできるカードローンが少なくなった時でも、審査に通る可能性があることです。


    ただし、やはり条件やサービス面は大手よりは下がる傾向が強いので、最初から中小を選ぶという理由は特にありません。


    まずは大手の金融業者から利用できそうなおまとめローンを選び、審査落ちしたときに初めて中小の消費者金融をチェックするのがおすすめです。

    おまとめローンの利用前に!メリットやデメリットを知っておこう!

    このおまとめローンいいんじゃない?というものはあったでしょうか?


    おまとめローンは、大口の融資を長い年数掛けて返済しなくてはならないので、安易に選ぶのは怖いですよね。


    そこで、おまとめローンをより知っておくために、メリット・デメリットも併せて理解しておきましょう。


    おまとめローンのメリット

    おまとめローンをすることで得られるメリットは、大きく分けて3つです。


    毎月の返済日が1回になる!


    ゼニエモンが実際におまとめローンを利用して、一番大きなメリットだと感じたのがこれです。


    毎月ATMから現金を引き出して何社も入金するのは本当に面倒ですし、明細書を見て思ったよりも元本が減っていないと、気持ちも滅入ってしまいます。


    また、1回の手数料は少なくても、長く続けていると馬鹿にならない金額です。


    例えば消費者金融の場合、1万円以上の返済1回に220円ほどかかるので、3社から借り入れていると仮定すると、1ヶ月で660円も掛かります。


    これが緩和されるだけでも、精神的には随分と楽です。


    おまとめローンの場合は、銀行でも消費者金融でも基本、口座振替で返済なのでこの一連の手間がなくなります。


    必ず金利が低金利化する、もしくは最低の金利に合わせられる


    ゼニエモンがおまとめローンを利用した際は、こういった状況でした。
    A社:50万円借入、金利年18.0%
    B社:50万円借入、金利年10.0%
    C社:50万円借入、金利年14.5%


    また、借入は契約時に50万円以上の枠が作れなかったため、3社とも借入限度額のMAXまで借入をしていました。


    この時に150万円分のおまとめで申込をし、結果的に一番低金利だったB社の金利10.0%が適用されました。


    おまとめローンを利用すると、現状で最も低い金利に統一される、もしくは現状よりも低い金利が適用されるので、結果的に利用することで返済自体が確実に楽になります。


    毎月の返済額が下がり月々の生活が楽になる!

    おまとめローンは普通のカードローンと異なり、最初に返済プランを立てた上で返済をしていきます。


    その一例として、3社のおまとめローンの返済プランを見ていきましょう。


    各業者ごとのおまとめローンの最低返済額

    業者名 100万円の月返済額 200万円の月返済額 300万円の月返済額
    プロミス「おまとめローン」5年完済 23,000円 45,000円 67,000円
    アイフル「おまとめMAX」3年完済 35,000円 70,000円 104,000円

    ※プロミスは12.0%の金利で5年完済、アイフルは3年完済で算出しています。
    ※各社、最長で120回払い(10年))での返済プランも取り扱っています。


    あくまでこれは一例で、業者によっては10年以上のプランもあるので、期間を長くすればするほど月々の返済額は減っていきます。


    その代わり、返済期間を長くすると金利の支払いも増えるので、返済総額は高くなる点に注意が必要です。

    • 返済額が少ないほど負担は減るが、長く返済する必要がある
    • 返済額が多いと返済はキツくなるが、返済期間は短く済む

    おまとめローンを利用すると、今よりも毎月の生活を楽にする事ができますが、返済総額は今よりも高くなってしまう可能性があることを意識しておきましょう。


    逆に、自身が選択した業者の元金だけ返済する任意整理や借金全体を大幅に圧縮させる個人再生の方が、早く借金を解決出来るということもあるので、こちらを視野に入れてみるのも選択肢の1つです。


    特に、返済に10年以上かかる場合は、おまとめローンよりも債務整理を検討しましょう。


    では、次にデメリットとなる部分について説明していきます。


    おまとめローンのデメリット

    次に、おまとめローンを利用することのデメリットについて解説します。


    こちらは気持ち的な部分もありますが、利用前に理解しておくかおかないかで大きく差が出るので、メリット以上に理解しておきましょう。


    最初の1年間は元金が減りにくい

    金利が低くなることに加え、毎月の支払い額も減るため、なんとなく元金そのものが減ったような錯覚を覚えますが、もちろんそんなことはありません。


    逆におまとめローンを利用しても、1年くらいはほとんど元金が減らないのです。


    どういうことか、ゼニエモンが身を持って体験した事を例にあげてみます。


    ゼニエモンは、2013年に200万円の借金を金利10%で借り換えて、毎月の返済額が2万円になりました。


    最初に借りていたところは金利が18%だったので実質8%も下がり、ものすごく返済が楽になった感覚を得ていましたが、それでも他のローンと比べると低金利とは言い切れません。


    その上、返済額が減ったのは低金利になったからだと勘違いしており、返済額の半分以上が元金に充てられていると錯覚していました。


    明細書をほとんど見ることもなく1年ほど返済を続けた後に、元金を見て驚愕しました。


    1年目で、合計で24万円ほど返済をしていながら、元金が4万3千円しか減っていませんでした


    20万円返済したのに、元金が4万3千円しか減らないってどういう事じゃ!何かの間違いじゃないのかと焦り、返済意欲が大きく下がり、もう一生返済できないんじゃないかと考えるほど不安になりました。


    これだけ元金が減らなかった理由は、ローンというものは最初の3年くらいまで元金に充てられる割合が少ない仕組みになっているからです。


    ちょっと説明しづらいので、図解してみました。以下の図を見てください。


    おまとめローンの返済額の中の金利分と元金分の内訳の年数別の比較表


    このように、返済額のうちの元金に充てられる割合は、どんどん増えていくのがわかると思います。


    10%のおまとめローンに借り換えたとしても、決してそれは低い金利と考えるのは禁物で、10%であっても非常に高金利です。


    おまとめローンを利用する際は、返済プランを契約前にしっかりと確認し、ブレず根気がいる返済を行っていかなくてはなりません。


    おまとめの対象となったカードローンを再度借りてしまうことも

    これは、おまとめローンの利用に対し最も責任とリスクを負う問題点となる項目なので心して聞いてください。


    おまとめローンを利用して借金を1本化した後に、おまとめの対象となった業者への負債は一旦0円になり、完済した状態になります。


    その時、契約は解除せずそのままにしておく人がほとんどです。


    おまとめローンの後でも再度、おまとめローンの対象となった業者へは融資を受ける事が出来る


    つまり、おまとめをして負債が0円になったということは、また限度額まで融資を受けれる環境にあるということです。


    多重債務者となり返済不能となる人は、ここで再度借り入れしてしまうケースが多く、結局自己破産せざるを得ない状況になることもあります。


    真剣に完済したいからおまとめローンに借換えをしたのに、結局契約が生きている業者から融資を受けてしまいそうな人は、完済した際に必ず契約を解除しておきましょう。


    おまとめローンに関して、このページで伝えたいことのまとめ

    長くなりましたが、最後にこのページで伝えたいことをまとめました。


    重要なポイントは以下の通りです。

    • おまとめローンは、主に銀行と大手消費者金融が取り扱いをしている
    • 低金利でおまとめローンを利用したい場合、銀行のフリーローンを使うのがおすすめ!
    • 審査に自信がない人は、消費者金融のおまとめローンの利用も検討する
    • おまとめローンは、金利は高いが今よりも返済が必ず楽になる
    • 返済プランを短くすると、毎月の返済額がおまとめ前よりも高くなる事もある!
    • 返済プランを長くすると、毎月の返済額は低くなるが返済総額が高くなる事もある!

    最も金利が低くなる可能性が高いのは、上記で紹介している地銀の取り扱うフリーローンでへ借換えを行う事です。


    ただし地銀の審査はかなり厳しく、申し込み条件もしっかり決まっているところが多いので、難しい場合は消費者金融のおまとめローンの検討も視野に入れなければなりません。


    消費者金融のおまとめローンは、12.0%〜15.0%程度での契約となることが多いですが、必ずおまとめ前よりも利用者に利益のある契約にしなくてはならないので、確実に状況は改善されます。


    返済プランも長期のものを組めるので月々の返済を少なくできますが、長くしすぎてしまうと今度は返済総額がおまとめ前よりも増えてしまう可能性があるので注意です。


    ゼニエモンも身を持って体験しましたが、借金の為の借金の返済は想像以上に苦しいです。


    何度も、なんでこんなに苦しまんとならんのやと思いました。


    月々の返済を楽する事だけを目的にしてしまうと、利息が元金の2倍近くになっていることもあるので、まずは完済までの期間と返済総額を把握して無理なく支払える金額を設定しましょう。


    ただ、おまとめローンは現在の状況よりも有利な借換えになることは間違いないので、現在すでに返済が苦しい人はこの機会におまとめローンを利用する事をおすすめします。


    もしこのページを読まれた方で、自分はこういったおまとめローンを利用したけど有益だった、審査が通った、などのご意見やおすすめのおまとめローンなどありましたら、他の閲覧者の方の有益な情報になりますので是非投稿頂けますと幸いです。


    1件のコメントがあります

    みぃさ24

    実体験からの内容で勉強になります。

    現在、@七十七銀行スマートネクストから8/10万円(10万円借りて2万円返して、今は8万円借りてる)(利子は七十七銀行スマートネクストの中で最高の利子で、月5000円返済)
    A楽天カードのカードショッピングローンが17万円(分割払いには出来るが、分割に出来る期限が過ぎてしまい、過去分はもう、分割に出来ない)B楽天カードの、コンビニATMやスマホアプリでのキャッシングが37万円有ります。(分割払いに出来ない)
    楽天カードのキャッシングは、一回払いかリボ払いかなので、リボ払い生活が厳しいので、おまとめローンを検討しています。
    楽天カードを滞納してしまったことが有ったのと、仕事を変えたばかりなのとで、銀行系は難しいと思います。
    七十七銀行スマートネクストの増額も難しいと思います。
    七十七銀行銀行スマートネクストは、借りた総額に対して利子が付くので、利子が高い消費者金融よりも減りにくいみたいですが、
    消費者金融のおまとめローンで、七十七銀行銀行スマートネクストよりも早く完済出来そうなものは有りますか?(出来れば保証人とか、自分以外の人の名前を書かなくて済むもので) 

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